2012/11/2 (金)
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営業開始1016日 宿泊のお客さん
朝9時過ぎ、予約されていたインド在勤のお客さんが到着された。ヒマラヤがきれいに見えているので、さっそく日本寺に観光に行かれた。
今日は夕方のヒマラヤがきれいだった。水色のきれいな空に白いヒマラヤ、そこに真っ赤な夕日が当たって、その青と赤の美しかったこと! 思わず写真に撮ってしまった。
日本語単語帳の入力作業をする。
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2012/10/31 (水)
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営業開始1014日 宿泊のお客さん
朝6時、お客さんが昨日までトレッキングに一緒に行っていたガイドと一緒に日本寺にでかけていく。ガイドは若くてサービス過剰なところがあるので、無理にお客さんを連れ出していないといいのだが・・。でも、ヒマラヤは今日もきれい。1日中見えている。 お客さんが、この間のお客さんと同じパターンで、今日飛行機が空いていたら、それでカトマンズに帰りたい、という。また、ジャビさんに連絡して急いで探すが、今日も明日も空きはなかった。結局もう1泊うちにしていただき、明日ツーリストバスでカトマンズに戻られることとなった。
クリシュナがロンリーの社長と一緒に電気の役所に行く。今月は電気料金は451ルピー。先月1万8000ルピーも払ったことを思えば、ソーラー発電効果が十分あったことになる。よかった、よかった。 トレッキングガイドのディレップさんがやっとトレッキングから帰ってきて、11月に予約が入っているお客さんのトレッキング許可証、TIMSを取得に行く。今は祭日が多いので、許可証取得にはやきもきする。無事取得が済んでほっとした。
エベレスト登頂を断念した日本人の方が、凍傷で指切断という話題をネットで見る。うちも、この2月に凍傷で指を切断したお客さんがいたので、なんとも言えない気持ちになる。
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2012/10/30 (火)
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営業開始1013日 宿泊のお客さん
クリシュナがロンリーの社長の車に乗せてもらって、電話と電気の役所に料金を払いに行く。11時半ころ行くが、ダサイン休暇明けの電話の役所は300人待ちという混み様だったという。それで電気の役所は明日行くことにして、電話とネットの料金だけ払って帰ってきた。電話の役所は、電気や水道に比べて手際が悪い。時間がかかる。
ゴレパニトレッキングに行っていたお客さんとガイドが午後帰ってきた。トレッキングは経験がない、とのことだったが、無事戻られた。天候は最高だった。ヒマラヤの景色は楽しまれたようだ。
夕べは意外に暖かかった。布団をかけて寝ると、ちょっと暑いくらいだった。ゴレパニに行ったガイドの話でも、少し前より気温が上がっていたという。雨季が完全に終わり、返って気温が上がり、ヒマラヤも下の方が雪がなくなって、地肌が見えていた。
日本語単語帳の入力作業をする。ネットで日本シリーズを観戦する。 「カトマンズポスト」の一面の下の一角にゴビンダさんの無罪の記事が出ていた。基本的には再審の結果と彼の様子が淡々と書かれてあった。 以下一部抜粋。 After his acquittal,Mainali arrived in Nepal on June 16.Addressing a press conference here,he had then shared his feelings of isolation and despondence in a foreign country for a crime he did not commit. Despite terrible pressure from the authorities,Mainali never confessed to the crimes.Instead,he kept on fighting,calling on his friends outside to rescue him as soon as possible.
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2012/10/29 (月)
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営業開始1012日
「日本語単語帳」の入力作業をする。
お客さんが置いていかれた東野圭吾の「白銀ジャック」を読む。真犯人は意外だった。
日本のインターネットのニュースで、ゴビンダさんが無罪だった、と検察が認めたという記事を読む。こちらでは明日以降どう報じられるのだろう。
今日は満月「プルニマ」だった。屋上で晩御飯を食べてみた。夜になってもヒマラヤが見えていた。雲がかかっていない、月明かりに浮かんだアンナプルナ。ここの月の明るさは小さな電燈並みだ。
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2012/10/28 (日)
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営業開始1011日 宿泊のお客さん
朝6時半ころ、ヒマラヤがとてもきれいに見えている。ちょっと迷惑かな? とも思ったが、まだ部屋で寝てらしたお客さんに声をかける。それくらい今日のヒマラヤはきれいだった。 10時に役所が開くのを待って、すぐにトレッキング許可証を作り、10時半ころお客さんがトレッキングに出発された。トレッキングには好いシーズンになった。私も行きたいくらいだ。
クリシュナが街に行ったついでに、電話の役所にお金を払いに行くが、まだ今日はダサイン期間中で役所が開いていなかった。
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2012/10/27 (土)
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営業開始1010日 宿泊のお客さん
朝7時20分、日本語教室に行く。やっと5年生下巻に入った。「雪がしんしんふる」「せっせと」などの、繰り返しや擬態語が多くでてくるようになった。日本語ならではのおもしろさが理解してもらえるといい。
午後、男性のお客さんがいらっしゃった。それからばたばたとトレッキングの手配となった。ガイドはつかまったが、トレッキング許可証、TIMSは、すでに役所が閉まりかけていて、明日の朝一で取得しに行くことになった。
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2012/10/26 (金)
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営業開始1009日 宿泊のお客さん
お客さんがどうしても今日中にカトマンズに戻らなくてはならないとかで、カトマンズ行きの飛行機チケットを急いで探す。観光シーズンに入り、飛行機の空席はなかった。キャンセル待ちで、9時50分に空きがある、と9時ころ旅行会社が知らせてくれるが、お客さんは外に行っていて、間に合わなかった。結局、これ以外の空きはないとのことだった。 ついで、カトマンズまでタクシーを呼ぶことになり、何人かなじみの運転手に連絡するが、「観光に出ている」とのことで、こちらもなかなかつかまらない。結局クリシュナの親戚にあたる人が、タクシーをやっていることを最近知り、その人に連絡をとった。お客さんは16時半ころタクシーでカトマンズへ向かわれた。
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2012/10/25 (木)
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営業開始1008日 宿泊のお客さん
朝5時、母娘のお客さんがタクシーでサランコットにヒマラヤの日の出を観に行かれた。まだ陽が登らず真っ暗だが、星がきれいに輝いていた。ネパールに来てまだヒマラヤを見ていないから、ぜひ見ていただきたい。 そして、6時過ぎの日の出。雲ひとつない快晴に、ヒマラヤがずーっと向こうまで見えていた。こんなにきれいに見えたのは数日ぶりだ。よかったー。お客さんたちはサランコットまで行ったかいがあった。中学生の娘さんも喜ばれていることだろう。 お客さんは8時すぎころ戻ってこられた。ヒマラヤが見えたことに、やはり喜んでおられた。それからまもなく空港に向けて出発。お母さんと娘さん、それぞれのカメラで私たちと一緒に記念撮影していただいた。私に向かって「また会いたいです。メールアドレス、ガイドブックに出てますよね?」と言ってくださった。良い母娘のお客さんだった。
夜7時ころになって、トレッキングに行っていたお客さんが戻ってこられた。
ちょっとショックなことがあった。うちの玄関に飾りとして置いてあった銅製の水入れ2つが無くなってしまった。誰かに盗られたようだ。朝、ゲートが大きく開いていたので、不信に思っていた。夕方になって気が付いたら、無くなっていた。1000円もしないものだけど、物を盗る人がいることがショックだった。数年前のダサインの日も、クリシュナが私に「行ってきます」と声を掛けて外に出た瞬間、誰かが入ってきて、空きのビール瓶を持っていってしまった。日本でも年末は犯罪が増える、というが、ここでもダサインくらいはちょっと良いものを食べたい、と考え、物を盗る人がでてくるのだろうか? 気をつけないと。
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2012/10/24 (水)
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営業開始1007日 宿泊のお客さん
今日は「ダサイン」。クリシュナが6時から起きて、実家に戻っていく。一家の長老から祝福のティカ(額につける赤い色粉)をもらうのがメインの1日だが、最近クリシュナの父親方の親戚筋にあたる人に不幸があったとかで、ティカはもらわずにクリシュナは戻ってきた。ヤギ肉料理はたっぷり用意されていたようで、食べきれない分を持ち帰ってきた。
ダサインという好シーズンのはずなのに、朝から曇り、午後は雨になった。この時季に雨が降るなんて、ここの天気も少し異常みたいだ。
母娘のお客さんはフォクシンに行ってこられた。道案内をしてくれた村の男の子に、栗をもらったり、ダサインのブランコに乗せてもらったり、いろいろ楽しまれたようだ。 お客さんは世界中いろいろなところを旅行されてきて、ネパールはずっと前から「いつか行ってみたい」と思っていたそうだ。そして今回クアラルンプール経由のネパール行き格安航空券が取れたとかで、ネパール行きが実現したという。日本からの直行便があればもっと来やすくなるのに、とみなさんおっしゃる。私もそう思う。今日の天気が悪いので、せっかくネパールにいらっしゃったのに、まだヒマラヤがちゃんと見れていない。明日のサランコットの日の出ではぜひ見ていただきたい。夜空に星が輝き出した。明朝は晴れるはずだが・・・。
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2012/10/23 (火)
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営業開始1006日 宿泊のお客さん
朝6時過ぎ、お客さんがゴレパニトレッキングに出発された。
街に買い物に行く。クリシュナの父親と姉から、うちの父親への香典をもらったので、ダサイン祭に少しお返しをすることした。 明日のダサイン祭に向けて、街の店ではセールをやっている。大型スーパー「バト バティニ」でも10%オフのセールだった。ここで父親向けのタオル2枚を買った。約計1500ルピー。お姉さんは今回のダサインには実家に戻らないそうなので、来月のお祭り「ティハール」に買って渡すことにした。自分用のスニーカーも買う。コンバースのハイカットが700ルピー。もちろん中国製のまがいものだろうが、そんなに悪いものではない。お会計すると、3点で359ルピーの割引だった。「セール中10%オフ」という幕が張られていたけど、実際は15%以上のオフだったみたいだ。他のスーパー「セールウェイズ」にも行ってみたが、やっぱり「バト バティニ」のほうが安い。品数も断然多い。 「バト バティニ」では相変わらず、ネパール人のお客さんがエスカレーターに乗るのにつまづいていて、見ていてハラハラする。母親と子どもで、子どもだけがエスカレーターに乗れてしまい、母親は乗りそびれた。子どもは動いている段にしゃがみこんでしまい、母親は下から「しっかり乗っていって!」と声をかけている。あぶないよぉ。
買い物を済ませて帰ってきたところ、「予約してないんですが・・・」とお母さんと娘さんのお客さんがいらっしゃった。ちょっと緊張している風だった。何でも、他のホテルをウェブで予約していたが、行ってみたら「ミステイクで予約できていない」と言われ、値段も予約時より高く、物置小屋のような部屋しか空いていなかったという。それで、うちを訪ねていらっしゃったとのことだった。まだお金は払っていなかったそうで、当のホテルもミステイクで部屋が空いていない、というのだったら、仕方ないのだろう。うちにチェックインされて、少し話をすると「ああ、ほっとした、どうなることかと思った」と言っておられた。お客さんというのは、緊張してくるものなんだな。
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2012/10/22 (月)
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営業開始1005日 宿泊のお客さん
ダサインが始まって、隣り近所から「ヤギ買って分けるか?」と声がかかる。ダサインにはヤギ肉を食べる習慣があって、1頭買ってみなで分けたりする。チャングラという山のヤギはさらにおいしいということで、この時期だけ市場に出回る。 私は申し訳ないが、どうもヤギ肉はそんなに食べられない。1切れ、2切れ食べれば十分。クリシュナはヤギ肉、ヤギ肉と騒いでいるが、でも彼もそんなに量を食べない。だから、うちはヤギを1頭買うなんてことはしない。向かいのロンリーゲストハウスの社長が「ヤギ肉できたから食べに来て」と声をかけてくれ、クリシュナが食べに行く。近所の人が集まってビールを飲みながらヤギ肉を食べていたという。クリシュナも1杯ビールを飲んで帰ってきた。私の分も「持っていって」と言ってくれたらしいが、私が食べないので遠慮した。
夕方5時くらいになって、男性のお客さんがいらっしゃった。
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2012/10/21 (日)
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営業開始1004日
溜まっていた洗濯物にアイロンをかける。2時間以上かかった。 この間、電気代が1万8000ルピーと莫大にかかったときがあった。日本に行っていた間を含めての3か月半分だったけど、それにしても異常に高い。原因の1つは新しく買ったこのパワーの大きいアイロンではないか、とクリシュナが言った。それで、今回どれくらい電気を使用するか、メーターの動きを見てみることにした。結果、目盛りは1しか進んでいなかった。アイロンは原因ではない。 ということは、原因は壊れていたインバーターを無理に使い続けたことにあったような気がする。玄関横のゲートライトをつけるコンセントから電気が漏れていた。知り合いから信用して買った前回のインバーターは大失敗だった。このインバーターを売った人はいろんなところから苦情が来て、電話に出ないようにしているとも聞いた。返す返すも腹立たしい。 今のところ新たに買ったソーラー発電は問題ない。電気代も減りそうだ。最初からこっちにすればよかった。
クライマックスシリーズをネットで観戦した。ストレスの溜まる試合だったなあ。
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2012/10/20 (土)
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営業開始1003日
朝7時半ごろ日本語教室に行く。ダサインに入ったがほぼ全員出席。教科書は5年生上巻がやっと終わる。 ダサインに入って周辺が少し静かになった。里帰りするために大きな荷物を持って移動する人の姿が目につく。 ダサインのシーズンにもなったというのに、いまだに雷雨がある。
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2012/10/19 (金)
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営業開始1002日 宿泊のお客さん
お客さんに日本米とおにぎりを作ってお出しする。昨日案内したガイドが、ストレスなどによる胸焼けに悩まされており、それをハーブを研究されているお客さんに相談したという。お客さんがそれに応えて、お持ちだったハーブの薬をくださった。ガイドはまだ20代半ばで、サラサラとした長髪のアイドルのような顔をした若者。そんなにストレスを溜めているようなタイプに見えなかったのだが、お客さんによれば「神経質なタイプ」で、胃に問題を抱えていたとは意外だった。クリシュナが薬を渡しに行くと、すぐその場で飲んでいたという。 お客さんは10時半ころチェックアウトされた。ぎりぎりまで、うちの敷地内にできた「ダチュラ」などを見ていた。ダチュラはナスのような濃い紫色をした美しい花を咲かせるが、そのとげが生えた緑色の実はいかにも毒々しい。以前、ひざ痛に効くからと言って、実を持っていったおばあさんがいたが、麻薬にもなるというので、私たちは触れることもしていない。お客さんはこの植物のことをもちろんご存知で、「その毒は致死量」と教えてくださった。ただ、花は実に美しくて、「美しい花には毒がある」というのは本当なのだ。お客さんは興味深そうに何枚も写真を撮っておられた。
晩御飯は久々に外食することにして、クリシュナの友人がやっているレストランに行こうと出かけた。すると、たまたま以前の「ホテルムーンライト」、現在の「ポカラビレッジリゾートホテル」の社長に遭った。「おお、クリシュナ!」と声をかけられた。 クリシュナは10代ころ、ムーンライトに皿洗いで雇ってもらい、その後も可愛がってもらってきた。社長は今でこそホテル協会の役員を努め、お腹もたっぷり出て貫禄十分だが、ホテル立ち上げのころはがりがりに痩せていて、クリシュナと一緒に皿洗いもしていたそうだ。ムーンライトは建物を家賃を払って借りてやっていたが、ここ2年くらいで、自分で土地と建物を買い、新たに自分のホテルを造った。それが「ポカラビレッジリゾート」だ。建物は新たに造りなおしたそうで、客室も見せてもらった。とてもきれいだった。エアコン、バスタブもついていた。レストランもすごくきれいにしていた。宿泊料は40ドルだそうだ。ここはインド人の団体をターゲットにしている。それは社長が長いことかけて築いたインド人相手のビジネスのノウハウがあるからだ。インド人は部屋代は高くても払うが、食事は安くないと満足しない。だから、ここのレストランのメニューも安かった。 せっかく来たことだし、と思い、ここで晩御飯を食べることにした。インディアンタリ(インド料理のセット)215ルピーはお腹いっぱいになった。ビールも飲んで満足していたところ、偶然にも今夜はスタッフの慰労をかねての「ダサインパーティー」だったらしく、会食が始まった。社長がビールも振舞っていた。私にもビールをつぎに来てくれた。社長は若いスタッフにも声をかけ、気を配っていた。クリシュナにも「クリシュナ、乾杯!」とみなの前で言ってくれた。私たちの食事代も20%割引してくれた。 社長は、海外で働いた経験もなく、こつこつとポカラで借りた建物でホテルをやってきて、こうして立派に成功している。偉い人だな、と思う。人相はちょっとわるいけど。 楽しい晩だった。
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2012/10/18 (木)
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営業開始1001日 宿泊のお客さん
朝5時にお客さんがタクシーでサランコットの日の出を観に行かれた。天気が良くヒマラヤがきれいに見えた。その景色を「神々しい、畏敬の念を感じた。私の宝物になった」ということをおっしゃっていた。その後、ガイドと日本寺などへ観光に行かれた。バザールで香辛料などをいろいろ買われたそうだ。 10時ころ、もうお1人のお客さんがチェックアウトされた。「居心地よく過ごせました」と言ってくださった。「よっちゃんいか」をいくつかくださった。
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2012/10/17 (水)
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営業開始1000日 宿泊のお客さん
朝5時に起きる。3人のお客さんが5時半にウルトラライトプレーンに出発する。ウルトラライトプレーンの運営会社に、フライトに一番良い時間を尋ねたところ、午前6時15分とのことだった。それで、みなさんのフライトがこの時間になったわけだが、まだ日が昇る前なので、天候が良いか悪いか、判断がつかない。6時過ぎに日の出だが、まだ真っ暗。でも、そんなにクリアーではなさそうだ。 フライト時間になって、少し明るくなってきたが、まだサランコットに霧がかかっている。フライトはGOしたのかなあ、と気になっていた。 が、それからしばらくして、お1人が戻ってこられた。「良かったです」とのこと。ここからは霧がかかっていたが、プレーンは雲の上を行ったらしく、マチャプチャレの間近まで飛んで見れたようだ。プレーンは本来、全3機あるようだが、1機はメンテナンス中で、現2機しかなかった。先に飛んだ男性2人のお客さんも興奮気味で感動されていたそうだ。とりあえず見られてよかった。
7時前、女性のお客さんがチェックアウト。バスでカトマンズに向かわれた。「お2人のおかげで楽しく過ごせました」と言ってくださった。 10時ころ、昨日予約にいらっしゃった女性のお客さんがチェックインされた。
12時ころ、今朝ウルトラライトプレーンに行かれた男性のお2人が戻ってこられ、その後カトマンズに向けて出発された。「ポカラを満喫できました」と言ってくださった。
偶然に3人のお客さんが広島の方だった。
お客さんが銀行のATMでカードでお金を引き出せない、と困惑されていた。日本のカード会社のコレクトコールに電話するが、ネパールからだとコレクトコールにはならず、有料になるという。なんか、この国って、やっぱり不利なんだよね。
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2012/10/17 (Wed)
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営業開始999日 宿泊のお客さん
男性2人のお客さんは午後チェックアウトされた。 それと同時に、予約されていた女性のお客さんが到着された。ハーブの勉強でイギリスに留学されていたそうだ。ほんと、ここに来る日本人の方は何か「持ってる」、すごい方が多い。ネパール料理にも興味がおありで、晩御飯をオーダーされ、作る過程を見て写真に撮っておられた。今日もまた、クリシュナが一緒に野菜を買いに行くところから、お付き合いいただいた。 若い女性の方が部屋を見に来て、明日1泊の予約をしていかれた。 昨日トレッキングに行かれた、男性お2人のお客さんは夕方に戻ってこられた。昨日の男性のお客さんと同様、タトパニから戻られたが、やはり帰る道は危険だったそうだ。タトパニ近くの露天風呂・ラトパニは大雨で壊れていたそうだ。無事で戻られて何より。 3泊でガイドと一緒にゴレパニトレッキングに行っていた女性のお客さんが戻ってこられた。プーンヒルの眺めは最高だったそうで、ガイドともうまくやってこられたようだ。今朝のガンドルックは曇っていて見えなかったという。晩御飯はガイドの案内で湖の向こうに魚を食べにいっていた。 今朝はゴレパニは山がきれいに見えたそうだが、ここポカラやガンドルックは曇っていた。
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2012/10/15 (月)
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営業開始998日 宿泊のお客さん
朝5時、2人の男性のお客さんがトレッキングに出発された。夕方5時ころ電話があって、4時間前にゴレパニに着いたという。すごいな! こんな短時間でゴレパニまで行ってしまうとは! 午後、3泊でトレッキングに行っていたお2人のお客さんが、ガイドのスベリさんと戻ってこられた。タトパニから戻った。タトパニからの道はがけ崩れなどで大変だったという。朝7時にでたそうだ。お疲れのようだったが、みなさん、無事に戻られてよかった。
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2012/10/14 (日)
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営業開始997日 宿泊のお客さん
朝は少しゆっくり目に起きる。 昨日くらいから急に朝晩は冷え込んできた。半袖だと少し肌寒いくらい。日中はまだ日差しが強い。夕方雨がぱらついた。
午後3時ころ、男性2人のお客さんがいらっしゃった。短い日程の中で、いろいろなプランがあるらしく、トレッキングからウルトラライトプレーン、帰りの飛行機の件まで相談した。1日でゴレパニまで行けるかなあ?
昨年に比べて、今年は10月が忙しい。けっこうお客さんが来てくださっている。
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2012/10/13 (土)
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営業開始996日 日本語教室
朝5時半ころ起きて、クリシュナがお客さんの朝ごはん、蒸しパンを作る。 今朝もヒマラヤはきれいに見えている。でも、少しの間に霧で隠れ、またしばらくして姿を見せる。 お客さんは7時過ぎにガイドと一緒にトレッキングに出発された。無事、行ってきていただけるといい。 昨日、TIMSの件で少しトラブッたお客さんたちも、どうやら無事、先を進んでいるようだ。ガイドと電話で確認した。
7時20分ころ、私は日本語教室に向かう。5年生の教科書に、日本のゴミ問題がテーマの文章があって、文章中の写真にエベレストにゴミが溜まっているのが載っていた。この文章中に日本のような先進国、というような表現がある。「先進国」に対して「発展途上国」、という言葉もついでに教えてたが、こういう言葉も先進国側から見た一方的な表現だな、と思う。ネパールもそのくくりで言えば発展途上国だけど、この国の人たちはそう呼ばれていることをみなが認識しているわけではない。発展途上の貧しい国、と呼ばれている当の国で暮らす子どもにそれを教えるのは複雑な気がした。
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2012/10/12 (金)
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営業開始995日 宿泊のお客さん
お客さんは朝5時半頃から屋上に上がって、ヒマラヤを見ようとされていたが、まだ陽が上がっていらず、見えていなかった。6時半近くなって、太陽が昇ると次第に山が見え始め、そのうち霧が晴れてきれいに姿を現した。みなさん写真を撮っていた。 8時にトレッキングガイドのスベリさんが来て、簡単に打ち合わせする。そして8時半ころ、トレッキングに出発。無事に出発されたので、ほっとしていたら、11時半ごろ電話が掛かってきて、チェックポストでTIMSが問題で止められているという。お客さんたちはカトマンズでこのTIMSを取得してきたが、それが「ガイド・ポーター無し」のものだった。ところが実際は、ガイドを雇ったので、それを見咎められたのだという。地元の観光局としては、トレッカーの安全性を考えて正式ガイドを雇うことを薦めている。トレッキング許可証やTIMSはガイドやトレッキング会社を通して申請すると、その名前やサインが記され「ガイド・ポーター有り」のものとなる。でも、そんなシステムをちゃんと説明してくれるわけでもない。今回の場合はお客さんはガイド代金や許可証代金をけちったわけでもないし、そういうシステムを知らなかったというだけだ。お客さんには何の非もない。 どうしたもんかわからず、いったん電話を切り折り返ししようとしたら、向こうから電話が来て、チェックポストの役人が「今回は大目に見ますから、次回は気をつけて」ということで、許されたという。お客さんに悪意がなかったからだろう。とりあえず何とかなったようでよかった。ほんと、トレッキングはハラハラする。
午後3時ころ、予約されていた女性1人のお客さんが到着された。明日から3泊4日でトレッキングに行くので、ガイドを呼んで打ち合わせしていただく。 お客さんは中国に住まわれてたりとか、アジアにお詳しい方だった。ネパールに来て、ダルバートが気に入られたようだ。今夜の夕飯はうちでダルバートをオーダーされ、作っているところを見たい、と仰る。それでクリシュナが八百屋さんに野菜を買いに行くところから同行していただき、スタートした。ずっと作る過程を見ていただき、8時過ぎにようやく完成。できたてのダルバートだったので、「感動するほどおいしい」と言っていただいた。
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2012/10/13 (木)
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営業開始994日 宿泊のお客さん
朝7時少し前、10泊もしてくださったお客さんがチェックアウト。バスパークに向かわれた。今朝もヒマラヤはきれいに見えている。 それからまもなく、もうお1人がバンディプルに向かわれた。交通手段がローカルバスということで、ちょっとそれにうまく乗れるかどうか、不安に思っておられるようだった。 午後、修理して使えるようになったばかりのUTL(無線電話)に電話がかかってきた。うちまでの道順を聞くタクシー運転手からのようだった。うちに向かっているお客さんがあるらしい。それからしばらくして、タクシーが到着。若い男性のお客さんお2人だった。予約されていないお客さんだったが、いろいろと相談を受けた。明日からトレッキングに行きたいとのことで、急遽ガイドを探した。 畑に入れる肥料(鶏糞)をクリシュナが探しに行くが、以前売っていた店になく、手に入れることができなかった。どうしようか。
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2012/10/10 (水)
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営業開始993日 宿泊のお客さん
夕べ激しく雨が降ったせいか、今朝はすっきりときれいに山が見えている。さわやかな気候だ。 お客さんに朝食をお出しする。 1泊でダンプスに行っていたお客さんが戻られた。 水道の役所に料金を払いに行く。 トレッキングや宿泊の問い合わせメールに答える。これから祭りのシーズンで役所なども休みになるので、トレッキング許可証の取得時期に気を遣う。
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2012/10/9 (火)
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営業開始992日 宿泊のお客さん
今日もヒマラヤはきれいに見えている。お1人のお客さんは引き続き泊まってくださっている。 もうお1人はダンプスに1泊で行かれた。 今後の予約がけっこう入ってくるようになった。トレッキングについての問い合わせが増えてきた。
庭と畑の草むしりをした。日本に帰国以前から手をつけていなかったので、ぼうぼうに雑草が生えてしまった。日本に行く前にギリムロ(へちま)の苗を植え、帰ってきた頃にどっさり食べられる♥ なんて甘い考えでいたが、やっぱり人が手をかけてないと育たないのか、この夏は実が2,3個しか成らなかった。残念だ。
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2012/10/8 (月)
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営業開始991日 宿泊のお客さん
今日は朝、夕方ともヒマラヤがきれいだった。観光には良いシーズンになってきた。 1人のお客さんはダンプスに日帰りで行ってこられた。 結婚式に出席されたお客さんは7時頃チェックアウトされ、カトマンズ、帰国の途につかれた。 午前中に、「昨日メールで予約してたんですが」と言って、男性のお客さんが来られた。夕方以降はメールを確認していなかった。いったん2階の部屋にご案内したが、ファン(扇風機)が強く回る部屋のほうがいい、とのことで、1階に移っていただいた。女性のお客さんはファンを使わないが、男性のお客さんはファンを求める。 クリシュナが、故障していた民間の無線電話機UTLの電話機を買いに行く。問い合わせてから2週間くらい経ってるんじゃないだろうか? ようやく入荷したというので、急いで取りに行った。うちには固定電話もあるが、名刺やガイドブックはこのUTLの電話番号が載っている。問い合わせがないと限らない。 電話機は2008年に初めて購入したときよりも、はるかに立派になっていた。1500ルピー。UTLはインドの電話会社なのに、電話機は中国製だった。中国の進出ぶりは、ここでも目を引く。以前はそんなサービスがなかったが、今はこの電話機でインターネットもできるのだそうだ。接続可能までに1週間くらいかかるそうだが、ちょっと試してみたい。 井上ひさしの『一週間』(新潮社)を読み終えた。Mさんが貸してくれていた。最近、日本で司馬遼太郎の『坂の上の雲』、瀬戸内寂聴の『烈しい生と美しい死を』を読んだ。3冊通して、日清、日露戦争から大正時代の思想弾圧、そしてこの第二次大戦後のシベリア抑留まで、近代日本と中国、ロシアの関係を概観することができた。
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2012/10/8 (Mon)
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営業開始990日 宿泊のお客さん
お客さんに朝食をお出しする。今日もヒマラヤはきれいに見えている。今日はフォクシンに行こうとされたそうだが、途中ががけくずれで道も変わっていていけなかったそうだ。 お1人は7時頃チトワンに向けて出発された。 今日はHさんの娘さんの結婚式だった。サリーを着て、10時頃家を出る。披露宴会場はフェワプリンスホテル。プリティビチョークからのバスがなかなかなくて、ちょっと時間を費やした。でも、ちょうど11時頃に会場に着く。ネパールの結婚披露宴は招待客が三々五々来ては、食事をして帰っていく、というスタイル。きっちり時間が決まって、司会進行がいて、というものではない。他に日本人の知人が1人も来ていなかったらどうしよう、と思ったが、すでにホテルグレイシャーのオーナーさん、在住の方が来ていて声をかけてくれた。 新郎新婦は若いお2人だった。ネパール人のお客さんがみな祝いなどを持ってきて、祝福のティカを贈っていた。日本人の家族の方も来ていた。花嫁の父であるネパール人のお父さんがうれしそうだった。やっぱりいいものだな、結婚式って。 帰りはグレイシャーさんの車で送っていただいた。 昨日チェックアウトされて、今日の結婚式に出席される、といっていたお客さんは、フェワプリンスが部屋が空いていなかったとかで、うちに戻って宿泊された。お客さんは披露宴の夜の部に出席され、夜9時頃うちに戻ってこられた。
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2012/10/6 (土)
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営業開始989日 宿泊のお客さん
朝5時前にカップルのお客さんがルンビニに向けて出発された。 昨日ほどではないが、ヒマラヤは見えている。お1人はサランコットに行かれた。もう1人も7時にはチェックアウトされた。6泊目のお客さんは「ヒマラヤのとりこになりそう」とおっしゃっている。 日本語教室に行く。クラス編成はどうするかという話題になる。5年生は当面1人になった。
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2012/10/5 (金)
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営業開始988日 宿泊のお客さん
今朝はヒマラヤが久しぶりにきれいだった。霞みのない青空にくっきり白いヒマラヤが見えていた。お客さん、みなさん、喜んでおられた。 長く滞在されているお客さんはこの日を待っていたとばかりに、即刻タクシーをつかまえてサランコットに向かわれた。 お1人はバイクで観光に、もうお2人は日本寺に行かれた。 日が落ちたころ、タクシーが門前で止まった。トレッキングでタトパニから今戻ってきてという若いカップルのお客さんだった。明日は5時にここを出てルンビニへ向かわれるという。もう少しゆっくりしていただきたかったけど。 今日もいろいろなことがあり、忙しかった。今日は6部屋中、5部屋のお客さんだった。朝6時前に起き、夜12時近くに寝る。ハァーやっと1日が終わったぁ、と布団に入った瞬間に寝る。
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2012/10/4 (木)
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営業開始987日 宿泊のお客さん
朝7時半にお客さんに朝ごはんをお出しする。今朝もヒマラヤは見えているが、クリアーではない。山岳博物館に行かれた。 女性のお客さんは出かけられた。「こんなに立派な建物なのに、あとは努力しだい。がんばらないともったいない」と言っていただく。 3時頃になって、「予約してないんですけど、部屋ありますか?」と男性のお客さんがいらっしゃった。日本のお住まいが、かつて私たちが住んでいたところの近くらしく、クリシュナとそんな話で盛り上がっておられた。 日が暮れたころになって、もうお1人お客さんがいらした。話を聞くと、今度の日曜日の、私も出席する日本人会の方の娘さんの結婚式に出るためにいらしたのだという。すごい偶然だ。 結局、今日は4部屋のお客さんとなった。
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2012/10/3 (水)
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営業開始986日 宿泊のお客さん
朝7時半にお客さんに朝食をお出しする。ヒマラヤは見えてはいるが、かすんでいて、写真を撮るといまいちクリアにはならなさそう。サランコットに歩いて行ってこられた。体にぶつぶつが出たそうで、うちの布団のせいか?と気になる。十分に布団を干す。 9時頃予約されていたお客さんがいらした。きっぷのいい、しゃきしゃきした感じの方で、クリシュナが面白い方だ、と喜んでいる。 ポーターを探してほしい、という問い合わせのメールの一件で、連絡を取ったポーターに一度うちに来てもらった。 昨年の暮れにスベリさんとトレッキングに行ったお客さんから、今年はアンナプルナベースキャンプに、ぜひ同じガイドと行きたい、と嬉しいメールをいただく。また来ていただける方がいるのは、本当にうれしい。 クリシュナの甥っ子が村からきて、クリシュナの父親とお姉さんの分のお香典をくれた。 電気のメーターをチェックする人が来て、今月分の請求書を置いていった。それによると、メーターの数字が1690増え、金額にして18292ルピーという! えーーー?! そんなにぃ? 確かに日本に行っていた2か月分はメーター確認不能のため、最低料金しか払っていなかった。だから計3か月半分くらいにはなるけど、こんなに高いの? さらにこの間に値上げもあった。最低料金が以前は299ルピーだったのが、今は365ルピー。今月はファンを使うお客さんもいたし、冷蔵庫やインバーターが壊れていたし、パワーの強いアイロンも買ったけど・・・。こんなに光熱費が上がったら、そりゃ何でも値上げしたくなるわなあ。日本の電気代とかわらないもの。だから、ソーラー発電にして正解だったね、と自分をなぐさめる。
夕方から激しい雨風となった。
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2012/10/2 (火)
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営業開始985日 宿泊のお客さん
朝6時前に起きてお客さんの朝ごはんを作る。お客さんはネパールは初めて、という。残念ながら雲が多くてヒマラヤがよく見えていない。
Mさんから電話で、日本人会の方の娘さんの結婚披露宴があるとかで、その出欠を尋ねられる。最初、「もちろん行く」と答えたが、まだ他の人の出欠は聞いていないとのこと。Mさんは私と同じ時間帯には行かれないのだという。よく考えたら、私のようなポカラ新参者が1人で行っても、「どなたでしたっけ?」となりそうだ。そんな話をMさんに話しつつ、夕方、他の方の出欠を教えてもらうと、みなさん私と同じ時間帯に出席するとのこと。よかった、楽しみだ。 昨日、新聞の折り込みチラシで、サバグリアホールでジュエリーの即売会があると知った。「どこよりも安い3日間!」、金や宝石のアクセサリーが「100〜4000ルピー!」などのうたい文句があった。私は、日本ではジュエリーやアパレルの原稿をたくさん書いていたので、持ってはいないが、実はファッション雑貨、光りモノが大好きだ。こういうイベントはぜひ見てみたい! そういうわけで、出かけてみた。 会場は、古い区民会館レベルの建物で、そこの2階の少しのスペースだった。確かに日本でも何度か行ったことがある、アパレルブランドの会員セールみたいな感じで、商品が「ここはすべて100ルピー」「ここはすべて500ルピー」などと書かれた紙の下、テーブルに山のように積まれていた。ざるが置いてあって、そこに商品を入れていく。係員がぽつぽつ立っている。けっこうお客さんも来ていて、いろんな商品を手にとっては放り出し、また他を見て、という光景も日本の会員セールと同じだった。 肝心の商品は、金とか宝石というけど本物かなあ〜?という感じで、もちろん誰も本物のダイヤモンドとか純金とかとは思っていないだろうけど、でも、この軽さは逆に含有率の低い金なのかも?とか思ったりした。日本でも、小さな小さな金のピアスとかは980円で買えたりするから。石ものはさすがに信用できないのでやめた。でも、たとえガラスでもファッションアイテムとしては種類豊富で、しかも100ルピーなら安い、と思った。結局、私は、金属製のチュラ(腕輪)、ネックレス、ピアスを合計550ルピーで1点ずつ買った。もらった領収書を見ると、会社はカトマンズで、売っている人はインド人だった。なかなか楽しいイベントだった。
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2012/10/1 (月)
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営業開始984日 宿泊のお客さん
夕方から夜中にかけてかなり雨が降った。 朝10時頃、昨日部屋を見にいらしたお客さんが泊まりにいらっしゃった。ネパールに少し長く滞在されるそうだ。 ポーターを探しているという方からメールをいただき、クリシュナがポーターを当たる。すでにトレッキングシーズンにインしたということか、よくやってもらっているガイドはみなトレッキングに出払っている。「最近仕事ないですか?」と電話をくれたアンキットさんにもなかなか電話がつながらない。何十回もかけて、ようやく彼の父親であり優秀なガイドのディレップさんにつながると、ディレップさん、アンキットさんともどもトレッキング中であった。裏のベテランガイドさんも、宗教の家も、みんなトレッキング中。ヨーロッパ人と結婚してるという近所のガイドさんによれば、「予定がいっぱい」とのことだっだ。日本語ガイドのプレムさんとは連絡がつながり、よく使っているというポーターを紹介してもらった。問い合わせの方に、見つかった旨返信し、少しホッとした。
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2012/9/30 (日)
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営業開始983日
電話の役所に電話とインターネットの料金を払いに行く。そんなに混んでいないのに、やたらと待たされた。20分以上待って、やっと窓口に来ると窓口の人に「細かいお金持ってない?」と聞かれる。1000ルピーと500ルピー札しか持っていない、と答えると、困った顔をされた。どうやらつり銭が不足しているらしい。さっきから、窓口から離れない女性がいて、なんでだろう? と思っていたが、こういうことだったのか。その女性が「私もおつりがもらえなくて、ずっと待ってんのよ」と言い、苦笑い。ネットや低額の国際電話のキャンペーンを盛んにやって、集客に努めている電話会社がつり銭がなくて、客を待たせてるなんて! 客のほうがみなあきれてた。私は外人だから優遇されたのか、傍にいた客の男性が「ほら、150ルピーなら出してあげるよ」と言って、私のおつり分を会社の代わりに出してくれた。なんて、トホホな話だろう。 パリケチョークに「英語―ネパール語」の辞書を買いに行く。けっこう新しくカバーのきれいなのがあった。なぜか出版はインドのデリー。値段も200インドルピーだった。なんでこういうものをインドに作ってもらってんのかな。だから、私たちの日本語の本をだしてくれた出版社のデペンドラさんが「辞書を作りたい」と言っているのか。 大型スーパーマーケット「バト バティニ」に行く。ここでもキッコーマンのしょうゆは1リットル545ルピーだった。開店当時の賑わいはどこへやら、客数は少なかった。豆腐を買って帰ってきた。
夕方、お客さんが部屋を見にいらした。明日泊まりに来てくださることになった。
ここ数日はヒマラヤが見えていない。暑い。雨季が終わりかけ、また暑くなってきた。
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2012/9/29 (土)
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営業開始982日
今日は日本語教室はなかった。 朝8時頃、「地球の歩き方」を片手に、汗をかきかき訪ねてくださった方がいらっしゃった。部屋を見るついでに、和食の朝ごはんも注文いただき、食べていただいた。「こういうのが食べたかったのよぉ」と言ってくださった。きっぷの良いしゃべり方が横浜の人っぽいな、と思ったら、案の定そうだった。3日から1週間くらい泊まってくださることになった。こういうふうに、日本人がいるというので訪ねてきてくださるお客さんがいるから、ぼおっとしてちゃいけないな、と思う。使命感を感じる。
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2012/9/28 (金)
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営業開始981日
7時頃になって、ヒマラヤがとてもきれいに見えてきたので、お客さんに声をおかけする。「一緒に写真を撮りましょうよ」と言ってくださり、屋上でヒマラヤをバックに3人で写真を撮る。その後、お客さんは午後までサランコットなどに観光に出かけ、16時台の飛行機でカトマンズに戻られた。「また来年も来ます」と言ってくださった。
朝ソーラーの「シタ&サン」の人が来て、ソーラーパネルに補強の枠をつけにきてくれた。そしてそのお店の社長から、またどこかで国内線の飛行機が落ちた、と聞く。社長は自分の携帯をうちのwifiにつなぎ、ニュースを見ていた。カトマンズからエベレスト方面のトレッキングエリア、ルクラに向かう便だという。 その後、私もネットを見る。朝6時半頃、カトマンズを離陸してまもない、ルクラ行きの便がバクタプルの河川敷みたいなところに堕ち、その後炎上したという。乗客、乗務員全員が亡くなったそうだ。乗客はイギリス人、中国人、ネパール人。 去年の今頃も、カトマンズ発のマウントフライトが堕ちている。地元の日本人の方の話では、この季節の変わり目は天候が変わりやすいので、飛行も危険なのではないか、とのことだった。離陸時に晴れていても急に曇ったりするからだ。何しろ痛ましい事故だ。
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2012/9/27 (木)
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営業開始980日 宿泊のお客さん
朝6時半、お客さんに朝ごはんをお出しする。ずっとご飯と味噌汁の定食を食べていただいていたので、味噌汁の具を日々変えるように気を遣った。7時少し前に出発。バスでカトマンズに向かわれた。「仲間が来ると思います」「また来ます」と言ってくださった。いいねえ、山が好きで、ネパールが好きで。山が好きな人にはネパールに対し、崇拝の念がある、というか、愛着を感じる、というか。 朝8時過ぎという、通常よりかなり早い時間に、予約されていたお客さんが到着された。今ポカラ空港は「ポカラに国際空港の建設を進めろ!」のストライキで、午前8時から12時まで空港を閉鎖している。それで、カトマンズから到着する飛行機が前倒しになって8時前に到着しているようだ。早くポカラに来たいお客さんにとってはかえってラッキーだ。朝6時台、7時台のジョムソン行きの飛行機も普通に飛んでいる。 お客さんは仙台の方だった。私たちが、この6月に仙台、松島に行った話をする。「仙台は前はもっと活気があった。今はなんかどんよりしてる」という話をされていた。私は過去に雑誌の取材でも何度か仙台に訪れている。洗練された、緑のきれいな良い街だ。また行こう、また行こう。
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2012/9/26 (水)
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営業開始979日 宿泊のお客さん
お客さんに朝ごはんをお出しする。お1人は風邪をひいているが、「おいしい朝ごはんのおかげで元気になってきました」と言ってくださった。励みになる。 お客さんが、私たちが日本で出版した『ネパール こんなとき何て言う?』を2冊も買ってくださった。1冊はご自分に、もう1冊はネパール好きの仲間へのお土産という。その方のお名前が偶然にも私の母親と同姓同名なので驚いた。「サインをしてください」と言われ、恥ずかしながらサインをする。 クリシュナが久々にツーリストバスパークにボードを掲げに行くが、日本人の姿はたった1人だったそうで、つまんなそうに戻ってきた。
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2012/9/25 (火)
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営業開始978日 宿泊のお客さん
お客さんに朝ごはんをお出しする。いろいろなお話をさせていただく。 陽が当たっていると暑いが、朝晩は涼しい。激しい夕立があった。 日曜日にマナスルで、ヨーロッパ人の登山隊が遭難した、というのが新聞で報じられていた。8人以上が亡くなったようだ。 今はうちから見えるヒマラヤにも雪が多い。乾季の12月ころはヒマラヤに雪が少なく岩肌が見えていたりするが、今は雪を被った白いヒマラヤが見られる。雨季だけど、ザーッと雨が降って、その翌日、山がきれいに見えるというパターンになっている。
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2012/9/24 (月)
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営業開始977日 宿泊のお客さん
朝6時半頃起きる。お客さんたちは、私たちが起きたあとに、3階に上がってきて山を眺めたりしている。お1人の方は99年に初めてトレッキングに来て、やみつきになったという。和食の朝ごはんをお出しする。わりと大根がおいしいので、それを味噌汁の具にしている。部屋の掃除をさせてもらった。
朝からソーラーのシタ&サンの人と電気の職人が来て、夕べうまくいかなかったソーラー発電の様子を見ている。昨年、ゲートを造り直したとき、ゲートの電気をいじった。その時以来、その箇所のスイッチを触るとピリッと電気が走るときがある。私はそれが原因と思っていた。案の定、そこからインバーター用の電気が漏れていた。それが、これまでの充電器がうまくいかなかった要因と判明した。いろいろな配線を見てもらい、2時間程度で全作業が終了。無事、ソーラー発電が機能するようになった。夜、停電があったが、速やかにソーラーの充電器に切り替わった。ああ、よかった。これで電気代も少し浮くようになる。
日本大使館からのお知らせメールで、明日から28日の8時から12時、29,30日の12時から15時は、「ポカラに国際空港建設を進めろ!」のデモで、ポカラ空港が閉鎖になるらしい。終日の閉鎖ではないし、また、そう言っておきながら、あっさり回避されたりするので、あんまり今から騒ぎ立てないほうがいいかと思うが、これから観光シーズンに入るのに、いいんだろうか? 気持ちもわかるけど。
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2012/9/23 (日)
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営業開始976日 宿泊のお客さん
トレッカーのお客さんたちは引き続き宿泊してくださっている。ヒマラヤがよく見えているので、屋上などで写真を撮っておられる。日本米と味噌汁の朝ごはんをお出しする。
インバーター(充電器)の調子が悪い。3年間使って、バッテリーは寿命ではある。今度買い換えるならソーラー発電にしようと思っていた。クリシュナがソーラー発電を使っている近所の家に話を聞きに行く。うちと同じくらいの部屋数のゲストハウスは費用6万5千ルピー掛かったそうだ。裏のアメリカ帰りの医者のお金持ちの家は、テレビや扇風機などすべてを使える大きな容量の物で35万ルピー! という。とても、そんなお金はない。ただ、これらの家を見てると、確かに停電にもまったく左右されず電気が点いている。うらやましい。 かつて、うちのお湯を沸かすソーラーを買った「シタ&サン」というお店に電話で尋ねると5万5千ルピーでやってくれるという。それからお店の人が実際にやってきて、いろいろ説明してくれた。12個の電球を使えるようにする場合が5万5千ルピー、その容量で不安なら少し容量を増やして6万8千ルピーという。うちは6客室あり、各部屋に2個、玄関やキッチン、自分たちの部屋まで数に入れたら、12個では足らない。でも、そういつでも満室というわけでもない。迷った。ただ、シタ&サンの人はけっこう親切で、古い方のインバーターを1万ルピーで買い取ってくれるという。それでマイナス1万ルピー。 また近所のゲストハウスに、今度は詳しい容量をふまえて話を聞きにいく。大容量にしたほうが絶対にいい、という。 結局、クリシュナがちょっと値切って、大容量の方を5万6千ルピーで買うことにした。お店の人は今日すぐにでも持ってきてくれるという。ただ、今すぐ全額を現金で支払うのはきつい、と言うと、とりあえず全額は後でもいい、ということになった。しかし、物は早く持ってきてもらい、値切ったうえに、支払いは後で、というのはいくらなんでもシタ&サンの人に悪いんではないか、という気がした。クリシュナが「僕たちもすっかりネパールスタイルになったね」という。 シタ&サンの人は本当に夕方5時になって、電気の職人を連れて、ソーラーのセットを持ってやってきた。屋上にパネルを、1階にバッテリーを設置した。配線は初めからできているので、セットをおくだけで終了。 さあ、これで停電の心配がなくなった! さっそくお客さんにもそう話す。 ところが、19時に停電すると、すべての電気が消えた。そんなはずない。再びシタ&サンに電話して職人を派遣してもらう。見てもらうと、ソーラーの機械は問題ない。どこかの配線に問題が起っているのだという。 あーあ、なんてことはない、今日は停電中はもちろん、停電が済んでも、インバーターの配線されたところはぜーんぶ電気が点かなくなった! ろうそくで過ごす。今日に限って停電も長かった。あーあ。
私たちの著書『ネパール こんなとき何て言う?』(連合出版刊)を読んで、わざわざ会いに来てくださったご夫婦がいらっしゃった。本を読んで、それを参考にネパール語で名刺を作ったそうで、1枚くださった。写真を撮ってほしい、というので記念撮影に応じる。本当にネパール好きな日本人は多いなあ、と思った。そういう方々に少しでも喜んでいただける本を出せてうれしい。こういう方々を大事にしないといけないよ、ネパールは。
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2012/9/22 (土)
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営業開始975日 宿泊のお客さん
朝6時頃からご夫妻が起きていて、だんなさんに朝ごはんをお出しする。奥さんは教会に行かれた。 7時過ぎに、私は日本語教室に行く。5年生にもなると漢字が難しくなる。 10時半頃戻ってくると、新しいお客さんが来ていた。男性お2人。トレッキングがお好きで、今回はチベットを17日間くらい周ってこられたそうだ。チベットではだいぶ高山病がきつかった、とのことだった。 ご夫妻は12時にチェックアウトされた。奥さんが「2年後にまた来ます」と言ってくださった。今夜の中国南方航空で帰るそうだ。中国では成都で乗り継ぎらしいが、「抗日運動の影響があるかもしれないから、成都では外には出ない方がいいみたいです」と話した。
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2012/9/21 (金)
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営業開始974日 宿泊のお客さん
ご夫妻を5時にウェイクアップコールする。ウルトラライトプレーンのヒマラヤ遊覧飛行に行かれた。天気は最高で、ヒマラヤの眺めも素晴らしかったようだ。ただ、だんなさんの分の遊覧中の写真、ビデオ撮影を失敗されたらしく、もう一回乗りなおすことになったが、なんとその分の飛行機代は有料だったらしい。 女性のお客さんを朝6時半ころウェイクアップコールする。ヒマラヤの眺めが美しかったからだ。蒸しパンの朝ごはんをお出しする。その後、チベット村やデビッドフォールに行かれた。たくさんお話させていただいた。12時頃出発された。
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2012/9/20 (木)
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営業開始973日 宿泊のお客さん
朝6時今日もお客さんのウェイクアップコールをする。ブラックティーをご夫妻にお出しする。7時半にまた出かけていかれた。夜7時半過ぎに戻られた。 女性のお客さんは午前中にダンプスから戻られた。ヒマラヤは見られたそうだ。宿もガイドもとりあえず問題はなかったようでほっとした。「行ってよかった」とおっしゃっていただいた。山道で蛭に足をかまれ血がでていた。近所の薬局に行っていただくが、とくに処置は必要ないとのことだった。一応消毒薬を買ってこられた。 夕立があったが、日中は少し汗ばむ程度の秋のような気候。山も星もきれいに見えている。
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2012/9/19 (水)
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営業開始972日 宿泊のお客さん
朝6時、お客さんのウェイクアップコールをする。今日は朝からヒマラヤがきれいだった。もうお1人のお客さんにも声をおかけして、山を見ていただく。 お客さんには蒸しパンの朝ごはんをお出しする。7時半にネパール人の知人の方々が迎えに来て、村に出かけていかれた。いったんチェックアウトされたが、「夜、帰ってくるかも」とおっしゃっていて、19時半ごろ戻ってきていただいた。 女性のお客さんは10時にガイドのスベリさんと一緒にダンプスに出かけていく。
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2012/9/18 (火)
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営業開始971日 宿泊のお客さん
今日はティージ。Mさん母子を招いてささやかなパーティーをした。 天気は雨、曇り。ずっと晴れていない。 午後カトマンズから国内線を乗り継いで、お客さんが到着された。イランに住まわれていたことがあるそうで、興味深い話をいろいろ教えていただいた。ポカラにのんびりしに来たかったのだという。日中ヒマラヤは見えなかったが、夜の星はとてもきれいだった。明日の朝の山の眺めが期待できる、と話した。 夕方、男性のお客さんがいらっしゃった。子どもの支援活動をしている村などを訪れる予定とのことだった。夕飯で、野菜モモ、チキンダルバートを作ってお出しした。 観光シーズンが到来してきた気がする。毎日ぼちぼちお客さんが来始め、問い合わせや予約のメールも来るようになった。やっぱり、私もクリシュナもお客さんが来ると、この仕事、楽しいんだよね。
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2012/9/17 (月)
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営業開始970日
今日はティージのダルカニという祭日。 夕べから降っている雨が、今日1日中降って止まなかった。「ネパールも天気が変だね」とクリシュナが言う。 壊れて使えなくなっているUTLの電話機(無線電話)。クリシュナがUTL社に行って直せるものかどうか聞いてくる。1500ルピーで新しいのに買い換えられるそうだ。ただし、届くのに1週間くらいはかかるという。最近はネパールの電電公社?「NTC」も安くつながりやすいADSLを売り始めた。以前は家に電話を引くのに5年かかるとか、ブラックマーケットで電話機を買うのにものすごくお金がかかる、とか言われ、そこでUTLみたいな民間通信会社が登場した。それでNTCもヤバイ、と思ったのか、最近はサービスが良くなり値段も下がった。うちもそうだが、使ってみれば格段にNTCの方が便が良い。みなUTLをわざわざ使わなくなった。そんな影響か、UTLも市場に登場した頃より対応が親切になったような気がする。 ティージの歌のCDを買いに行く。レイクサイドの外国人観光客向けの店ではまず売っていない。うちの裏通りの地元向けのミュージックショップでやっと見つけた。 街のスーパーにキッコーマンのしょうゆを買いに行く。1リットルのびんの値段がなんと530ルピーという。ちょっと前まで410ルピーくらいだったと思う。大変な物価の上昇だ。
「ポカラの国際空港建設を進めろ!」の集会が続いている。ストにはなっていない。政府側は返事の延期を言っている。
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2012/9/16 (日)
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営業開始970日
ダンプスに行って、今日11時までに戻ると言っていたお客さんが13時半を過ぎても戻らない。15時にカトマンズ行きの飛行機に乗る、と言う。なんかあったのだろうか? いま電話の調子が悪い。日本では考えられないことと思うが、電話機が故障したり、携帯の電波が悪かったり、ということがよくある。しかもこの国、留守電機能、メール機能がついていない。もし怪我とか、不慮の事故などに遭い、うちに電話をかけているのに、うちの電話の調子が悪いためにつながっていなかったら・・・。いろいろ注意をうながしておくべきだった・・・。などと、不安になり反省がでてくる。 幸い14時ころに戻られたので、ほっとした。本当にお客さんがトレッキングに行っている間は気が気ではない。お客さんに、うちでくつろいでもらえる時間が少なかったのも残念だ。でも「また来ます!」と言ってくださった。
最近ビールの値段が高騰している。ついこの間まで、「ゴルカ」というビールがレストランでも1本140ルピーくらいで飲めた。メーカーが、そういうキャンペーンでもしていたようだ。それでゴルカが人気が出た。同じメーカーの人気銘柄「トゥボーグ」というビールが売れなくなってしまった。人気が出過ぎてゴルカが市場に足らなくなった。今度はゴルカの値段が上がるらしい。今は酒屋でも1本160ルピー以上になっている。みんな安いから買ってたのだから、リーズナブルさを売り物にして、どんどん造って売り続ければいいのに。 バラヒチョークの近くの酒屋がビールを安く売ってくれることがわかった。良いお店を見つけたと喜んで、昨日1ケースを買った。そして今日になって、たまたまお店の前を通ったら、「実は値段を間違えていた」と言う。300ルピー以上の追加料金を払った。店の人は「怒らないでください。わざとじゃないんです。信じてください」としつこいくらいに謝っていた。 これくらいのことでは、いちいち驚かなくなったけど、メーカーにしろ小売店にしろ、なんか商売が下手というか、あまいというか。
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2012/9/15 (土)
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営業開始969日
午前中にお客さんがいらっしゃった。今日少しここで休んで、夕方ダンプスに行って1泊、明日戻り、そのままカトマンズだそうだ。社会人の方なので、どうしてもこの日程でしか来れなかったのだそうだ。せめてヒマラヤ見えてくれ。 今朝の日本語教室は、教えているお子さんが学校の用事があるとかで、私の担当は休みだった。
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2012/9/14 (金)
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営業開始968日
向かいの「ロンリーゲストハウス」の奥さんが、ティージ(女性が里帰りするお祭り)のダルカニ(ご飯を食べる)に招いてくれた。本当のダルカニの日は来週の月曜、ティージは火曜日だが、すでに各家で集まった女性たちが歌ったり踊ったりしている。 11時ころ、チョコレートのお土産を持っていく。親戚や近所の女性たちも集まっている。ご飯を振舞われている人もいれば、CDに合わせて踊っている人もいる。奥さんは料理を仕切って、息子にも作業を命じている。かなりテンパっている。ここのうちの人は率先して、こういう風に近所の人に還元して偉いなあ、と思う。うちも見習わなきゃ。 私もサリーを着ていった。みなきれいな格好をしている。食事は2種類のヤギ肉料理、2種類のタルカリ、きゅうりのアチャール、にがうりのアチャール、ギウ入りのご飯、ヨーグルト。おいしかった。こんな贅沢なネパール料理は久々だ。 食事を終えて、少し踊る。踊りのうまい女の子が1人いた。みなが踊りたがるわけじゃないが、やってきてまず軽く踊って、それから食事をしていた。楽しかった。やっぱり女性の華やかなお祭りティージは良いものだ。 数日前、なっとうを作った。ずいぶん前に、近所の人が藁を山のようにしていて、それをちょっと分けてもらった。そして、この間の帰国時に日本から現物のなっとうを1パック持ってきた。大豆はネパールには良いのがある。ネットで作り方を見て、その通りにやってみた。藁は軽くお湯に入れて消毒した。3種類の方法で作ってみた。1つは本当に藁に大豆を巻いただけのもの、2つ目はそこに既成のなっとうをちょっと混ぜたもの、3つ目はタッパーに既成のなっとうをかなり混ぜたもの。ネットによれば、藁で巻いた大豆をこたつなどで温めるといいらしいが、ネパールにはこたつも、それあたるようなものもないので、数時間陽に当てておいた。あとは自然に任せることにした。 そして、今日タッパーの分を開けてみた。できてた! ちょっとネバネバ感が足らないが、なっとうの糸を引いている。できるんだなあ。ネパールでも高地のライ民族はなっとうを作るらしい。どうやって作ってるんだろ。良い勉強になった。
カトマンズの日本大使館からのお知らせメール(在住者に送られてくる)で、「尖閣諸島を巡る問題で、中国の人による邦人への襲撃が世界で報告されているから、タメル(カトマンズの観光街、中国人観光客が多い)では気をつけて」みたいな内容のものが来た。ここネパールは、確かに中国は隣国なので、隣国の動きには過敏だ。でも、ついこの間まで私も日本にいたが、日本ではむしろ中国より竹島を巡る対韓国の方がマスコミの論調も厳しかったような気がする。こんな観光地では、どの国の人にもただ楽しんで帰ってもらいたい。
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2012/9/13 (木)
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営業開始967日
風邪が残っていて、まだかったるい。さといもの葉っぱと茎のタルカリとご飯を作り、食べる。この青汁のようなさといもの葉と茎のタルカリは、しょうがをたっぷり入れるので体が温まる。香辛料を使わず酢を入れるので、胃への刺激も少ない。村では貧乏料理らしいが、アクの強い味と濃い緑のどろどろとした見た目に慣れれば、クセになる食べ物だ。胸焼けとか下痢とかはまったくしない。 ご飯を食べたらけっこう落ち着いて、その後昼寝をしたらだいぶ回復してきた。
「ポカラ国際空港建設」への政府側からの回答のリミットは今日だった。まだ返事状態らしく、ポカラ側の反応も起っていない。
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2012/9/12 (水)
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営業開始966日
今の日本の人にはうらやましい話と思うだろうが、ポカラは朝晩が涼しく爽やかな秋の気候だ。日中陽が出ていると暑いが、必ず夕立があって気温が下がる。 その涼しくなった気候のせいだろう、風邪が流行っている。近所の八百屋の奥さんもものすごいガラガラ声だし、あちこちでくしゃみが聞こえてくる。私もここ数日やたらとくしゃみと鼻水が出て、夕方からはちょっと熱が出た。しかも外から買ってきた夕食にあたったらしくお腹も痛くなった。 夜は早く寝た。
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2012/9/11 (火)
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営業開始965日
今日もポカラでは「ポカラ国際空港建設を進めろ!」のデモか集会が行われていたようだ。メイン通りにも「回答の期限まで後3日」と書いた幕が張られている。 日本語ガイドのクリシュナさんが来た。私たちが日本に行っている間に、お客さんを連れてきてくれたそうだ。申し訳ない。張り紙を貼っていったが、取れてしまったのか、近所で事情を聞いたそうだ。見張り役のおじさんにも張り紙の表示だけは見ていてくれるように言ったつもりが、徹底できなかった。 近所でホテルを建築中の人が来て、クリシュナといろいろな話をしていった。お客さんが来るようになって、部屋が足りない場合はうちにも紹介してくれると言う。ありがたいことだが、このホテルまだ当分完成しそうに見えないんだけど。
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2012/9/10 (月)
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営業開始964日
朝から曇天。カトマンズに帰るお客さんの飛行機が無事に飛ぶか心配したが、一応時間通りにうちを出て空港に向かわれた。 お客さんに蒸しパンの朝ごはんをお出しする。10時半にチェックアウト。日本で海の家を造りたいのだそうだ。「造ったらぜひ連絡ください。訪ねますから」と言った。 夕方6時半から「ポカラ国際空港建設を進めろ!」という主旨のトーチラリーが行われる、とクリシュナが聞いてきた。「僕も参加しないと怒られるから行く」と言う。私もどんなものか見てみたかったので、集合場所のハランチョークに行った。雲行きが怪しく大雨が来そうな模様。そのためか、6時半少し過ぎに着いたときには、すでにラリーが出てしまっていた。きっと雨が降りそうだからさっさと出てしまったのだろう。私たちは、ちょっとマヌケな感じだった。ネパール暦の28日が政府側からの回答のリミットで、あと3日。それまでにまともな回答が得られない場合はストライキ(バンダ)に突入するのだそうだ。観光客への迷惑を考慮したほうがいいと思うが。確かに国際空港はできてほしいけど。
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2012/9/9 (日)
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営業開始963日 宿泊のお客さん
お客さんは朝5時過ぎにガイドと待ち合わせして、サランコットやガイドの村へ1日観光に出かけていった。村で葬儀をやっている場面に出会い、貴重な経験ができたとおっしゃっていた。 掃除や日本語単語帳の編集作業などをする。 郵便局に今夏日本でお世話になった親戚の人への絵葉書を出しにいく。切手の値段が以前は1通25ルピーだったのが35ルピーに上がっていた。 今朝の「Kathmandu Post」紙に10月11日から「BBエアウェイズ」というネパールの航空会社が、クアラルンプールや香港に新たに就航し、さらに成田にもチャーターフライトというのを飛ばす、というような記事が出ていた。本当だろうか? 本当なら嬉しいが。
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2012/9/8 (土)
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営業開始962日 宿泊のお客さん
朝5時半に起きお客さんの朝ごはんを作り、7時20分ころ日本語教室に出かける。5年生は法隆寺、薬師寺の建築方法についての読み物。歴史的要素を含み、難しい単語も多いが、なんとかがんばっている。 お客さんはウルトラライトプレーンに行かれた。今朝の天気は最高だった。ダウラギリからマナスルまでがくっきりと望めた。今日は高いお金を出して、プレーンに乗ったかいがあったことと思う。 夜、お客さんといろいろなお話をする。原発の話などになる。 以前泊まりに来てくださった仙台のお客さんからメールをいただく。6月に仙台に行ったときに連絡させていただこうかなあ、と思ったが、その時点では住所しかわからなかったので連絡をためらった。こうしてメールをいただくと、やっぱり連絡すべきだったかな、と思う。「今度ポカラに行く知人がいたら、絶対に空ゲストハウスに泊まらせます(笑)」と書いてくださっていた。
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2012/9/7 (金)
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営業開始961日 宿泊のお客さん
ガーデン周りを掃除する。 夕方お客さんがいらっしゃった。シャワーの部屋の準備ができてなくて、お待たせしてしまった。若い男性の方で、海外での仕事に興味があって、1ヶ月の旅行をしているという。今の日本の社会の現状をいろいろ語ってらっしゃった。夕方からヒマラヤがきれいに見え始め、夜は星もきれいで、この雨季にラッキーなお客さんだ。
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2012/9/6 (木)
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営業開始960日
久々に日本語単語帳の編集作業をやる。日本に行っている間にやろうと思っていたが、日本にいる間はどうしても本が読みたくて、そっちに時間を使ってしまった。でも、こっちに来たら、この編集作業をはやいとこ進めないと。 近所に住む日本人のTさんがお香典を持ってきてくれた。日本の妹にメールで知らせた。ありがたいことだ。
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2012/9/5 (水)
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営業開始959日
水道の役所に料金を支払いに行く。日本に行っていた分の1か月分は遅れてしまった。が、今月分と合わせて2か月分を払ったので割引があり、結局支払い遅れは帳消しになった。電気代は向かいのロンリーゲストハウスの社長が代わりに払っておいてくれたので助かった。電気代も水道代も役所まで足を運ばないと払えない。うちはまだ近いほうだが、かなり遠い村からも払いに来なければならないようだ。だから、他の人を見ていると数か月分をまとめて払っている。20数家分のを払ってたりするのは、村の人が1人に託しているのだろう。銀行引き落としなどは当分先のことのようだ。 洗濯や掃除、やっとつながったメールなどをして1日が終わる。
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2012/9/4 (火)
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営業開始958日
マチャプチャレ銀行にお金を定期預金しに行く。かなり利率が下がったらしい。その代わり、日本円などの外貨を良いレートで売り買いできるようになったようだ。これまでは、銀行では両替すると手数料がかなり高く、民間の両替所のほうが良かった。またいったんルピーにしたものを円に戻すことはできなかったが、できるようになった。でも、外国人などには制限があるらしい。 電気の役所にお金を払いに行く。 印刷会社「シバサンカール プレス」に行き、写真の印刷物(FLEXと呼ぶらしい)を受け取る。うちに持ってきて、さっそく3階の大きな窓に飾ってみる。縦2m、横3mのスペースに私が撮ったタライの子ども、ラリグラス、ダサイン祭の様子などの写真が並ぶ。なかなか良い! 映画を観ているような迫力だ。隣のうちに3階を増築されて、ヒマラヤの眺めが少しになってしまったが、この写真で十分ok! 眺めていて気持ちが良い。
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2012/9/3 (月)
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営業開始957日
午前中に坂さん、Kさんにさといもの葉っぱと茎のタルカリ(おかず)とごはんを出す。 12時に空港に向かって出発された。 日本へ発つ前に頼んでいた、3階の大きな窓に貼る写真の印刷物。印刷会社「シバサンカール プレス」に行き、印刷のGOを出す。残り1点の写真を持っていくつもりだったのをすっかり忘れていた。でも、早く完成品が欲しいので、その空いた1点はオペレーターが持っている湖のお寺の写真にしてしまった。後悔するかなあ。 電話の役所にお金を払いに行く。これでネットが通じる。 レイクサイドに戻って銀行にお金を預けに行く。
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2012/9/2 (日)
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営業開始956日 宿泊のお客さん
昼ごろ、ツーリズムボードの「日本・ネパール児童画交流展」の会場に行く。フェワ・ボーディングスクールのグループが来たという。 人気投票の結果では、日本側は5年生の女の子の海底を描いた作品、ネパール側はなんと天才少年が外れ、その友達の作品が選ばれた。今回の作品は「私の地球」が課題だった。天才少年は大きな1個の瞳の中に地球があり、涙がこぼれているという絵を描いた。温暖化などで地球が泣いているというのを暗に訴えている。その発想はさすがだったが、大きな瞳がじゃっかん怖い感じがして、ネパールの子どもの人気投票には入らなかったようだ。 施設の子どもの絵が2つも入選した。3年前はすごく未熟な絵しか描けなかったことを思うと大変な進歩だ。
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2012/9/1 (土)
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営業開始955日
朝7時過ぎ日本語教室に行く。5年生は奈良の法隆寺、薬師寺の再建についての話。歴史的背景がわからないと先に進めないので、歴史のまんが本を読んでもらうことにした。
そのままツーリズムボードの「日本・ネパール児童画交流展」の会場に行く。展示作業を手伝い、昼に開場。親が刑務所に入っている子どもの施設の子達や、毎回出品している天才少年シャム・ライ君などが来た。施設の子どもの絵が巧くなっているのに感心した。
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