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ブハリ日記(ブハリとは末の嫁)の意味

2010/10/31 (日)
営業開始296日目 宿泊のお客さん

 朝5時に起きて妙法寺のお客さんの朝ごはんを作る。6時半に朝食を出す。今日は全部食べてもらった。ごはんはおかわりも頼まれた。7時前、山の上のお寺からお坊さんや信徒の方々が車でやってきた。うちに泊まっていたお客さんの荷物を車に載せる。その作業にけっこう時間がかかって、しばらくいろいろな方と話をする。総勢20人くらいいらしただろうか。車に乗るまで、うちの「洗面所の栓のゆるいのを直したほうがいい」とか言ってくださった。「いろいろ言っちゃってごめんなさいね。でも、昨日のおにぎりは本当に美味しかった」とも。1人のお坊さんは私の本を買ってくださった。「ほかの人に紹介しておきます」とかも。7時半にルンビニに向けて出発。車の中からずっと手を振ってくれた。
 甥っ子が空いた部屋の掃除などをやってくれた。今日は曇っていて、布団が干せなかった。
 午後、JICAのお客さんが到着。若い女性4人だった。ヒマラヤが見えていないのを心配していた。「部屋がきれい」とか言っていただく。そお、こういう若い女性に喜んでもらうセンスには自信があるんだけどな。
 昨日仕事を探しに来た男の子は結局来なかったが、わざわざ電話をかけてきた。「他で仕事が見つかりました」とのことだった。しっかりした子だったんだな。惜しかったかな?まあ縁があればまた会えるだろう。
 近所で、日本人の奥さんがいて今ホテルを建築中のタパさんが、うちの部屋を見に来た。日本語のできるネパールの人も何人かいるが、日本人と結婚している人の日本語は品が良く感じる。オーバーステイしてた人とかは「おれはさあ」とかラフな日本語で、ネパール語で喋ると全然優しかったりする。
2010/10/30 (土)
営業開始295日目 宿泊のお客さん

 朝6時に妙法寺の方々が法要に出掛けられるので、その前におにぎりを作る。夕べ米を失敗したので、ぜひとも挽回すべく、炊きなおした。クリシュナが米をカップにきっちり、水の量も丁寧に測る。クリシュナはこういう正確性には長けている。前の晩遅くに炊き、朝5時におにぎりにした。6時に迎えの車が来て、おにぎりを持って出発された。
 私は7時に日本語学校に向かう。今日はたまたま持っていた白地図をコピーして、それに都道府県名を漢字で書いてもらうことにした。男の子はこういう作業は早い。みないつもより集中していた。
 妙法寺の方々は夕方に戻られた。「今日は招待されたので、晩御飯は外で食べてきます」とのこと。昨日の失敗があるから、やむをえない。気を遣って言ってくださった。でも、「今日は、おにぎりおいしかった! 言ったとおりに作り直したの?」と言ってもらった。がんばって作り直してよかった。ホッとした。
そして夜、お話をする機会をお客さんの方からいただいた。ポカラのホテル業の大大大先輩でもある。いろいろな話を聞く。ひげをそりたくても、洗面所に何もない等、不備な点をいろいろ指摘いただいた。「せっかくこれだけの建物を造って、始めたんだから」と。日本で流通の仕事をなさっていたそうで、食材はこういうものを使うべき、米はタイから入るコシヒカリがいい、お茶はダージリンの稀少品を、部屋代は「20ドルはとってもいいんじゃないか。利益があった方がいいじゃない。あんまり安いとお客さんが恐縮しちゃう」、「自分で動いて、日本の学校件関係者などをお客さんに連れてくるといい」「料理が美味しい店のテクニックを盗んで」などと・・・。
 私が考えていたより、はるかに大きな仕事だったかもしれない。がんばれば想像以上のビジネスにもなりうる。今回を機に、仕事の見直しを図ろう。
 仕事が欲しい、という17歳の男の子が来た。顔もかわいくて、こちらの話もちゃんと聞く、頭の良さそうな子だった。迷ったが、どこの人だかわからないので、住み込みで急に雇うのは難しい。とりあえずごはんを出して、明日まで他に仕事が見つからなければ「朝の9時に来て」と言って返した。
2010/10/29 (金)
営業開始294日目 宿泊のお客さん 食事で失敗、、、

 朝4時に起床。お客さんをサランコットに見送る。
 もう1回寝なおして6時に起きお客さんの朝ごはんを作る。「朝ごはん美味しい」と言ってもらった。3人はきょうだいとのことだったが、すごく仲良さそうで友達同士かと思った。
 夕飯。お客さんたちからオーダーをいただく。朝ごはん美味しい、と他のお客さんに言ってもらい、ちょっと調子に乗ったのがいけなかった――。最初に出した枝豆が失敗だった。見た目が土色だったこともあり、「これは食べられない」と言われてしまった。米も水が多すぎて柔らかすぎた。最初のがダメだったので、次々とダメだしが出て、肉じゃがでちょっと挽回した。でも、わざわざ米のたき方を教えに来てくれた。いろいろ言ってくださったが、それなりに気も遣っていただいた。ちょっとへこんだ長い1日だった。
2010/10/28 (木)
営業開始293日目 宿泊のお客さん

 朝6時頃起きて客室の部屋の掃除の続きなどをやる。午前中にJICAの方が来る。女性2人、男性1人で1階の部屋に入ってもらう。間もなく観光に出掛けられた。
 午後1時過ぎ、妙法寺のご一行がいらっしゃった。男性の方2人、女性の方2人、ご夫婦やお坊さんお2人がいた。昼食に出掛けられ、夕方戻られる。晩御飯のオーダーをされる。意外にもダルバートを頼まれた。
 明日は全室のお客さんが朝5時出発でサランコットに行かれる。みなさん早めに就寝された。
2010/10/27 (水)
営業開始292日目 掃除

 明日の満室のお客さんに備え、掃除やベッドの移動などをする。これまで怠け者だと思っていた甥っ子がよく働いてくれる。
 客室を用意し、自分が寝る部屋がなくなったので、3階のレストランの木の床で寝袋で寝る。月が明るかった。
2010/10/26 (火)
営業開始291日目 朝ごはんを作る

 朝6時頃起きてお客さんの朝ごはんを作る。ヒマラヤがキラキラ輝いて絶景だ。日中は最高気温28度くらいで暑いが、朝晩は気温が下がってきた。
 ご飯のあと、お客さんらは「山岳博物館」にタクシーで行く。午後になって戻られた。私の本を2冊、それにポカラ産のコーヒーも合計9個買っていただいた。一行は午後3時半頃空港に出発された。その後部屋の掃除にかかる。うちは部屋ごとにトイレットペーパーを置くようにしているのだが、気を遣って使わないで帰るお客さんもいる。今回のお客さんたちはトイレットペーパーを使わず、しかもほとんど使っていないような高級そうなトイレットペーパーをわざわざ残して行ってくださった。5月に訪ねてくださったときにうちは休館中という無礼をしたにも関わらず。。。これには頭が下がった。
2010/10/25 (月)
営業開始290日目 買い物 宿泊のお客さん

午前中に買い物に出掛ける。日本人の団体さんのための食材などの買い出しだ。スーパーでまずはバター、食器、トイレットペーパーなどを買う。次に露天の八百屋でさといも、野菜市場で「ラジュマ(豆)」と豆腐を買う。豆腐はカトマンズで作ったのをこっちに持ってきて売っている。鮮度に保証がないのでお客さんには出さない。生でも食べない。
 クリシュナと甥っ子は客室の掃除をする。
 夕方6時頃昨日ブトワルに出掛けたお客さんが戻っていらした。そのお客さんとは、今年の初めの頃に、「桃太郎」でうちの本を買って、「今度泊めてもらいに来ます」と言ってくださった方だった。その後、実際にうちに来てくれたそうだが、私たちはそのとき日本に行っていて休館中だった。何て申し分けないことをしてしまったのだろう! そんな失礼をしたにも関わらず、また来てくださるなんて。本当にここに来る日本人の方は善い方が多い。勉強になる。
 その方のお姉さんはポカラの大学で、「Japan Nepal Female Education Association」という名のNPOさくら寮という名で、村の女の子を教員にするという活動をしているのだそうだ。そこを経て村に帰った女性たちのアフターフォローで今回はブトワルに行ってきたのだそうだ。次回はもっと詳しく活動を聞いてみたい。とても関心がある。そういう大きな目的のある仕事をしている方が、わざわざうちを利用してくださる。お金ではない、やりがいがある、ここにはそんな仕事が待っているのかもしれない。
2010/10/24 (日)
営業開始289日目 洗濯

 朝8時頃、明日泊まりに来る予定のお客さんが荷物を置きに来る。日本語が上手で旧知のクリシュナさんが連れてきてくれたお客さんだ。荷物だけ置くと、彼らはすぐにブトワルに出発した。
 お客さんから預かった洗濯物を洗う。洗濯機も壊れた。脱水ができない。これもか。。日本の洗濯機なんて20年くらい壊れないんじゃないかな? 安いなら仕方ない。でも、高いんだもの、日本の物より。
 お昼ごろ、ゲートの外から「日本人ですか?」と尋ねられた。長期滞在できる部屋を探している日本人の方だった。1泊10ドルくらいのところが良い、と言う。うちもそう安くするわけにも行かず、迷った。が、下の部屋で1ヶ月滞在なら10ドルでも、という話になった。
 夜、仕事が終わって、パンなどを買いに行く。いろんな人に話しかけられる。「ジャーマンベーカリー」のパンを売る男の子に日本語を教えた。ちょっと気分転換になる。
2010/10/23 (土)
営業開始288日目 日本語教室 寝具の裁縫

 朝8時から日本語教室に行く。ほぼ1か月ぶり。「手紙を書く」という項目をやるうち、そもそも日本の住所、地名を彼らは知らないのでは、と思い、地図を描き、日本の都道府県をすべて漢字で書くことにした。ただ、良い地図がなく、手書きではなかなかすべての県をわかりやすく描けない。子どもたちはまじめに書き写そうとしてくれたのに、かえって子どもたちを混乱させてしまった。白地図とか色鉛筆とかトレーシングペーパーとか、ここでは簡単には出てこないし。来週までにもっとわかりやすい地図を用意しておこう。
 布団カバーを縫う。夜10時までかかった。はっきり言って最後の方は端折った。纏り縫いは今度時間があるときにしよう。まっすぐにも縫えていないだろう。
 日本語が上手で、ガイドなどもしているクリシュナさんから部屋の予約をもらった。明後日2部屋という。うちは部屋代がそう高くないので、紹介料が出ないため旅行会社やガイドさんから紹介をしてもらえることはない。気持ち程度は払うけど、それでは彼らのビジネスにはならない。にも関わらず、クリシュナさんだけは何度かうちにお客さんを紹介してくれている。ありがたいことと思う。
 知人から日本のだしとか箸とかのお土産をもらってしまった。お金や物のない、ここで何をお返しできるだろう。
2010/10/22 (金)
営業開始287日目 寝具の裁縫

 朝ごはんを済ませて、昨日の続きの縫い物をする。今日は布団カバーを縫う。夜9時までかかった。
 アメリカからポカラ好きの友人が今回もやって来た。最近のフライトで地球を3回半周ったという。時差ぼけで眠い眠い、と言いつつも、パワフルで明るい。今日はダサイン最後の日で、額に赤いティカをもらっていた。
 夕方になって雷雨があった。作業が終わるのが遅くなったので、夜ごはんは「マンマミーヤ」からピザをテイクアウトした。
2010/10/21 (木)
営業開始286日目 洗濯 寝具の裁縫 

洗濯などを済ませたのち、縫い物に取り掛かった。今度満室になるときの補充でベッドカバーや枕カバーを作るのだ。布はちょっと前に買ってあったが、そのあとダサインに入ってしまったので、縫製は頼まなかった。頼んでもいつできあがるか、わからない。頼んでやきもちして待った挙句、間に合わないというのが怖くて、簡単にでも自分で縫うことにした。袋状に縫うことくらい、なんとかできるだろう――。
 裁縫はダンスを習っていたときの舞台衣装を作って以来、しかもミシンはない。
 裁断から始めてけっこう時間がかかった。枕カバー8枚で夜までかかった。布団カバーの布の裁断はクリシュナと甥っ子に任せた。彼らは夜中まで四苦八苦していた。こういうことに時間がかかるんだよなぁ。。。
2010/10/20 (水)
営業開始285日目 掃除 洗濯 アイロンかけ

 朝5時半頃ネパール人のお客さんが出発。マイカーでカトマンズまで帰って行った。いまいち車の運転が初心者ぽかった。車を買ってポカラまで初めてのドライブを楽しんできたのかな? 帰途無事でありますように。
 女性2人のお客さんも7時前に出発。今日はヒマラヤが格別にきれいだった。前回は見れなかった山を今回見てもらえてよかった。屋上で写真を撮って帰られた。
 あとは空いた客室の掃除と洗濯、アイロンかけで1日が終わる。
 クリシュナとバンジャ(甥っ子)は備品を買いに街に出かけた。
 仕事がいっぱいあって、今日も忙しかった。
 バンジャは思ってたよりも、ずっとよく働いてくれて助かっている。
 日本語の本の原稿まで手が回らないよぉ;;
2010/10/19 (火)
営業開始284日目 宿泊のお客さん

 朝5時半頃からネパール人のお客さんは起きていて、子どもたちが大騒ぎ。「子どもがお腹が空いたので野菜とご飯をください」というので、それを出す。スリッパを部屋に持ち込んでしまっていたので、それを取り出しつつ、本当に失礼でいけないことだと思うが、部屋をちょっと見回す。木の床に水が落ちてないか、白いタオルに、落ちない汚れがついてないか。敷布団がちょっと濡れていたので、それを干しつつ、部屋の掃除と食器の片づけをした。でも、ネパールの人を泊めたら部屋がダメになる、という話とは違いきれいに使ってくれていた。
ほぼ1日外出していて、夕方戻られた。クリシュナが流し台のホースのところをちょっとセメントでなおしたため、キッチンが使えず、お客さんにいつもの中華料理店をおすすめした。料理を持ち帰りし、部屋で食べていた。家族4人、テレビを見つつ夕飯。幸せそうでいいな、と思った。「明日朝早く発つので、今のうちに精算を」ということで、会計する。約2600ルピー。「泊めて大丈夫だろうか?」とちょっと思ったのが申し訳なかった。
他のお客さんも昼から出掛けて、食事も外でして戻られた。
2010/10/18 (月)
営業開始284日目 宿泊のお客さん

 朝起きてごはんを食べたあと、まだ乾いていない洗濯物を干したり、部屋の掃除などをする。
 私が台所にいる間に、クリシュナが階下でやりとりし、ネパール人のお客さんが来ることになったという。これまでネパール人の宿泊客は来たことがない。ネパール人同士のカップルが何度か部屋を探しに来たことはあったが、カップルは泊めてはいけない決まりがあって、うちもこれまでは断ってきた。カップルと言っても、まだ高校生くらいの少年が集団で女の子を連れてきたり、明らかに夫婦ではない男女が来るからだ。ただ、今回は父、母、2人の小さな子どもの家族で、危険な感じではないため、クリシュナも泊めることにしたらしい。それでも、他のホテルの人が言うには「ネパール人を泊めたら部屋の使い方がわからないので大変なことになる」と言う。洋式トイレの使い方がわからず、便器の上に座ってしまい、便器は壊れるわ、人は怪我するわ、という話を聞いたことがある。またお金を払わない人がいた話も聞いた。
お客さんは金額を聞いて納得し、3泊位するかも、ということで泊まることになった。自家用車やノートパソコンを持っている明らかにお金持ちのバウンだった。クリシュナから木の床をぬらさないようにとか、注意事項を言う。間もなく車でいったん出かけて行き、夕方戻ってきた。野菜ダルバート、モモ、オムレツなどのオーダーが入る。飲み物は自分で買ってきて部屋で食べていた。夜は9時頃寝ていた。
トレッキングに行っていたお客さんたちが帰ってくる。元気で戻ってきていただいてホッとする。
ネパール人のお客さんの料理はクリシュナと甥っ子にまかせた。外国人に出すダルバートやモモよりずいぶん塩辛くなった。
2010/10/17 (日)
営業開始283日目 ダサイン ウエイターのバイト

 今日はネパールのヒンドゥー教の大祭「ダサイン」の日。みな故郷に帰り家族に会い、ティカ(色粉)を授かり、ヤギ肉などのごちそうを食べる。私たちもクリシュナのババ(父)の家に行く。朝慌てたためにタクシーで1000ルピーで行くことになった。10時35分がティカをつける時間だった。それに間に合わせるために1000ルピーも払ってタクシーで行くことになった。家の入り口に赤いティカをつける。次にババがクリシュナ、私、甥っ子の順番でティカを授けていく。「病気をしませんように」「良いことがありますように」「やりたい仕事がうまく行くように」などと、祈りながら額にティカをつけてくれる。とうもろこしの芽が出たのや花もつけてくれる。私も甥っ子にティカを授けた。年長者が年少者に授ける。クリシュナのうちはネパールには珍しい核家族で、ババもあまり古いことにこだわらないタイプらしく、かなり簡易的に儀式が終了する。アマ(母)がすでに亡くなっているので、ヤギ肉とダルバートは甥っ子が作る。ヤギ肉は私などはあまり食べられないので遠慮し、お姉さん家族も今回は来なかったので、少なめで2.5キロ買ったそうだ。
 クリシュナが今夜もマンマミーヤでバイトだったので、3時頃ババの家を出る。いつでもダサインの日はバスが混むらしいが、それほどでもなかった。最近はヒンドゥー教以外の民族がダサインをやらないことがあり、その影響でバスもラッシュは少なくなったという。乗っているお客さんみな額に真っ赤にティカ、耳や髪にとうもろこしの草や花をつけている。1人つけていないと、やっぱりちょっと淋しいものかな、と思う。
 16時頃レイクサイドに戻ってきた。バスを降りると同時にすごい集中豪雨になった。ダサインの日に雨が降るというのは、かなりな異常気象らしい。クリシュナも生まれてこのかた、ダサインの日に雨が降ったことは一度もないと言う。道が川になるほどの大雨で、店に入って雨宿りした。
少し小雨になって、クリシュナはマンマミーヤに出掛けて、23時頃帰ってきた。すごい眠かったので、ちょっとビールを飲んで寝た。
2010/10/17 (Sun)
営業開始282日目 ウエイターのバイト

 朝5時にお客さんがサランコットに出掛ける。その後チェックアウト。
 明日はダサインのティカをつける日。甥っ子はその準備のためババ(クリシュナの父)の家に出掛けて行く。
 私はアイロンかけ、掃除などをする。
 クリシュナは「もうダサインだから今日は仕事はしないで、美味しい料理を食べたい!」と言って、イタリアンレストラン「マンマミーヤ」にピザを買いに行く。マンマミーヤは「地球の歩き方」にも紹介されたイタリアンレストランで、クリシュナはここでレストラン業のおもしろさを覚えた。そこでおもしろいことが起こった。クリシュナがそこにピザを持ち帰りするために訪ねたら、女将さんであるディディ(おねえさん)に「今日は団体が入っているのに、ダサインでスタッフが帰っちゃって3人足らないのよ。クリシュナ働けない?」と言われ、急遽そこでウエイターを今日明日やることになった。今日明日は宿泊の予約はない。ディディはすごいテンパッちゃってて、店の外で中を見てるネパール人の男の子がいるのを見ると慌てて、他のスタッフに「ほら、あの子たち仕事を探しに来てるのかもしれないから、誰か早く話を聞きに行って、行って!早く早く!」。そこまでの状況を見かねて手伝うことにしたらしい。夜10時まで働いてピザはただでもらって帰ってきた。「ゲストハウスを経営しながらウエイターのバイトをしてるって他にいないんじゃない?」、クリシュナと笑った。
2010/10/15 (金)
営業開始281日目 宿泊のお客さん 3部屋がチェックアウト

 朝5時に出掛けるかも? と言っていたお客さんがいたので、その頃起きる。でも、朝は雨だったので、みな起きてこなかった。お客さんの朝ごはんを作る。「みそしるがおいしいー」と言ってもらった。その後、チェックアウト。ネパールは初めて、というお客さんは「ポカラは良いところねえー」と3階の大きな窓からヒマラヤを眺めながら仰った。
 昨日夜チェックインしたお客さんもチェックアウト。「気持ちが良かったんで、ずーっと寝ちゃいました」。
 チェコのミランさん、カテリーナさんは朝ごはんを食べてチェックアウト。自分の家のようにくつろいでくれていた彼らが帰るのは寂しかった。日本人のお客さんとはまた会うチャンスを得やすいだろうけど、チェコと言われるとちょっと遠い気がする。クリシュナは「僕たちが彼らのゲストハウスに行けばいいんだよ」と言った。
 3部屋が空き、急いで洗濯や掃除をする。甥っ子が掃除を手伝ってくれて助かった。アイロンかけなど仕事がいっぱいあった。
 今夜も宿泊のお客さんはお腹の調子が悪いと言う。夜9時半頃、クリシュナと一緒に薬局に薬を買いに行った。常備薬を置いておいたほうがいいだろうか?
 畑のからし菜に虫がついてしまった! ショック。。何がいけなかったんだろう。。
2010/10/14 (木)
営業開始281日目 宿泊のお客さん タオルを買いに行く

 夕べ酔ってふらふら帰ってきたミランさんは2日酔いらしい。カテリーナさんが冷蔵庫の牛乳を取りに来たが、しばらく部屋から出てこなかった。「今日はビールはやめとくよ」と言って、ベーカリーとか野菜とかを食べていた。彼らも来年3月オープン予定でチェコにゲストハウスを造っていると言う。「ぜひ泊まりに来て」。行ってみたいなあ、チェコ!
明日出発ということで、夜精算をする。昨日のビールの本数がいまいち定かじゃなかったため、「まちがえて多く数えてたらどうしよう?」とその旨ことわり、クリシュナとドキドキしながら伝票を出す。「合計で何本にしてますか?」と聞かれたので「13本だと思うんですが・・」と答えると「14本だと思います。14本です」とミランさんが言った。ほんと善い人なんだな、と思った。
 7時頃トレッキングに出掛けたお客さんと入れ替わりで、3月にも来てくれたお客さんが到着。急いで布団を干して部屋を掃除する。リピーター、ありがたいなあ。今回は大阪の友達と一緒。夕飯にダルバートとモモをオーダーいただいた。
 午前中カトマンズにいるJICAの方から電話で今日の予約をいただく。夕方到着。他の方からうちのことを聞いていて、「一度泊まってみたいと思ってたんです」とのことだった。明日以降ゴルカなどに行ってみたいとのことだった。
 予約をいただいていたお客さんも到着。前回8月にも来てくれたJICAの方だ。今回はお風呂の部屋。2回目の方にはこちらも親しみがあり、勝手をわかってくれてるのがうれしい。
 予約がたてこんだので、急遽バスタオルを買いに行く。いまさらなんだけど。クリシュナが「ホテルのタオルは絶対に白!」と言うので、探すがレイクサイドでは見つからず、結局チプレドゥンガの大きな店に行く。カーテンやカーペットを買った店だ。でも、ここにして正解。270ルピーと安かったうえ、10%のディスカウント! 300くらい掛かるかと思ってたから、ここまで来て良かった。
 クリシュナが日本で一緒に働いたプリムさんが来てくれた。彼は日本に奥さんと子どもがいて、このダサイン休暇に帰ってきたそうだ。
2010/10/13 (水)
営業開始280日目 宿泊のお客さん

 チェコのミランさんカップルはよっぽどビールが好きらしく、昼ごろから飲んでいる。初めは3階のバルコニーで飲んでいたが、日差しが強くなると部屋に移動。私たちが他の仕事をしていると、自ら冷蔵庫に冷やしてあるビールを持っていって飲んでいた。奥さんのカテリーナさんも「ワンモア ビア オーケー?」とちょっと気恥ずかしそうに、顔をほんのり赤くさせてビールを取りに来た。なんてきれいで優しい笑顔の人だろう! いいなあーヨーロッパ人て、ゆったりしてるというか。あんまり気持ち良さそうに飲んでるので、なんだかこっちまで飲みたくなってくる。リラックスしてもらっているようで嬉しい。
 お客さんがリラックスしてくれてるのと裏腹に、クリシュナと私は相変わらずバタバタとやっている。クリシュナは慎重派で完璧主義的なところがあるらしく、お客さんを迎える準備が不完全だといってよく怒る。ネパールでも日本でも大型飲食店などで働いてきたので、マニュアルというかシステムができていて、そこで効率よく作業をし、サービスを厚くしたいらしい。確かに私は編集、広告業界で働いてきて、ちょっとはったり的にどんな仕事もやります、っていう方なので。そんなことで、この繁忙期に2人ではさすが無理だということで、手伝いに甥っ子を呼ぶことにした。少々怠け者の甥っ子だが、ここは親戚以外はあんまり信用しないというのと、またヒマなのは彼しかいない、ということでシバを呼んだ。「いつでもヒマだからすぐに来るよ」というクリシュナの言葉どおりすぐに来た。
2010/10/12 (火)
営業開始279日目 宿泊のお客さん

 Wさんの朝ごはんを用意する。ティモック(蒸しパン)をオーダーいただいたが、作り始めて粉が足らないかも、ということになり慌てた。作ってみると、ちゃんと3人分足りたが、バタバタして恥ずかしかった。そしてWさん夫妻、お母さんが出発。93歳のお母さんに「来年も絶対に来てくださいね」と言った。こっちこそ来年までがんばって続けていないと、と思う。2泊の宿泊だったが、ずいぶんいろいろと話をさせていただいた。「ディスカウントなんていらない。(ゲストハウスが)大きくなって欲しいから」と、温かい言葉をいただく。ほんと、お客さんに救われている。
 トレッキングに行っていたチェコのミランさん、カテリーナさんが帰ってきた。ちょっと疲れたみたいで、またトレッキングエリアは物価が高かったらしく、「ダルバートが450ルピーもするんだよ! 何も食べられなかったからやせたよ!」と言っていた。それから3階のバルコニーでビールを5,6本飲んだ。「ここのモモ(ぎょうざ)が食べたかったんだ」と言ってもらい、急いで作る。
 夕方にも宿泊のお客さんが来る。8月にも来ていただいた。とても嬉しいリピーターだ!この前は雨でヒマラヤを見られずに帰られた。今日は見えていたので、良かった。
2010/10/11 (月)
営業開始278日目 宿泊のお客さん

 朝9時頃ジョムソンに行っていたWさんご夫妻とお母さんが帰ってこられた。みなさんお元気そうだった。お母さんがヒマラヤにみとれて、そちらに気をとられ丸太に額をぶつけたとかで青くはれていた。でも、93歳のお母さんはとても元気で、ご自分の小学校の教師時代の話をいろいろ聞かせてくださった。いったん教師をやめたことがあり、大学生と一緒に再試験を受け、65歳で教員に戻ったとか! 「おばあちゃん先生」と呼ばれたという。「おばあちゃんの先生じゃやだね」と子どもに言った父兄がいたが、その児童に言ったという。「あなたのお母さんは正直な人なんだよ」と。どうすればこういう人になれるのかな。
 朝ごはん、夜ごはんを出す。相変わらずクリシュナとバタバタと準備する。
 また雷雨があった。ほんとにこんな時期に似合わない天候のようだ。
2010/10/10 (日)
営業開始277日目 買い物 航空券を買う

 午前中、日本寺妙法寺の御上人から電話があり、28日からの宿泊で人数が増えたと言う。が、もうこの日は満室。たったこの1日だけなんだけど。重なってしまうものなんだな。
 冷蔵庫が壊れたまま、直しに何度呼んでも来ない。GC電気に文句を言いに行くが、埒があかず。仕方ないのでもう1台ちょっと小型のを買うことにした。新しい大型スーパー「ゴシャリ」なども覗くが、チプレドゥンガの電気屋のほうが安かったので、そちらにした。インド製16000ルピー。ああ、また出費だ。。。
 布団やシーツ、カバーなどを買いに行く。ベッドの上に敷くマットも買う。その大きな荷物を持ってクリシュナがタクシーで帰る。
 私はスーパー「セールウェイズ」で茶碗などを買い帰る。茶碗はプラスチックのちょっと可愛い絵柄がプリントされた台湾とか中国製のが95ルピーだった。それで「ゴシャリ」に再び行ってそこで陶器の器を買うとそれは57ルピーだった。ネパールではプラスチックの方が倍近くも高いのだ。そおいうものなんだ。
 そのままレイクサイドに戻って、ジャビさんの旅行会社に行って1月の日本行きの航空券のお金を払う。トランジットのみなので、持っていた中国圓も両替する。税、手数料など込みで計53600ルピー(65000円くらい)、片道、中国南方航空。経由するGONJYAU?ってどこだろう? 調べる余裕もなく買った。日本で片道を買うよりかなり安い。助かった。しかし、これでほとんど貯金が底をついてしまった。まあ、定期に入れてる預金や日本にもちょっとはお金あるけど・・・・。でも、いい、もうこれ以上大きな出費もなし、あとは明日からの繁忙期にガンガン稼ぐのみ!
2010/10/9 (土)
営業開始276日目 買い物

 クリシュナが布団を買いに行く。私は「たべものや」に日本米を買いに行く。もうすぐダサイン祭。日本の年末みたいな感じで、祭り前に買い物をしておかないと、店も会社も休みに入ってしまう。ダサイン前はバーゲンセールがあるが、祭り期間は物を買おうとすると、値段が高くなることもある。ダサインの時期は同時に観光シーズンでもある。うちでさえけっこう予約が入っているから、今いろいろ買っておかないといけない。そんなこんなでバタバタとした。
 雨季が終わったはずなのに、朝、集中豪雨みたいな雨があった。そんな時間に雨がふるのも、この季節に雨が降るのも珍しい。気候が変わっているのかなあ?
2010/10/8 (金)
営業開始275日目 おにぎりを作る 掃除 洗濯

 朝5時前に起きてWさんたちのおにぎりを作る。夕べ激しい雷雨があったので、今朝はスカッと晴れてるかと思ったが、曇りだった。Wさんたちは6時にタクシーで空港に向かいジョムソンへトレッキングに行った。93歳のお母さんも一緒。「朝早くからご面倒かけました。ありがとうございました。お世話になりました」と何度も腰を折って言ってくださる。どうぞ元気で行ってきてくださいますように。
 客室の掃除や洗濯をする。朝8時過ぎには青空になっていた。アイロンかけもする。
 夕方ジャビさんの旅行会社に行き、日本行きの航空券を探してもらう。あまりお金がないので、片道で安いのを探す。「12月までに10ドルくらいの利子をつけて返金してくれればいいから往復券を買っておいたら? そのほうが安いですよ」と言ってくれたが、お金を借りるというのは嫌なので遠慮した。
2010/10/7 (木)
営業開始274日目 宿泊のお客さん

 朝からごはんも食べずに掃除。クリシュナとギャアギャア言い合いながら、バタバタと客室を準備する。昨日から泊まっているババが、思わず「ベッドを運べばいいか?」と仕事を手伝おうと言い出すほどの勢いだった。
 そして正午ごろ、Wさんご夫妻、Wさんのお母さんが到着。お母さんは93歳!!! すごいなあ!
 ご夫妻は買い物がてら表に食事に行き、お母さんはうちでごはんを食べることになった。白米と味噌汁、梅干、ふりかけ。ごはんを用意する間、お母さんと話をする。ヒマラヤが好きで、その後日本の山で亡くなられた息子さんの話、その息子さんが遺した山の写真集の話、お母さん自身が72歳で初めてネパールに来た話、生まれたときから丈夫なほうではなかったのに93歳の今もネパールに来られて感謝感謝・・・と、いろいろ話してくださった。
 夜はWさんご夫妻と遅くまで話す。ネパールに長く教育支援を続けるWさん。ネパールにもいろいろ問題がある。でも物ばかりが溢れて、すごく暮らしにくくなってしまった日本は今後どうなるんでしょうね、と。
 
 昨夜遅く、裏の方の家で人が亡くなったらしく、朝からドラを鳴らす音、ほら貝を吹く音、そして悲しい泣き声が聞こえてきた。日差しの強い日中、いつもより周辺が静かに思えた。お線香のにおいが漂ってきた。
2010/10/6 (水)
営業開始273日目 買い物

 夕方、クリシュナが雑貨屋に食器、ガス台などを買い揃えに行く。予算は1万ルピー。日本だったら100均で買えそうなものが、ここではその倍くらいの値段になる。しかも品薄。同じ柄の皿が1個ずつしかなかったりする。日本の100均が欲しい。
 夜急ぎでババがダルバートを作ることになったので、マサラ(香辛料)は粉状のインスタントのを買った。できあがった味はやっぱり、ダニア(パクチーの実)やジーラというハーブそのものを挽いて作ったマサラとまるで違う。風味がまるでない。以前、そんなことを知らなかったころは、こういう味のダルバートを店で食べても美味しい、と思ってたのだろうけど、1度石で挽くマサラを使うようになってしまうと、まるで別物に感じてしまう。日本のカレーやインド料理店のカレーともまた違った、油がねっとりしてなくて、もっと野菜それぞれの味が楽しめるもの。最近、朝ごはんは米と味噌汁にしてみようか、と考えたことがあったが、いや、やっぱりここで食べるならダルバートがいい。こんなに野菜が贅沢に食べられるのだから。
 日本語の本の仕事が進まない。どうしよ?
2010/10/5 (火)
営業開始272日目 掃除など

 チェコ人のミランさん、カテリーナさんは9時ころ出発でトレッキングに行く予定だったが、最初にミランさんが1人で出掛けて行き、12時まで戻ってこなかった。おそらくガイドなどの料金交渉などでもめていたのだろう。こんなに遅い時間になって大丈夫だろうか? 無理をするタイプの人たちじゃないから、心配ないだろうけど。ようやく戻ってきたときにはタクシーが一緒だったが、運転手が「こんなに待たされて!」と怒っていた。ミランさんは私たちには渋い表情をしてみせ、運転手には強気に話していた。奥さんのカテリーナさんが不安げな顔をしていた。1週間後くらいにうちに戻ってきてくれることになり、荷物を預かった。エンジョイして戻ってきてほしい。
 クリシュナと今後必要なものなどについて相談する。何を買うにもお金がかかるなあ。。
 1月に私はちょっと帰国することになり、航空運賃を調べる。友人で旅行会社をやっているジャビさんに聞くとシンガポール航空で片道税金等込みで795ドルと言う。手数料分、日本で買うより安いかもしれない。さて、どういうスケジュールで行ってくるか? 行ったなりに何か仕事をしてきたい気もするし、この宿をクリシュナ1人に任せていいのかな、という気もするし。
 完全に雨季は終わった! ヒマラヤが連日見えている。
2010/10/4 (月)
営業開始271日目 宿泊のお客さん

 チェコのお客さんは今日も泊まってくれることになった。朝ごはんにスクランブルエッグなどを出す。近くの店で食パンを自ら買ってきていた。午後2時頃戻ってくるので、モモとツナサラダのランチを頼めますか?と言われ、それから観光に出掛けて行った。モモは作るのに時間が掛かるので、クリシュナが焦りながら作る。
 約束どおり、お客さんは2時頃戻ってきた。モモは庭のほうれん草をたっぷり混ぜてできたて、サラダはツナに大根、トマト、きゅうりにたまねぎのスライス、かつおぶし、醤油をかけて和風でだす。「ベリー デリシャス」と言ってもらった。
 お客さんは明日から行くトレッキングのことを調べに出掛けて行き、夜9時ころ戻ってきた。また食パンを食べながら、ガイドブックを見て相談していた。この手の食パンはクリシュナに言わせるとお腹を壊すことがあり、本当はもっと評判の良いベーカリーを勧めたかった。が、確実にそのベーカリーが営業していて、すぐに買えるとも言えず、用意できなかった。欧米人対応も考えないとな。。
2010/10/3 (日)
営業開始270日目 日本語の本 宿泊のお客さん3か国目!

 日本語の本の原稿チェックなどをして午前中を過ごす。午後、その作業などに没頭していると、不意にゲートが開く音がした。欧米人のカップルが部屋を見に来たのだった。欧米人はクリシュナ担当なので、すぐに呼んで対応してもらう。体はすごい大きいが若そうなカップルで、安宿を探していて見に来ただけで帰るのかなあ、と思っていた。やりとりはクリシュナに任せていたら、意外にも泊まることになった。ただ、「そんなに安くはないので、一晩泊まってみて明日は考える」ということになった。今日もまた油断していたので、私はパソコンの作業に没頭していたし、クリシュナはジャージ姿だった。
 宿泊のお客さんでは、日本以外の2国目のお客さん! 1国目はロシア、今回もへえーっていう国だった。クイズにしたら、日本人はまず当たらないような気がする。なんとチェコ。とっても気の良い方たちで、自分たちも国で自宅の一部をゲストハウスにしているのだと言う。「インドから周ってきたけど、こんなデザインのところはなかったわ」と彼女も言ってくれた。彫刻ドアもビューティフル! 部屋も、ヒマラヤの見えるレストランも気に入ったと言ってくれた。それから食事の注文が入り、ビール、カレー、チャーハン、梅干の入ったおにぎりまできれいに食べてくれた。すごい食べっぷり、飲みっぷりの良いカップルだった。夜もチャーハンや玉子焼きなどのオーダーをいただき、ビールは計7本。運の悪いことに冷蔵庫の調子が悪いので、冷えたビールを近所の店に買いに走ることになった。野菜も何度も買いに行った。でもお客さんがエンジョイしてくれてるようなので、それがやりがいになる。
2010/10/2 (土)
営業開始269日目 日本語の本

 日本語の本の原稿チェックをする。なんとか年内に本を出せればいい。無理ならなんとか校了まで! 1月にちょっと日本に帰る予定があるので、その前にやっておけると、気分よく日本で休みを楽しめるかなあ、と。ああ、その前に旅費の捻出も頭が痛い。。。
 JICAの幼児教育の方がいらっしゃった。以前翻訳した絵本のコピーを見せてくれたのと、日本から和菓子を持ってきてくださった。保育所を見学した際の写真のコピーをCDに入れて渡した。
 季節の変わり目で風邪が流行っていて、私も、また周りでもゴホゴホゴホゴホやっている。
2010/10/1 (金)
営業開始268日目 買い物 日本語の本

 午前中にメールのチェックなどを済ませ、午後からマヘンドラプルに買い物に行く。
 ハンガーはインド人の露天で買う。12個で120ルピーというのを100ルピーに値切った。
 酢やバターなどはスーパー「セールウェイズ」で買う。野菜を少しと、プリティビチョークでほうれんそうの種も買う。最近は野菜が高い。2年前に1キロ20ルピーだったものでも、今はその倍以上。雨が多いせいか? ここ数日は庭の畑にできたからし菜をおかずにしているが、そお、畑をやるとお金をかなり節約できる。しかも新鮮で美味しい。
 家に帰って日本語の本の原稿チェックをする。
 最近は雨が少なく、日中はだいたい晴れている。雨が多かった真夏より、今の方が日照時間が長くて暑い。新聞の天気情報によれば最高気温30度、最低気温20度。夜吹く風がちょっと秋かな。
2010/9/30 (木)
営業開始267日目 日本語の本

 ゴミの収集が来る。最近は頻繁に来る。燃えるゴミと燃えないゴミも分かれるようになった。とても嬉しい。
 日本語の本の原稿チェックを集中的にやった。でも、デザインまで考えるとなると、なかなか終わんないなあ。庭のテーブルで作業をした。周りには緑が溢れている。丘の森林も緑濃い。やはりポカラは良いところだなあ、と改めて思う。
2010/9/29 (水)
営業開始266日目 宿泊の打ち合わせ 日本語の本

 朝7時頃クリシュナはババ(父)と出掛けて行く。村の役所で身分証明書の新しいのが発行されるとかで、その手続きに行った。すぐ帰ってくる、と言ったが、夜7時過ぎに電話が来て、「ババの家の屋根が壊れたのを直すことになった」と、結局クリシュナはババのうちに泊まることになった。そんなことはあの暇な甥っ子にでもやってもらえばいいのに、とか、相変わらずこのひとたちは仕事を何だと思ってんだろ? とか、もっと時間を大切にしろよ、とか、あんなに戸締りに用心するくせに私を1人にするのは平気なのか、とか、いろいろ思うが・・・。いつかわからせてやるっ!
 でも、たまには1人も気楽でいい。ここんとこ、親戚が立て続けに泊まりに来てたから、余計そう思う。
 日本寺の御上人が10月の宿泊の予定について、詳細を説明に来てくれた。ずいぶん偉い方も泊まっていただくようだ。いいのかな、うちで。仕事の緊張感が沸きあがってきて嬉しい。
 日本語の本の原稿チェックを続ける。
2010/9/28 (火)
営業開始265日目 日本語の本

 日中は暑い。雨も降っていない。
 日本語の本の原稿チェックを続ける。今日はパソコンの調子が良い。1回でメールが送れたので、びっくりしてしまう。使っていないときも、電源は入れたままにした方がいいのかも。そうすると充電されて、元気いっぱいに動いてくれる、のか?
 夕方クリシュナのババ(父)がやってくる。クリシュナがちょっと手伝い、あとは悪いが自分でご飯を作ってもらった。私たちは布団を見に出掛ける。1軒目の店では既成の布団があった。2軒目は在庫がなくて、見積もりを出してもらったが、ちゃんとできるかどうか怪しい。ベッドが届いてから、サイズを測ってまた来る、と言って帰ってくる。ハンガーを探す。レイクサイドにはない。可愛いハンガーを作って売ればいいのに、ここにはない。「なんで、みんな作ろうとしないんだろうね? ネパールには仕事がいっぱいあるよ」とクリシュナと話す。自分たちで作るか? 
2010/9/27 (月)
営業開始264日目 日本語の本

 クリシュナは昨日電話で問い合わせたベッドを見に出掛けて行った。
 朝から晴れて気温が高い。夕立があった。
 日本語の本の原稿のチェックをする。またネットがつながりにくい。何なのこれ?
 夜8時頃、外に出てみると、メイン通りでネパールツーリズムボード主催の「ストリートフェスティバル」をやっていた。今日がフェスティバルだというのを忘れていた。出てみたら、盛り上がっていた。出店はあんまりなくて、3つくらいのステージでバンドや歌、踊りなどをやっていた。若いネパール人の男の子たちのロックバンドがあって、誰もが知ってるロックナンバーをやっていた。 We will rock you! 欧米人の観光客がノリノリで踊りまくり。年配の女性までが楽しそうに踊っている。1人でフラッと見に来た私も、思わず体がリズムを取っていた。ネパールの歌を聴いて日本人には馴染みやすい音楽だ、と思ってたけど、こうして聴いてみると洋楽の方が私には乗りやすいのだろうか? と思った。久しぶりにエレキギターやベース、ドラムの音を聴き、思わずその場を離れられなくなった。
2010/9/26 (日)
営業開始263日目

 昨日問い合わせがあった、足らない分の1部屋。クリシュナと相談した。今11人分のベッドしかなくて、あと2ベッド足らない。ベッドもそう安い物ではなく、寝具もそろえると赤字になる。でも、せっかく予約してくれている。部屋自体がないならともかく、部屋はある。これまで客室用に準備してなかっただけで、ベッドもいずれは必要だろう。お客さんに喜んでもらえれば、いつかお金は返ってくる−−。そう考えて2ベッドを家具屋さんにオーダーした。
以前クリシュナが働いていた「ホテルムーンライト」の社長に言われたことがあった。「客室が5、6部屋だけでいいの? あとで部屋が足らなくて、悔しい思いをすることになるよ」。いや、うちあたりじゃ、そんなことないだろ、と思ってたが、意外に早くそういう日が来た。まあ、まだたったの1日だけど。
 朝から良い天気。日差しが強い。1時間程度でやむ激しい夕立があった。そろそろ雨季も終わりかな。ネパールの気持ちの良い季節が始まる。
 夜8時近くになって、突然甥っ子がやって来た。仕事を探しに来てたが、雨が降ってしまい家に帰れなくなったので、泊まりにきたという。大学3年生、23歳。いつでも仕事を探し、ちょっとやるが続かない。クリシュナがレイクサイドのレストランを紹介したこともあった。8時に面接の約束を取り付けたのに、9時半にクリシュナを訪ねてきた。「面接? まだ行ってない。ママ(おじ。クリシュナのこと)と一緒に行く」。レストランの方もクリシュナの顔があるから断れず、雇ってくれたのだが、皿洗いをやらされ、「村の学校の仕事の方が給料がいいから」、と言って勝手にやめてしまった。汗をかく仕事はいや。たまにある役所の仕事の試験に何度かトライしているが受かっていない。
確かに大学まで行った人が知識を活かせる仕事が少ないのは確かだけど、頭でっかちというのかな。コツコツと、叩き上げられていく、という発想がない。
 突然やってきた甥っ子が「ごはんある?」と言うが、私たちは外食の予定だった。クリシュナもさすがに、この甥っ子にはそう甘くなく、「私たちは外食に出掛けるから、自分の分は自分で作りなさい」と言って、作らせた。
 夜ご飯は「RICE BOWL」でピザとカネロニを食べた。知り合いが働いていたので、15%割引してくれた。
2010/9/25 (土)
営業開始262日目 朝食 日本語学校 予約入る

 朝5時半に起きて、お客さんの朝ごはんを作り、日本語学校に出掛ける。今日も手紙の書き方をやる。主な都道府県名の書き方も練習する。文章はてにをはがやや怪しい。今週は日本にいる人に今度日本に行く、という内容で書いてもらった。来週は自分の近況を知らせる内容を練習してもらおう。
 宿泊のお客さんはマウンテンミュージアムに出掛け、13時頃戻ってくる。ここで挨拶をし、チェックアウト、タクシーで空港に向かった。
 クリシュナが布団などを干し、洗濯もする。
 夜、予約の電話をいただいた。10月のその1日は満室になる。相手の方hが2部屋を希望されていたが、1部屋しかない、と言うと、「空さんがすごいきれいって聞いたので、1部屋はそちらで、もう1部屋は近くで他のホテルを紹介してもらえませんか?」。「朝ごはんだけ、一緒に食べさせてもらってもいいですか?」。自分はどこでもいいが、ネパール語の出来ない連れの方にはうちに泊らせたい、ということだった。うれしいことを、恐れ多いことを言ってくださる! 「明日考えて連絡する」と言った。実は使ってないが、もう1部屋客室として用意した部屋がある。そこを何とかしようか?
2010/9/25 (Sat)
営業開始261日目 宿泊のお客さん 庭にもお客さん

 朝ごはんを食べられたあと、朝9時に宿泊のお客さんがサランコットにタクシーで出掛けていく。夕べから雨が上がり、夜景でもヒマラヤが見えた。今朝も全貌ではないが、アンナプルナの一部が見えている。朝日が当たってキラキラと山が光っている。青空が広がり、気温も高い。
 びっくりしたことがあった! うちの庭にカメがいた!!(写真) 体長10数センチ。泥が甲羅についていて、最初気がつかなかった。ちょっとのことに敏感に反応して、私が近づくと怯えて、顔を引っ込めてしまう。ちょっと周りに水をかけてみた。水が欲しいものかな、と勝手に思って。甲羅の泥が取れてカーキ色になった(今辞書を見て知ったが、カーキとはヒンディー語らしい)。しばらく目を離したすきに、どこかへ行ってしまった。たまたまお客さんが森林管理の専門の方だったので尋ねてみた。「ネパールにも陸ガメがいます。外敵はいないので、そのまま放っておいて大丈夫だと思います」。死んじゃったらかわいそうだと思ったが、別に平気らしい。それにしても庭にカメ。クリシュナはポカラで見たのは初めて、と言っていた。なんか縁起が良い感じ。
2010/9/23 (木)
営業開始260日目 宿泊のお客さん

 昨日から宿泊しているお客さんが、カトマンズから来る家族を迎えに空港に7時頃出掛ける。でも、今日も雨。飛行機は3時間遅れたそうだ。ご家族はお母さんと妹さん。ツインの浴槽つきの部屋に3人で泊まっていらっしゃる。仲の良いご家族なんだな、と思う。
 1日中雨で気温も下がった。少し肌寒い。
今日はやっとメールがつながった。ホッとした。
 日本語の本の原稿の修正をする。
2010/9/22 (水)
営業開始259日目 宿泊のお客さん 隣りの土地の人と会う

 メールの返信ができない。ブログの更新はできてネットも見れるが、メールがダメで1日中これに時間を費やす。ああ、時間がもったいない。それに返信ができないとなると大変なことだ。何の問題なんだろう? 基本的に電力が不安定なので、パソコンに負荷が多いのかもしれない。電話、ネット関係、もう一度見直さないといけないかも。困った。。。
 午前中は日差しが強かったが、午後から強い雨。ポカラからバスで2時間くらいのシャングジャで仕事をしているJICAの方が宿泊にいらっしゃった。その方のお母さん、妹さんもカトマンズから来る予定だったが、飛行機の運行中止で来れなかった。
 隣りの土地のオーナーの親戚の方が来た。クリシュナは隣りの土地の一部を借りて、レストランをやるアイデアを持っているので、ここ数日来連絡をとっていた。隣りの人は、当分ここに建物を作る気も土地を売る気もないという。だから借りることはできる。ただ、クリシュナがどんな規模でどんな商売をやるかがまだ見えていないので、話はそれによる、ということで今日は話が終わった。
2010/9/21 (火)
営業開始258日目 掃除

 明日の宿泊のお客さんにそなえ、掃除、布団干し、ベッドメイクなどをする。
 午後からメールやブログのアップをしようとするが、接続がなかなかできない。何度もメールを送っても「表示できません」になってしまう。結局メール1本送れなかった。電気の問題なのか? 日によって、接続がスイスイ行く日もあれば、今日みたいなこともある。
 予約の連絡をもらう。10月はちょこちょこ予約をもらっているが、「空いてない」なんて状況にはまだうちはほど遠い。
2010/9/21 (Tue)
営業開始257日目 ピアニカ届ける 日本語の本

 朝起きてまず洗濯をする。久々に日差しが強い。
 日本語の本の原稿チェックをやる。夕方までにほぼ終わった。さて、これをどう直そうか? 印刷会社にデザインまで指示しないといけない。ネイティブネパリのチェックもしてもらいたいし。
 昼ごろ、近所の保育園にKさんが送ったピアニカを渡しに行く。ちょうどおやつの時間だったみたいで、先生2人は子どもを着席させるのに忙しそうだった。子どもは近隣から来ている2,3歳くらいの子で、すぐひざに乗ってくる男の子など、やっぱり人懐っこいけど、わりと先生の言うことを聞くようで、プリティビチョークの子たちのようにキャーキャーと抱きついてきたりはあんまりなかった。先生たちはKさんたちのことを、「何度も来てくれたのよ! たくさん思い出があるわ」と言い、喜んでいた。子どもの昼寝の時間にピアニカを練習すると言っていた。1週間後くらいにまた訪ねてみたい。
 日本人の知人が部屋を探していると言っていたので、自宅兼アパートを建築中のジャビさんを思い出し、夕方家を見に行ってみた。電話でジャビさんは「あと3日で完成」と言っていたが、いやあまだ1ヶ月くらいは掛かりそうに見えた。でも、家はとってもきれいだった。窓が2方にあってヒマラヤが一望できる。キッチンは棚やレンジフードまで着いてる。ダイニングキッチン、居間、寝室の3部屋で月1万5000ルピーくらいにしたい、みたいなことをクリシュナには言っていた。高くはない気がした。1階の自宅もきれいでゴージャスだった。快適そうな家を見て刺激になり、クリシュナと「うちももっとこうしたい、ああしたい」と話す。でも、「木の床のうちは気持ちが良い」と、自分ちも良いということになる。もっとガーデンとプライベートの部屋の家具とかを充実させたいな。
 カトマンズポストは今日から配達されるようになった。
2010/9/19 (日)
営業開始256日目 荷物受け取り 日本語の本

 朝ごはんを済ませ、クリシュナは日本から郵便局に届いたKさんのピアニカを受け取りに行く。Kさんは1ヵ月半前、うちに泊まり、近くの保育所などを訪ねた。その保育所の先生が熱心にピアニカの教えを請い、それに応えてKさんが日本からピアニカを送った。
 金曜日にマヘンドラプルの郵便局から連絡が来た。「560ルピーかかる品物が届いてる」。その560ルピーが怪しかったので、Kさんにメールで確認すると、案の定、そんな料金が発生するとは聞いていない、と言う。それで、郵便局に行ったクリシュナに、しつこーく本当にその金が必要なのか、聞いてもらった。それとほぼ同時にKさんからメールが来て、「ネパールにEMSで送る際には、税金がかかることがわかった」とのこと。郵便局の担当者も、最終的には偉い人が出てきて、丁寧に説明したらしく、クリシュナも私に電話で確認して、560ルピーを払い、荷物を受け取ってきた。
 日本からネパールにEMS(国際スピード郵便)で送ると、その品物の価格(ピアニカは4500円)に対して税額が決まると言う。中味は開けてチェックされるらしい。私が以前民間のカーゴ(DHL)で書類を送ったときは、受け取り料金など発生せず、4日間で指定のホテルまで届いた。今回EMSはポカラの郵便局に着くまで10日間かかっている。送料は民間の方が高いのだろうけど、受け取り料と日数が掛かる郵便と、結局どちらが良いのだろう? 中味を見られるのも怖い。確実性を考えるなら私は民間カーゴかな?
 昨日販売員が来て契約していった新聞「カトマンズポスト」は、想像通り今日は来なかった。また電話でおおげさに怒った。
 日本語の本の原稿チェックを遅くまでやった。
2010/9/18 (土)
営業開始255日目 日本語学校 日本語の本

 朝6時に起きて、日本語学校へ。今日は「手紙の書き方」をやる。季語の説明などがちょっと難しい。みなに「あなたの3つのお願いは何ですか?」という問いに答えてもらった。「3つのお願いが1000個になるように」とか、女の子は「きれいな服がいっぱい買えるように」とかもあったし、「外国へ行ってしまった仲の良い友達が帰ってくるように」という、ちょっと泣かせる話もあった。みないつも同じ漢字を間違える。「初」の点が足らない。それを毎週言ってるのに、なおんないなあ。
 村にお葬式に行っていた「マムズ」の宮本さんと娘さんが帰ってきた。日本語学校で会う。宮本さんは開口一番「ヌハウヌ(儀式でやる沐浴)をしてましたよ!」と、珍しいお葬式の体験を話してくれた。塩抜きの食事とか、とうもろこしは腹持ちがいいとか。お葬式は大変だったろうけど、村にしばらくいて、リフレッシュしたみたいで、生き生きした顔になってた。やっぱりネパールは村がいいんだ。
 戻ってきて日本語の本の原稿チェックをする。
 クリシュナが隣りの空き地を借りて、レストランをやることを考え始めた。隣の土地のオーナーはこの土地を売る気も建物を建てる気も、今のところないらしい。オーナーはマヘンドラプルに住んでいて、近いうちにレイクサイドに来る予定と電話で聞き、そのときに相談しましょう、ということになった。まずは話を聞いてから。
 新聞「カンティプル」の販売員がセールスに来た。1年分で1000ルピーという。くじ引きがあって、それに当たって3か月分無料延長になった。が、以前、1か月分料金を払ったのに2週間しか配達されなかったこともあり、その分も延長させる。お金払ってしまったけど、多分明日は来ないだろうな。
2010/9/17 (金)
営業開始255日目 日本語の本

 今日も天気が悪い。しとしと雨が降ったりやんだり。
 日本語の本の原稿チェックを続ける。
 今日は車などの仕事道具にプジャをする祭日だった。
 おととい解約したドコモから、またメールが来た。どういう事情だったのか、調べなおして連絡するので、契約番号や名義、連絡先などを教えてくれと言う。1回目のメールでそれを書いたのに、メールでは返事ができないと言われ、2回目も同様。日本にいる妹に店まで行ってもらい金を払い、解約したあとになって、このメール。今さら・・・。日本にいる家族にも迷惑だし、もうこれ以上いい。で、返信はしてない。だいたい、請求書を送ってきたり、電話もしてきるんだから、連絡先くらいわかるだろうに。
2010/9/16 (木)
営業開始254日目 日本語の本

 メールを確認。10月、11月に予約が入ってくる。10月くらいからの観光シーズンに、大きなホテルではかなり予約が入っているそうだ。やっぱりシーズンってあるんだ。欧米人の団体がもう見かけられる。
 部屋を見に来た方もいた。また油断して、あんまりきれいじゃないTシャツとジーンズ姿で対応してしまった。
 日本語の本の原稿チェックをする。
 今日も晴れ間はのぞかず、細かい雨が降り続いていた。
2010/9/15 (水)
営業開始253日目 法事 日本語の本

 ドコモに金を払いに行ってくれた日本の妹からメールが来た。銀行の引き落としは7月8日に解約したことになっていると言う。妹が「6月に日本を出国して、そのときは海外にいましたが」と言ったら「電話で解約したのでは?」と言われたという。わざわざネパールから国際電話をして解約するわけない。解約した覚えがないのに、そうなっていて支払いが遅れた分の延滞金も取られた。そんなにカネが欲しけりゃ払ってやるよ。ただ一応クレームはしとこ、と思って、例の「お客様情報保護の観点」メールに返信した。もう契約解除でけっこう。バイバイッ!!
 今日は親戚の「サラダ(法事)」だった。ダムサイドのおじさんの家に行く。お坊さんが来て、お祈りして、ごはんを食べる。黄色いティカ(お祭りのときは赤いティカ)を額にもらう。ごはんはタルカリ、アチャール、果物の供物、ヨーグルト(写真)。おばさんは料理がとても上手だ。1つのタルカリ(おかず)に、インゲン、ギロウラ(瓜)、じゃがいも。アチャールにじゃがいも、さといも、ゴーヤなど複数の野菜が入っている。それぞれの野菜の味がちゃんとする。ギロウラ、さといもなどは自分の家でできたものだそうだ。やっぱり美味しかった。こういうおばさんの家庭料理をお客さんに食べてもらえるといいんだけどな、と思う。
 帰ってきて、日本語の本の原稿のチェックをする。
 今日も天気が悪かった。夕方から夜半は雨。
2010/9/14 (火)
営業開始252日目 日本語の本

 「お客様情報保護の観点から」何もお答えできないというメールが来たドコモに、「ではこのメールアドレスは何のために掲載してるんでしょうか」と文句をひとこと書いて返信したつもりだったが、また返信が来た。この間とは違う人だ。どちらの担当者も苗字のみでフルネームではない。「お客様情報保護の観点から」は変わりなく、コールセンターの番号や営業時間が多少詳しく書かれていた。でも、そんな情報くらい、マニュアルの冊子やホームページで見てとっくに知っている。確かな情報が欲しかったら、あくまでも有料で国際電話してこい、ってことだ。ただし、ドコモの携帯からかけたら無料なのだそうだ。海外で使うと料金がかさむからその設定をしないように、と頼んだのに、そうなってないから怒ってるのに。
 客室のベッドメイクをし、日本語の本の原稿チェックをする。なかなかチェックが進まない。
 庭に自然に生えた草を鉢に植えたら、花が咲いた(写真)。これはお祭り「ティハール」のときに「マラ(首飾り)」を作る花。ネパールはもうすぐ雨季が終わり、お祭りが続く、良い気候になる。
2010/9/13 (月)
営業開始251日目 日本語の本

 朝ごはんを済ませ、メールのチェックなどをし、午後の早い時間から日本語の本のチェックをした。
 天気がはっきりしない。洗濯物を干すが、雨が降りそうでこわい。サランコット側は黒い雨雲、街の側は青空。しばし屋上で思案に暮れてしまった。結局降りはしなかったが、日差しも強くはなかった。洗濯物は乾かない。
 ドコモのことを書いたブログを読んで、メールをいただく。スッチーの彼女は時々成田にも行くらしく、「今度ドコモカウンターのお姉ちゃんに話つけてあげようか?」と、心強いことを言ってくださる。さすが!
 ドコモはもう契約解除でけっこう、ということで、実家に電話した。ドコモに有料で電話するくらいなら、実家の家族にかけた方がいい。妹に代わりに請求額を払いに行ってもらうことにした。
2010/9/12 (日)
営業開始250日目 日本の携帯でトラブル

 昨日メールを送ったドコモから返信が来た。『誠に恐れ入りますが、お客様情報保護の観点から、当メール受付担当ではお客様のご契約状況をお調べすることができないため、お問い合わせの件について明確なご案内ができかねます。何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます。』。結局、有料の国際電話にかけろ、と言う。『お客様情報保護』は建前で、自社の一方的な保身であり、やりとりがすべてマニュアルにのっとってることもわかる。契約を取るときだけ一生懸命で、その後は消費者へのサービスよりも利益優先。こんな環境がいやになって、私はネパールに来たのかなあ・・・。
 洗濯物にアイロンをかける。でも天気が悪い。
 夜は「ムーンライト」に食事に行った。クリシュナが以前働いたところなので、何かとサービスが良い。税金は不要、さらに割引もしてもらった。
2010/9/11 (土)
営業開始249日目 朝ごはん 日本語学校 日本の携帯でトラブル

 お客さんがサランコットに日の出を見に行くので、5時少し前に起きる。夕べ激しく雨が降り、今朝は天気が良かった。その後お客さんの朝ごはんを作る。
 朝7時、私は日本語学校に向かう。今日は男の子3人、女の子1人。「三つのお願い」が一通り終わった。みんな内容はよく理解している。音読は何度か読むときれいに読めるし、漢字も写すのはうまい。でも、覚えていない。すらすら読めない。どうすれば漢字を覚えるものだろう?
 11時頃戻ってくる。お客さんたちが11時半ころ出発。もうこの20日にJICAの任期を終えて帰国されるそうだ。うちには4度も泊まりに来てくださった。ぜひ、またおいでいただきたい。
 今日は「ティージ」。夕方はサリーを着て、何か美味しいものでも食べに行こうかと考えていた。が! 久々に最悪なことが起こった。日本の実家に、クリシュナ宛でドコモから料金の請求が来て、不払いなので「契約解除。払わないと法的措置をとる」という通知が来たそうだ。おかしい! クリシュナは6月に日本を発つ際、最低料金の700いくら円のプランだけ残し、他の契約は解約してきた。料金は銀行引き落としで、その金額の1年分くらいは口座にある。なのに妹のメールによれば、利用料金6月分4000円いくら、7月3000円いくら、8月1万円いくらという。7月、8月はネパールにいるんだからまったくドコモなんて使っていない。海外でもつかえる携帯なので、「間違って受信などしないように、海外では使えない設定に」とクリシュナは言ったという。1回地元のドコモ支店で解約しようとしたら「成田ででもできる」と言われ成田でその設定をした。電話でお客様サービスにも問い合わせ、確かに使えないようにしたと確認した、とクリシュナは言っている。仕方ないので、日本のドコモに電話を有料でかけると「営業時間外なのでかけなおせ」と言う。なんなんだ!? とりあえずメールで問い合わせしたが。これまで実家に何度か電話が掛かってきたというので、変に思っていた。母親は「今海外に行っている」と返事し、用件を聞いたところ「個人情報だからいえない」と言ったという。海外に行っていると返事しているのに、こういう一方的な通知が来たってことは、最初から料金不払いを疑っていたということか? クリシュナの言うとおりなら、ドコモ側のミスだろう。それを一方的に、法的措置と高圧的なことを言ってくる。相手が弱小国の人間だから、こういうことをするのだろうか。日本では、こういう目に何度もあってきた。警察の職務質問、銀行の送金・・・。1万いくらで契約を解除できるならそれでけっこう。数10ルピーのワイロで喜んでるネパールの役所のほうがかわいいかも。とりあえずメールの返事を待つ。
2010/9/10 (金)
営業開始248日目 宿泊のお客さん

お客さんたちがサランコットに日の出を見に行くと言うので、5時に起きる。5時半出発。そこから戻られ、午後は夕方までうちの庭で雑談しておられた。私も話に入り、またJICAで長い経験をお持ちのWさんが連絡に来てくださり、Wさんともしばし話が盛り上がっていた。
 予約のお客さんもいらっしゃった。「天気が良くてうれしい」と言っていた。日本寺に出掛けていった。ネパール料理店のおすすめを聞かれたがとっさに出てこなかった。だって自分ちのダルバートがおいしいと思ってるから。
 夜先に食事に出たお客さんたちが激しい雷雨の中、食事から戻ってこられ、エントランスで他のお客さん、私も交えて話をする。こんなに大勢の日本の方と話をしたのは久しぶりな気がした。日ごろネパール人の気質にやられっぱなしなので、ああ、ひさしぶりに日本、というひとときを過ごせた。
2010/9/9 (木)
営業開始247日目 宿泊のお客さん

 朝起きてまず客室の床をぞうきんで拭く。明日予約の入っているお風呂の部屋のお風呂を掃除する。
 ごはんを作って食べる。クリシュナに水道と電気の料金を払いに行ってもらう。
 16時にロンリーでティージを祝う食事会があるというので、15時頃からサリーを着て行き、ごはんをご馳走になってくる。
 夕方トレッキングに行っていたお客さんたちが帰ってくる。みなさん元気そうで、目的地だったアンナプルナベースキャンプまで行ってきたそうだ。昨日から天気もよく、ヒマラヤも見れたそうだ。トレッキングに行くお客さんを見るたびに、いいなあ、私も行きたい、とうらやましくなる。もう2年くらい行ってない。
よく考えたらここって、観光地以外、あんまり手軽に出かけられる場所がない。地元の人間にとっては、レイクサイドのメインストリートかマヘンドラプル(街の方)しかない。日本だったら図書館とかカルチャー教室とか公営のプールとか、時々コンサートやスポーツ観戦とか行くんだろうけど、そういうものがないんだな、ここは。コンサートやスポーツはやってなくはないけど。明後日はティージ(女性のお祭り)、どこへ行って何しよう? そんなことをしみじみ考えた。
2010/9/8 (水)
営業開始246日目

 朝ごはんを作って食べ、明日予約の客室の掃除をする。
 ジャナキお姉さんとクリシュナは、深夜3時くらいまで話をしていたと言う。それでもお姉さんは朝早くから起きていた。お姉さんは、もちろん日本語も英語もまったくできないのだけど、私が蚊取り線香をつけようとマッチを探そうとすると「マッチならここにあるよ」とすぐにわかる。私のネパール語も、クリシュナよりも理解してくれる。頭の回転が良い。そお、これはネパールの村の女性に会うといつも感じること。文字の読み書きができないと言うけど、頭が良いし仕事も早い。
 お姉さんは待ち合わせした甥っ子と一緒に村に帰って行った。
 なんとなくネットを見始めたら、「押尾学公判」というのをついずーっと見てしまった。
 夕方クリシュナの携帯に「ロンリーゲストハウス」の奥さんから電話で、私に、と言う。なんだろうと思ったら、「明日4時からディディ、バヒニ(姉妹、女性の意味)が集まってご飯を食べるから」と誘ってくれた。ティージ! 女性のお祭りの始まりだ。
 夜ひさしぶりに満天の星だった。「空からティージが始まってるよ」。クリシュナがなかなか気の利いたことを言った。
2010/9/7 (火)
営業開始245日目

 昨日から泊まっているジャナキお姉さんが先に起き、私たちも起きる。お姉さんは生理になったそうで、食事を作ることもお寺に行くこともできなくなった。ヒンドゥー教の習慣で、生理は穢れたものなのだ。クリシュナが代わりにごはんを作る。女性差別な習慣だ、とかいうこともあるけど、生理中の1週間弱は炊事をしない、というのは、普段1日中家事に追われている女性にはちょっと良い休みなのかな、とも思ったりする。ジャナキお姉さんも、クリシュナがごはんを作っている間、のんびりとしてた。
 ジャナキお姉さんに日本の話をする。最近の日本では親が子どもを殺したり、子どもが親を殺したりっていう事が珍しくないんですよ、と言うと、「親が子どもを?」と驚いていた。「どうして?」と聞かれたので、「景気が悪くて、社会が精神的に病んでるのかな。人間同士のマヤ(愛情)がなくなってるのかもしれません」と答えたが、伝わったかな?
2010/9/6 (月)
営業開始244日目

 朝3時頃おきてクリシュナはバンジャと待ち合わせして、シャングジャに出掛けて行く。ティージという女性が里帰りするお祭りが近いので、シャングジャに住むお姉さんを迎えに行った。お姉さんはバスに乗ると乗り物酔いが激しいので、1人でバスに乗ることができない。日ごろバスに乗ることはないので、乗り慣れてもいない。そういうなか、わざわざ来るのも大変なのだろうけど、この家が出来てから1度も来ていないし、というのでクリシュナが迎えに行った。お姉さんは急に降り出した激しい雨の中、やって来た。キールというミルクで煮た米や、家で作ったギウ(牛乳から取ったバターみたいなもの)を持ってきてくれた。お姉さんは気遣いがあるからうれしい。よく「ネパールの男はなまけもの、女はよく働く」と言われる。確かにあるかな。外人から見ると。昨日の大騒ぎのこともあるので冷めた目で見てしまう。
 クリシュナが早朝に出掛けて行ったが、私は風邪が残っていたので、少し遅めに起きた。まだ寝ていたら、向かいの「ロンリー」の社長から電話が掛かってきて、「子どもが車にぶつかった。1万ルピーを貸してほしい」と言われる。1万ルピーはなく「2000、3000ならありますけど」と言ったが、それなら仕方ない、ということになった。私はまだ寝ていたので、それも申し訳なく思ったらしい。子どもが事故なのか、と心配したが、起きてみると子どもたちは普通にしていたので、問題は車の方だったらしい。ネパールは次から次へと思いがけないことが起こる。
2010/9/5 (日)
営業開始243日目

 風邪をひいて寝込む。夕方にはちょっと調子が良くなり、「マンマミーヤ」にオーダーしておいたピザを取りに行く。
2010/9/4 (土)
営業開始242日目 日本語学校 来客

 朝6時に起きて日本語学校に行く。みな漢字をなかなか覚えないのだが、1回丁寧に説明して復習すると、読めなかった漢字の部分が読めるようになる。宿題にしていた「ポカラの紹介」の作文を発表してもらう。A君の「ドラゴンロッジのマンゴーパイはちょっとおいしい」というのがおもしろかった。
 フェアトレードをやっている友人さんから電話があり、ネパールのコーヒーを日本で売る仕事をしている友達が、うちの部屋を見たいと言ってるといって、連れてきてくれた。彼はまだ20代後半らしいが、企業の営業をやってきたとかで、しっかりとした方だった。サラリーマンもやりながら、ネパールのコーヒー販売もやっている。仕事を自分で創造して、ビジョンを持って取り組む。こういう日本人の働き方は聞いていて、気持ちが良い。フェアトレードの友達もひょうひょうとはしつつ、東京の会社に健康施設の案を話したら、その企画書をまとめるように言われたと言う。みんな頑張ってる。
 近所のホテルのマネージャーが来た。日本に招聘してくれるという日本人が見つかったとかで、どんな書類が必要なのか聞きに来た。ネットなどで見て答える。
2010/9/3 (金)
営業開始241日目 食事作り 掃除 洗濯

 朝5時に起きてお客さんの朝ごはんを作る。お客さんはトレッキングに出掛けて行った。ただ、あいにくの雨。気温も低い。どうぞ無事にいってらっしゃいませ。1週間後に戻られる予定。
 客室の掃除や洗濯をする。石の階段も拭き掃除する。気持ちが良い。
 壊れたと思っていた冷蔵庫が復活した。しばらく電源を抜いて冷たくするのをやめて、数時間そのままにし、電源を入れなおしたら普通に使えるようになった。この前、修理に来た人が、「しばらく電源を抜けば、中の氷が解けてまた普通に使えるようになる」と言っていたが、クリシュナが「しばらくって何時まで?」と聞くと「う〜ん、3時くらいまでかな?」とテキトーに言ったので、クリシュナは念のため4時まで電源を抜いたが直らなかった。それで今回はほぼ1日電源を抜いておいたら直ったらしい。修理の人の言ったことはまったく嘘ではなかったのだ。もうちょっと丁寧に教えてくれればいいのに。
2010/9/2 (木)
営業開始240日目 宿泊のお客さん

 朝6時に起きて客室の拭き掃除などをする。  カトマンズからJICAのお客さんが午後1時ころ到着。その後ガイドさんも来て、明日から行くトレッキングの打ち合わせをしていった。ガイドさんはサランコットに住んでる人で日本語ができる。クリシュナの昔からの知り合いだった。お客さんたちは天気が悪いのを残念がっていた。カトマンズから来る飛行機も2時間雨で遅れたという。せっかくのトレッキング晴れればいいが、なんか最近は雨が多い。お客さんは農業指導の専門家で、畑をチラッと見てもらう。雨で土や肥料が流れないように、米の籾殻をまくといい、と教えてくださった。
2010/9/1 (水)
営業開始239日目 掃除 ベッドメイク

 明日来るお客さんに備え、浴室を掃除したり、布団を干したりする。  午前中は雨が残っていたが、午後から晴れて気温も上がった。  テレビでは近づいている「ティージ(女性のお祭り)」の歌や踊りを放送している。そして今日は「クリシュナ・ジャヌマスタミ(クリシュナ神が生まれたことを祝うお祭り)」で、朝から寺院にお参りに行く人が多かった。
2010/8/31 (火)
営業開始238日目 ガーデン 日本語の本

クリシュナは、増えた植木鉢の花や木をいくつかの鉢に分ける作業をする。  私は、日本語の本の原稿をパソコンで打ち、それを自分で1度チェックするためにプリンターで打ち出した。停電するので、なるべく無駄がないように両面印刷しようとしたら、変なときに用紙が切れてしまい、数回やりなおす羽目になった。それでもなんとか印刷し終わった。日本からプリンター持ってきてよかった。これをここでやろうと思ったら、まずお店にパソコンを持ち込むか、CD−ROMを持って行き、そこに日本語をフォントがあるかどうかを調べて、停電だとできず・・・と、ひと苦労だから。プリントアウトが終わって明日からはチェックを始める。ネパール語の訳を大学生の甥っ子に任せていたが、丁寧に見てみると、間違ったところも少なくない。どう見直すか? まだ仕事がたくさんあるなあ。 もう日が落ちた頃、ガーデンはクリシュナが土を掘り返して作業中、私はパソコンとプリンターを広げているなか、部屋を見に日本人の方がカップルが来た。取り込み中だというのはわかってもらえただろうけど、油断していた。油断して、汚いTシャツとジーパンでいたりするときに限って来客がある。