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ブハリ日記(ブハリとは末の嫁)の意味

2014/5/14 (水)
営業開始1563日

朝4時半に起き、余っていた日本米でおにぎりを作った。バスの移動中に食べた。
今朝はヒマラヤがとてもきれいだった。久々だ。マチャプチャレやアンナプルナが「いってらっしゃい」と言って門出を祝ってくれてるみたいで、うれしかった。ポカラ・カトマンズ間はとても暑かった。カトマンズはちょっと涼しい気がする。新聞の予報によれば、インド国境のネパールガンジの気温は42度というが、本当にそんなにあるのかな?
留守番役の甥っ子に頼むべきことを頼み、7時に知り合いのタクシー、ニルマルさんを呼び、出発。甥っ子がツーリストバスパークで出発まで見送ってくれた。
1人で仕事を動かしたこの2か月ちょっと。いろいろ新たな発見があって、楽しかった。忙しかったけど、ネパールの関係者は私に親切にしてくれた。お客さんとも楽しくできた。
バスはすごく順調に行き、14時半にはカトマンズ着。道の工事があったためか、なんとなく景観が変わっていて、タメルに入ってからしばらく迷ってしまい、それが疲れた。「オムタラ ゲストハウス」の社長やスタッフは、親しげに迎えてくれた。ほっとする。
日本語単語帳を出版してくれるデペンドラさんに会いに行き、原稿を見せて現状を説明した。定期的に顔を出しておかねば。英語のチェックは終わったが、クリシュナがチェックを進めないので、遅くなってる、と言った。でも、見せた原稿には納得してくれた。デペンドラさんは、「漢字やローマ字も入れましょう」と言う。「わかりました。日本滞在中にやります」と答えた。
日本へのお土産でカレンダーを買った。19時に停電が終わるのを待ってメールをチェックした。あとはパンを買ってきて食べ、早く寝た。ベッドがとても気持ちがよかった。
2014/5/13 (火)
営業開始1562日

洗濯をして、11時ころ銀行に行く。新しいキャッシュカードが出来上がっていた。それと必要なお金を下ろす。知り合いのマネーチェンジャーに行き、日本円に換えてもらった。
昼過ぎから天候が悪くなって、雨が降り始めた。日差しが強かったので、朝の洗濯物はすっかり乾いた。
雨がやんだあと、日本人のMさんのところに行き、クリシュナが日本に持ってきてほしいといったポケットダイアリーを買い、食べ切れなかった日本の食材を持っていった。日本大使館が設置した非常時用の無線のことも伝えた。日本語教室を長く不在にして申し訳ないと詫び、「ちょっと日本にいる時間、今回は長すぎたかなぁ」と言うと、「いいんじゃない、本当に雨季は仕事ないもん」と言ってくださった。
夕方、旅行代理店に行き、払うべきお金を払った。いつも忙しそうなバイだったが、今日はのんびりしていた。しばらく世間話や仕事の話をした。一番大切な話として、「宿は休業していくが、日本にいる間もメールでお客さんとやりとりし、宿泊、飛行機手配などの予約は受け付ける。その場合、バイともメールでやりとりできるか? 日本人は早めの返信を求めるから、それに応じないといけないんだけど、大丈夫かな? 日本から電話を使うと料金が高いから、全部メールでないといけないけど?」と尋ねると、「はい、やります」とのことだった。これがうまく行けば、日本にいながら仕事が動き、逆に日本人のお客さんには日本で入金してもらえ、現金を持ってきて両替するなどの手間が省け、お客さんの利便性も上がるかもしれない。ネパールではカードもトラベラーズチェックもATMも使えないことが多く、困ってるお客さんがけっこういる。ぜひ、やってみたい。
2014/5/12 (月)
営業開始1561日

お客さんは朝6時45分、チトワンに向けて出発された。ちょっとお腹の調子が悪いようだったが、大丈夫だったろうか?
私も明後日ポカラを出る。今日は電気、水道、電話の各役所へ行き、不在の間の料金をアドバンスで支払った。水道はまとめて払ったので、ちょっと料金がかさんでしまった。一番問題なのは電話会社のネットの契約。払わなければ止められてしまう。でも、帰ってきたらすぐに使いたい。4ヶ月分で4000ルピー、仕方ないから払っておこうか。電話会社で、ADSLの受付担当と料金の担当2か所で話を聞いた。受付担当は、もう1回申請しなおしたとして20日間くらいは考えて、みたいなことを言っていた。料金担当のサリーを着た女性は、「4000ルピーは大きい。もう1回申請しなおしても、570ルピーは再申請にかかるけど、そんなに時間はかからないから、今は払わなくていいんじゃないかなあ」という。どうしたもんか、迷った。やっぱり、払っておこう、と思って、さきほどの女性のところに行った。「ディディ(お姉さん)、やっぱり今4000ルピー払います」と言うと、「キナァ!?(なんでぇ!?)」と言う。すぐつながんないと、お客さんも困るし、みたいなことを言うと、「ちょっと待って、担当に聞いてきてあげるから」と言って、きっとさっきの受付担当に聞きに行ったのだろうと思う。そして、「大丈夫、今はそんなに申請者が多くないから、前みたいには接続まで時間がかからない。1日、2日でつながると思うよ」と言う。そして、結局払わずに帰ってきた。大丈夫かなあ?
ネパールの役所はすぐに袖の下を欲しがる、とよく言われるが、最近はそうでもなくて、むしろちょっと良心的みたいだなあ。建物がきれいになっていた。カウンターや電光掲示板もあって、お客さんが座る椅子も立派になっていた。
10、11月の予約が入り始めた。
2014/5/11 (日)
営業開始1560日 宿泊のお客さん

ロシア人のお客さんは朝7時前、ツーリストバスパークからバスでカトマンズに向かわれた。良い人であった。「I like here」と言ってくださった。
女性のお客さんは朝5時起きでサランコットに行かれた。晩御飯を一緒にしませんか? といってくださり、マイリバンチャガーラへダルバートを食べに行った。
旅行代理店のバイ(年下の男性の呼び方)がチトワンのツアークーポンを持ってきてくれた。夜の9時前。「10時までは毎日働いてるんですよ」という。偉い、と感心した。
2014/5/10 (土)
営業開始1559日 宿泊のお客さん

ロシア人のお客さんに朝ごはんをお出しする。今日も3食お出しした。
日本人のお客さんはコンピュータ関連のエンジニアということだったので、日本ではパソコンはいくらくらいで、どこが安いかをおうかがいした。日本もけっこう安くなってきているらしいので、ネパールで買うよりいいかもしれない。
今朝はお客さんがいらしたので、日本語教室は休ませていただき、M子さんにもう先生役を始めてもらった。大丈夫だったかな?
2014/5/9 (金)
営業開始1558日 宿泊のお客さん

ロシア人のお客さん、日本人の女性のお客さんに和食の朝食をお出しする。朝食後、お2人で日本寺に出かけられていた。
中国東方航空で帰国されたお客さんからメールをいただいた。カトマンズ→昆明→上海→日本の経路で、昆明で10数時間の待ち時間がある。昆明でどんな宿に泊まり、どう過ごせばいいか、などについての情報を教えてくださることになっていた。
メールによれば、まずカトマンズから大混乱だったみたいだ。飛行機が来なくて、翌朝までホテルに宿泊、その後の乗り継ぎのアレンジは中国の空港でご自分でなさったという! 昆明は英語が通じない。お客さんは中国語ができる方だからよかったけど、そうでないと、そりゃ、やりとりが大変だろう。
必要最低限の中国語をネットなどで調べた。それしかない。
今、私はロシア人のお客さんと英語、日本人のお客さんと日本語、ネパール人とネパール語で喋っている。日本語以外はいい加減だけど。今日ビールの空き瓶を回収に来たインド人はヒンディー語。そして、今中国語を調べている。
ネパールの人は、ネパール語、英語、自分の民族語、隣国のヒンディー語を普通に喋る。今の私の状況見ても、ああ、この国にいると自然にそうなるんだな、と思った。
2014/5/8 (木)
営業開始1557日 宿泊のお客さん

ロシアのお客さんに今日の朝食は「ミレットパンケーキ(ひえのパン)」をお出しした。「チョコレートみたいな味」と言って、喜んでくださった。
お客さんが、「このままここからツアーを予約して、日本に行くことはできるのだろうか? 宮城を訪ねることに興味があるんだけど」という。ツアーはないだろう。そして、日本大使館に問い合わせてみると、「居住している人以外、旅行者にはここでビザを出すことはしていない。1回本国へ戻ってください、ということになってるんですよ」とのことだった。お客さんは意外そうな顔をされていた。確かに、たとえば私がネパールからインドに入ろうと思ったら、ネパールのインド大使館でビザがとれた(今現在のことは把握していないが)。
午後日本にいるクリシュナに電話すると、最近仕事帰りの夜、警官から職務質問を受けたという。それはいいのだが、かばんの中、財布の中で見せろと言ったという。任意でいいはずだから、「そこまではやってほしくない。そこまでやっていいんですか?」とクリシュナは断ったらしいが、「いいんですよ。日本人だって、外国でこうされてるでしょう」と強引に中を見て、しかも誤って財布の中身を道端に全部ぶちまけられてしまったという。硬貨やカードまで暗闇に落とされ、拾ってはくれたらしいが、「何かなくなってないですか?」というと「大丈夫、全部拾ったから」といったという。
あぁ、久々に思い出した。日本のこういう差別的で排他的なとこ。なんか、他国との感覚からずれてないか?

昨日電話で予約をいただいた女性のお客さんが到着された。ロシア人のお客さんも交え、日本の漫画の話などをした。ご自宅が私の実家の近所だった。
2014/5/7 (水)
営業開始1556日 宿泊のお客さん

ロシアのお客さんは、まだヒマラヤをちゃんと見ていない、と仰っていた。それで今朝は早起きして、「見ることにトライしたい」とのことだったので、私も5時半ごろ起きる。今朝はけっこうよく見えていた。部屋にいるお客さんにお伝えする。お客さんは喜んでおられた。
今日もお客さんは、3食うちで食べてくださった。いろいろお話するなか、日本の地震、津波、原発の話題になり、私が宮城県で買ってきた震災の雑誌を見ていただくと、「ここを訪ねて、ボランティアをしたい」とのことだった。
2014/5/6 (火)
営業開始1555日 宿泊のお客さん

ロシア人のお客さんに和食の朝ごはんをお出しする。昼ごはんは、おにぎりとそば、晩ごはんは鶏肉と大根の煮物、ボイルドポテトをお出しした。日本の方がいない今、こうしてロシア人の方がうちの和食をこんなに食べてくださるとは、はっきり言って、生まれてこの方夢にも思わなかった。
ロシアの政治や経済、食のことなどをおうかがいした。ロシアにはほとんど産業がなくて、輸入品が多く、パソコンなどは中国製だそうだ。500ドルくらいというから、ネパールと同じくらいかな。そおいえば、ポカラには各国のレストランがあるけど、ロシアン料理は見たことないですね、と言うと、シンプルで何も特別なものがないから、とのことだった。そおいうものなんだ、と思った。
2014/5/5 (月)
営業開始1554日 宿泊のお客さん

お客さんが朝6時半過ぎカトマンズに向けて出発された。
今日は朝から雨。完全に雨季に入った感じ。
山は見えてないし、飛行機は飛んでなさそうだし、もうお客さん来なさそうだなあ、シーズン終了かなあ、と思っていたところ、ロシア人のお客さんが来てくださった。
30歳くらいの男性の方で、ゆっくり考えてお話しする方だ。日本に興味があるらしく、お昼ご飯に肉じゃがを、晩御飯にそばと味噌汁をオーダーいただいた。ロシアにも日本料理店がたくさんあるらしく、すし、さしみ、どんぶりなどもご存知だった。箸を使って召し上がる。料理は「テイスト イズ グッド」などと言って、きれいに食べてくださった。私などの作った和食をロシア人の方が食べてくださるなんて、この仕事をしてなかったら、まず有り得ないだろう。
ネパールに来て10日くらい過ぎたが、まだヒマラヤが見えていないと言う。ぜひ見ていただきたいものだ。
ずいぶん長いこと、いろいろお話させていただいた。ネパールの「まず一方的に自分の言いたいことを言う」スタイルに慣れてしまったのか、とても静かにお話され、相手の言葉を聴く方だな、と感じる。
2014/5/4 (日)
営業開始1553日 宿泊のお客さん

朝4時45分お客さんがサランコットに日の出を見に行かれた。朝はうっすらと山が見えていた。でも、雨季に入ったみたいだ。1日1回は雨が降るようになった。
そんな天気だからか、お客さんが少ない。今年のシーズンはもう終了したのか?
2014/5/3 (土)
営業開始1552日 宿泊のお客さん

日本語教室に行く。私が日本に行っている間、Mちゃんのお母さんに先生役を頼むことになったが、先週後半のクラスをやってもらった感じでは、子供さんが集中せずに授業にならなかった、という。それでかなり不安になってしまっていて、今日私が仕事のやりくりをしてやってきた。A君は今日はがんばった。お子さんであるMちゃんが、まったくやる気がなかった。これは確かに、難しいかなあ。
夕方、アンナプルナベースキャンプのトレッキングに行かれていたお客さんが戻られた。予定より1日早く、山もきれいに見えたとのことだった。よかった。
昨日怒って帰ったバジの奥さんは、今日は来なかった。私の応対にも問題があったのだろう、とすごく気になる。クリシュナがまた怒りそうだ。「どうしてうまくやらないの!?」と。こういう場合ネパールの人ならどうするのだろう? でも、振り返ってみて、私の方に否がある、とも思えないし。「休みたいから休む」「昨日はこの用事があることを忘れていたから、言わなかった」「どれだけ今日やる必要があるの? 言ってみて」と言われて、「はい、どうぞ休んでください。あなたの好きなときに、好きなやり方で仕事してください」って言う? ふつう。貸してるお金まであって。いくらネパールの社長だったって、言わないだろう、そこまで。クリシュナや、もっと大きな働き口の相手だったら、言わないのかもしれない。女だから、年下だから、外人だから、軽く見られたのはある。
2014/5/2 (金)
営業開始1551日

朝6時お客さんに朝ごはんをお出しする。7時にバスパークに向かわれた。「それじゃ、また来年もよろしくお願いします」と、言ってくださった。こういう一言に、私はがんばっている。
今日も天気ははっきりしない。
掃除を頼んでいるバジの奥さん。昨日は「今日は家の用事で忙しいから、明日でいいでしょう。明日全部やるから」と言って、1時間程で帰った。そして、今日いつもより早い時間に来て、「今日はプジャ(お祈り)の日だから来れない。仕事は明日やる」という。お客さんがチェックアウトした後の部屋の掃除が残っていた。「それはだめです。今日やってください」といったが、「でもできない。どうすればいいの!」という。そして「何部屋の掃除なの? 1部屋なら明日やる。今日はお客さん来るの? 言ってみて」という。足元を見られてるのを感じたので、もういいや、という気になって、「じゃあいいです。帰ってください」と強い口調で言ったら、怒ってゲートをバタンッと閉めて行ってしまった。隣のご主人が「どうしたの?」と奥さんに尋ねていた。奥さんは何か悪く言って帰ってのだろう。
ほんとに・・。「噛みタバコ代貸して」「子供の服を買いたいから貸して」と、これまで1650ルピー貸してる。1ヶ月5000ルピーの給料だが、1週間は私用で休んだ。その分は「日数を足して働いてください」と言ったが、彼女にしてみれば、1週間働いて1650ルピーをチャラにしたかったようだ。
良い人ではある。お客さんにも評判が良かった。でも、親切にすると、足元を見る。馴れ合いになると手を抜く。どの人雇ってもこのパターンだ。
喧嘩はしたくない。でも、親しくするのも禁物なのだろう。
2014/5/1 (木)
営業開始1550日 宿泊のお客さん

6時ころお客さんがチェックアウト。ツーリストバスでカトマンズに向かわれた。
朝7時にお客さんに朝食をお出しする。お客さんは午後1時45分のカトマンズ行きのフライトだったが、昼から急に悪天候になり、フライトは欠航。16時ころうちに戻ってこられた。まだ帰国には余裕があるからよかったものの、何時間も空港で待つのはお疲れだっただろう。他の乗客もたくさんいたらしい。もう雨季の始まりかな?
2014/4/30 (水)
営業開始1549日 宿泊のお客さん

 マルディ・ヒマールというガイドブックにはまだ紹介されていないトレッキングに行かれていたお客さんと、ガイドのブッディさんが昼ころ戻ってこられた。
 一昨日電話があって、ロウキャンプまで来たが、お客さんが朝から吐き気がするというので、これ以上先(ハイキャンプ)には行かず、下の村に戻る、とのことだった。ガイドさんはポカラに戻ったほうがいいのではないか、と考えたようだが、お客さんは下の村に泊まってそれから戻る意向だった。慣れないコースで、高山病にかかってしまったかと心配だった。
 そして、今日お客さんが戻られた。元気そうだったのでホッとした。その朝、薬を飲んでからは元に戻ったというのでよかった。
お客さんは、一昨年ゴレパニ、昨年パンチャッセへ行かれ、何の問題もなかった。今回は、ロウキャンプという、これまでより低い3000mのところで調子が悪くなった、という。ただ、道としては前者の2つよりもきつかったそうだ。
ガイドさんによれば、「これまで200,300回とトレッキングに行ってきている。吐き気がしたときは、それ以上上には行かないほうがいい」と判断した、とのことだった。賢明な判断をしてくれてよかった。
だが、マルディ・ヒマール、マチャプチャレは、とてもよく見えたそうだ。ガイドさんも「お客さんに喜んでもらえるところ」と言っていた。お客さんも、村で2泊してそれも楽しんでこられた。
午後、ゴレパニ・トレッキングに行ってこられたというお客さんが宿泊にいらっしゃった。
2014/4/29 (火)
営業開始1548日

今日はお客さんもなく、アイロンをかけるくらいしか仕事がなかった。今年のゴールデンウィークは暇なのだろうか?
2014/4/28 (月)
営業開始1547日

銀行にお金を入れてきた。家に現金を持っていたくない。また日本円のレートが上がってきた。
 日本語単語帳の作業を続けている。バジの奥さんが「何やってるの?」と聞くので、「日本語の本を作ってるんです」と答えた。「できたら1冊ください。私は字が読めないけど、息子と娘は読めるから」という。字が読めないと言っても、外国人の私と意思疎通ができて、仕事もきちんとこなす。こういう女性が、社会で仕事に携わるようになったら、この国は発展するのだろう。
2014/4/27 (日)
営業開始1546日

朝5時、お客さんがトレッキングに出発された。ダンプスまでタクシーで行かれた。
朝7時8泊もしてくださったお客さんがカトマンズに向けて出発。
 もうお1人のお客さんは、ルンビニ出発前にATMでお金を下ろしに行かれたが、下ろせなかった。これではルンビニには行かれない、との話になったが、別のATMに再び出かけられ、そこでは無事下ろせたとのことだった。朝ごはんを食べられ、バスパークに向かわれた。
 ここでは現金を持つしか、確かな方法がない。
 バジの奥さんは、今日でぴったり2ヶ月仕事が済んだ。本来は給料日なのだが、この間息子さんの学校の用事とか、結婚式などで1週間休みを取った。今日は3週間分の給料を払い、後2週間仕事を延長してもらうことにし、全部終わったあとに、残額と1週間分の給料を多少多めに払うということで話がまとまった。
2014/4/26(土)
営業開始1545日 宿泊のお客さん

今日はお客さんが多かったため、日本語教室はM子さんに先生役をお願いした。でも、ちょっとストレスだったようで、気がかりだ。
朝7時、お客さんに朝食をお出しする。8時にガイドのブッディさんとマルディ・ヒマールトレッキングに出発された。
7時半お客さんに朝食をお出しする。
8時お客さんに朝食をお出しする。
予約されていたお客さんが到着された。
お客さんがルンビニに行きたいとのことで、バスや飛行機の情報を集める。バスはチケットカウンターで買うことができ、朝8時半、ツーリストバスパーク発、直行でルンビニまで行く。7時間かかる。10ドル弱くらい。飛行機はバイラワからカトマンズまで150ドル。
旅行代理店のバイに電話で聞くと、昨日は夜まで、今朝も朝から忙しいらしく、不機嫌だった。最初、バスチケットは「ここで入手できる」と言ったので、じゃあ別件の飛行機のチケットを持ってくるついでに持ってきて、と頼もうと思った。が、2回目に電話すると、「バスチケットは、自分でチケットカウンターで買ってきてください」と言う。そのまま電話が切れた。
そんなこと言われても、私は今1人でここやってるから、そう簡単に外出できない。でも、お客さんには入手できる、と言ってしまった。できないなら、最初からそお言ってよ。私が仕事を頼んでいる立場として、わがままを言ったみたいに思われてるのか? なんかストレスだな、と思いつつ、甥っ子に留守番を頼んで、バスチケットは急いで買ってきた。
でもバイは、その後気になっていたのか、夕方になって、雨が降ってる中、飛行機のチケットをうちまで持ってきたときに、「ルンビニの件はどうなりましたか?」と尋ねてくれた。
言葉や習慣の違いと言われるけど、仕事に関して、通じるものがあるんだなあ、と感心してしまった。日本の職場でも、よくある話だと思うし。私は仕事が好きな人間だから、こういう「共に働いてる感」はいいもんだな、と思える。
2014/4/25 (金)
営業開始1544日 宿泊のお客さん

ダンプスに行っていたお客さんが午後戻られた。ガイドのスベリさんの家に呼ばれて、ご飯をごちそうになったそうだ。「ナイス ガイド」と言ってくださった。
ゴレパニ、ガンドルンのトレッキングに行っていたお客さんも戻られた。ガンドルンの村の様子が良かったとのことだった。山の眺めも良かったようだ。ポーターのラメシュも良くやってきたようでほっとした。
予約されていたお客さんが到着された。大韓航空でカトマンズに来られ、国内便に乗り継いで来られた。即、ガイドのブッディさんと打ち合わせをしていただいた。うちに来ていただくのが3回目で、ゴレパニ、パンチャッセ以外のトレッキングということで、マルディ・ヒマールというところに行かれることになった。博多のお菓子をお土産にいただいた。福岡でネパール語の教室に通われているそうだ。楽しみにしていただいてるトレッキングが、うまくいってくれるといい。
2014/4/24 (木)
営業開始1543日

朝6時半、お客さんに朝食をお出しする。7時ガイドのスベリさんとオーストラリンキャンプ、ダンプスのトレッキングに出発された。天気は良いが、気温が高いためか、ヒマラヤはかすんでいる。トレッキング中のみなさん、山を見てくれてるといいが。
お客さんが出発した後、急いで「バトバティニ」に行き、日本米とコンタクトレンズの洗浄液を買う。その後、レイクサイドに戻って銀行に行きお金をおろす。
正午、バジの奥さんが掃除に来て、一緒に客室の掃除をする。
2014/4/23 (水)
営業開始1542日 宿泊のお客さん

お客さんは引き続き宿泊されている。バングラデシュの話をいろいろうかがっている。暑くなった。新聞の天気予報だと最高気温がポカラは34度らしい。日本の34度とはぜんぜん違って湿気がないから楽。
寝不足で眠い。
2014/4/22 (火)
営業開始1541日 宿泊のお客さん

 朝6時お客さんに朝食をお出しする。ポーターのラメシュは、夕べ一回うちに来る予定だったが、カトマンズからの道が渋滞で戻れなかった。それで今朝の7時にお客さんとの打ち合わせに来ることになった。ところが今朝はなかなか電話がつながらない。それでけっこうやきもきしたが、ちゃんとコールバックをくれ、7時にお客さんと落ち合うことができた。この若いポーターのラメシュはすごくしっかりしている。話し方、態度が丁寧。賢い。疑問はすぐに問い返してくる。有望株だ。
 お客さんは、ラメシュとレンタル品を借りに行き、ラメシュはトレッキング許可証、TIMSの手配を済ませ、タクシーを呼んで10時45分にトレッキングに出発された。
 女性のお客さんは知り合いの方とスラムを見に行かれた。
 クリシュナのネパールに戻る飛行機のチケットの件で、旅行代理店「ヴィンテージ」に行く。クリシュナが帰るのは9月2日。そのチケットを「早く送ってもらって」、とクリシュナが私に催促する。それで私がヴィンテージに直接行ってみたところ、バイ1人しかいなくて、パラグライダーの予約に来ているインド人&ネパール人のカップル、停電が終わり次第プリントアウトしてほしい、と頼んでいるヨーロッパ人、旅行代理店に併設しているネット店の客の相手、とものすごく忙しそうだった。パラグライダーの予約など、簡単に済みそうだが、インド人&ネパール人の客は「どうやって乗るものなのか?」「もっと安くならないか?」「2人一緒に申し込んでるんだから安くしろ」とか、なかなか話が終わらない。
こんなに忙しそうに働いているネパールでの光景は、印刷会社「シバサンカール・プレス」、それから「マチャプチャレバンク」で見たくらいだ。日本で働いているクリシュナも忙しいだろうが、こっちもけっこう忙しい。
2014/4/23 (月)
営業開始1540日 宿泊のお客さん

朝6時にお客さんに朝食をお出しする。今朝はヒマラヤがとてもきれいだった。お客さんは山がきれいに見えているうちに、と日本寺に出かけていかれた。
女性のお客さんはうちや周辺で過ごされている。ダンプス、オーストラリアンキャンプのトレッキングガイドの斡旋をご依頼いただき、スベリさんに頼むことにした。お客さんと顔合わせをしてもらった。スベリさんはアンナプルナエリアの地図を持ってきて、「ここに1冊置いておいてください」とくれてしまった。買えば200ルピーくらいはするものを。裕福な人でもないのに気前がいいから、申し訳なくなってしまう。
ゴールデンウィークが近づき、いろいろな仕事が入ってきている。トレッキングは3人のガイドに依頼中。トレッキング許可証、TIMSの代行取得を頼まれた。隣りの家の人がトレッキングエージェントをやっていて、代行取得も承るというので頼んだが、CDから写真をプリントするということが、なかなか理解してもらえなかった。トレッキングの仕事はガイドとのやりとり、許可証取得にやきもきする。
2014/4/20 (日)
営業開始1539日 宿泊のお客さん 

女性のお客さんに朝ごはんをお出しする。晩御飯は果物などを買って、うちで食べられている。今日はイースターの日だそうで、教会に出かけられていた。
9時半過ぎに電話が入り、この間泊まっていただいたご夫妻からうちをご紹介いただいたという。パタンでご夫妻に会い、タクシーでうちに来られた。ご夫妻はうちで紹介したポーターも気に入ったらしく、トレッキングのご相談も受けた。本当にありがたいことだ。
今朝は山がすごくきれいだった。
2014/4/19 (土)
営業開始1538日 宿泊のお客さん 日本語教室

日本語教室に行く。が、今日はカトマンズ9時半発の飛行機でお客さんがいらっしゃる。その旨みなさんに話し、私が日本帰国中に先生役をお願いする方に、後半の授業をお願いした。
私は急いで家に戻る。お客さんは10時半ころ到着された。バングラデシュの病院で働いている方だった。
11月の予約が入り始めた。
日本のネットのニュースでも見たが、昨日エベレスト5800m辺りで大雪崩があり、15人のシェルパが亡くなった。今朝のカトマンズポストの一面もこの記事だった。痛ましい。
2014/4/18 (金)
営業開始1537日

今日はお客さんがいないので、街へでかける用事をいろいろと済ませた。まず電話代を払いにいく。今月は日本にいるクリシュナに電話をけっこうかけたので、どれだけかかるだろう? と心配だったが、1600ルピーと意外に安かった。
「バトバティニ」に行って、日本米を買う。1個しか残っていなかった。しばらくお客さんがいらっしゃって、外に出れないので、チャウチャウ(インスタントヌードル)、惣菜パンなどを買っておいた。
レイクサイドに戻って、米やトイレットペーパーの予備を買う。銀行に行く。ATMカードが期限切れで使えなくなった。新しいのを申請した。
夜、旅行代理店に行き、お客さんの飛行機代を払う。自分の日本行きの飛行機代600ドルも払った。
ここは、インターネット店でもあるので、コンピュータに詳しい。パソコンを購入するなら、ネパールと日本どっちがいいか、というのを聞いてみた。ネパールで安いノートパソコンを買うなら45000ルピーくらいだそうだ。ノートでなければモニター、本体、キーボードのセットで35000ルピーという。もちろん物は日本の方がいいだろうが、この国でネットやメールだけやるなら安いのでもいいのかもしれない。
2014/4/17 (木)
営業開始1536日 宿泊のお客さん

今朝も山の見栄えはいまいちだった。7時にご夫妻に朝食をお出しする。
ブータンJICAのお客さんは夕べ新しくできた日本食レストラン「青空」に行ってこられた。食べきれずに残った八宝菜とのりまきを、朝ごはんとして食べておられた。八宝菜をちょっと味見させていただいた。ほかのお客さんも言っていたとおり、確かに美味しかった。お客さんは、お昼はやはり日本食レストラン「富士山」」に行って、カツどんを食べてこられた。これもすごく満足されたようで、「日本で食べるより美味しいかも」とおっしゃっていた。
お2組とも、13時台の飛行機でカトマンズに戻られた。
2014/4/16 (水)
営業開始1535日 宿泊のお客さん

お客さんが朝5時にサランコットに日の出を見に行かれた。山の見栄えはいまいちだったようだ。
常連のお客さんは朝7時にツーリストバスパークに向かわれた。「来年もよろしくお願いします」と言っていただいた。そう言っていただくと、こちらも励みになる。
2泊3日でトレッキングに行っていたご夫妻が、昼ごろ戻られた。オーストラリアンキャンプ、ダンプス、パトナ、デウラリまで。行く前は奥さんが緊張されていたが、戻られてすっきりした顔をされていた。ポーターはアンキットの紹介のラメシュ。とてもうまくやってきたようだ。お客さんは大満足で、ご自宅の連絡先などを教えていた。「ベリーグッド!」と言っていただいた。よかった。良いポーターが1人見つかった。すぐにご飯を召し上がられた。奥さんは行く前は緊張で、ご飯を少ししか食べなかったが、今日は普通に食べておられた。
天気はいまいちで気温が高いせいか、山がクリアーに見えない。
仕事が本当に忙しい。働いてるなって、充実感ありすぎ。
2014/4/15 (火)
営業開始1534日 宿泊のお客さん

お客さんが朝9時過ぎにチェックアウト。空港に向かわれたが、タクシーがつかまらず、メイン通りまで私と常連のお客さんとでタクシーを探しつつ、お見送りした。
常連のお客さんからは、飛行機の経由地・昆明の話をうかがう。前回、日本から来たとき、昆明の空港で客引きにつかまり、そのまま泊まったのが「芙蓉酒店」。なんとお客さんも、その同じホテルに泊まったとのことだった。シングルで泊まった場合、いくらになるのか? もっと良いところはあるのか? など、楽しく話をさせていただいた。
10時半ころ、予約されていたブータンJICAのお客さんが到着された。飛行機が時間通り飛んだようだ。日本寺などへ観光に行かれた。
2014/4/14 (月)
営業開始1533日 宿泊のお客さん

今日はお客さんご夫妻がカトマンズから飛行機で来て、そのままうちでポーターと落ち合い、トレッキングに行くことになっている。飛行機は10時50分にポカラに到着予定。このメールが来たのがつい2日くらい前で、それからポーターを探し、許可証を作った。今日は新年で許可証を発行する役所が休み。急いで昨日作った。
ポーターはいつも頼んでいるアンキットにしようとしたが、昨日になって、彼のお母さんが急病で、彼がお母さんのところに行かないといけなくなった。アンキットは慌てて、うちにやってきて事情を説明し、代わりの人を紹介するという。代わりに来たのが、ラメシュだった。すぐうちの近所に住む人だった。
アンキットは、時間に遅れさせてはいけない、と思ったのか、10時半にうちに来るように言ったようだ。そして、ラメシュはさらに早く10時にうちに来た。ラメシュは少し韓国語も話すという、しっかりした若者だった。「まだ時間が早いからいったん帰っていいよ」、と言ったが、ずっと待っていた。結局飛行機が遅れ、3時間くらいの間、待つことになったが、忍耐強く待ってくれていた。お客さんが到着すると、私が何も言わないのに、さっとタクシーまで荷物を受け取りに行った。今ガイドの正式ライセンスを取るためにトレーニングを受けてるところで、あと1週間で資格が取れそうだ、という。なかなか期待が持てる。
お客さんは、奥さんが緊張していた。うちに着いて、まずごはんと味噌汁の昼食を摂られたが、奥さんは少し残していた。オーストラリアンキャンプとダンプス、ポタナなどへ行かれる。
トレッキングに行かれていたお客さんが戻られた。やはり体調はあまり良くなかったようだ。それでも、だいぶ落ち着いてこられ、晩御飯はもうお1人のお客さん、私と3人でDB MOMOへ行った。
ネパール新年のフェスティバルをやっていた。お客さんが気を遣って、「私が留守番するから、山岸さん見てきていいよ。電話が着たら予約も取っておこうか」と言ってくださった。もうお1人のお客さんと移動遊園地などを見てきた。お客さんに留守番を頼む自分もどうか?とは思うが、でもそう言ってくださる気持ちが嬉しかった。
2014/4/13 (日)
営業開始1532日 宿泊のお客さん

朝6時半ころ、お客さんがフォクシンに出かけていった。天気はいまいちだったようだ。ダムサイドのビロウタチョークからフォクシン行きのバスがあったそうだ。
私やクリシュナの日本への航空券を頼んでいた旅行代理店から電話があって、やっとチケットが決まった。私のは、中国東方航空5月15日カトマンズ発、9月9日成田発で600ドル。半年有効チケットになる。もっと安くなる、とバイは言って待っていたが、さすがに無理だったようだ。3ヶ月有効ならもっと安かった。ちょっと長かったかなあ。クリシュナのネパールに戻る便は、キャセイパシフィック・ドラゴンエア、9月2日となった。
明日はネパール新年。夜はお祭りで花火も上がっていた。
お客さんが、掃除を頼んでいるバジの奥さんが「良い人だ。見てなくても、細かいところまで掃除してる」と感心されていた。風邪気味で調子悪い、という奥さんに、フルーツジュースをくださった。
2014/4/12 (土)
営業開始1531日 宿泊のお客さん

朝6時、体調が優れないといっていたお客さんだが、予定通り6時にタクシーでナヤプルに出発された。
お1人は、6時半ころツーリストバスパークへ。旅の仲間が山好きなので、また来たいと言ってくださった。
もうお1人のお客さんは、ダンプスのルンビニリゾートに泊まっている日本人の知り合いを訪ねて行かれた。私は日本語教室だったので、途中まで一緒に歩かさせていただいた。
トレッキングの予約がいろいろ入ってきた。ガイドやポーターと打ち合わせをした。
2014/4/11 (金)
営業開始1530日 宿泊のお客さん

ご夫妻に朝食をお出しする。ブータンでのJICAの仕事では怒りっぱなしなんだという。聞くと、ブータンもネパールも同じだなあ、と思う。
トレッキング好きのお客さんが、ご夫妻にナムチェの話、今日いらしたお客さんにゴレパニの話をされていた。
今日いらっしゃったお客さんは、トレッキングに行きたいとのこと、少しポカラでのんびりしたいともおっしゃっていたが、とりあえず山に行ってしまってからのんびりしては、ということで明日出られることになった。
夜は、お3人で食事に行かれた。
明日トレッキングに行く予定のお客さんは、夜1時ころ、食べ物を戻した、とタクシーを手配してしまったが体調がどうだろうか? と、おっしゃってこられた。
私は、今日も1日中忙しくて、夜10時ころに晩御飯とともにビールを飲んだら、テーブルでそのまま寝てしまった。気が着いたら深夜1時だった。
2014/4/10 (木)
営業開始1529日 宿泊のお客さん

朝6時チトワンに出発されるご夫妻に、朝食をお出しする。ガイドの件で大変迷惑をかけたが、朝ごはんは「味噌汁がおいしい」といって喜んでくださった。
そしてタクシーを呼んで出発。という、まさにそのとき、あのガイドが何を思ったか、ふらっとやってきた。お客さんたちはいったん部屋にひっこんでしまい、私は「今は帰ってください」と怒って返した。はい、と言って帰ったが、なんともいやな気分になってしまった。お客さんも私も、もうその話にはあえて触れまい、として出発しようとした矢先だ。向かいの「ロンリーゲストハウス」の社長が、すぐに様子を見にきてくれた。本当に嫌で、残念なことだ。
空いたバスタブつきの部屋を掃除する。別のご夫妻がこちらに移る。ご夫妻は自転車で観光に行かれた。昨年お客さんが置いていってくださった自転車が活躍している。ブータンの超興味深い話を聞く。
お1人は風邪をひいて調子が悪そうだ。
明日来る予定だった常連のお客さんが、予定より早くアンナプルナサーキットから戻られた。なんの疲れも見えていない。相変わらず、お元気で、こっちが楽しくなる。
2014/4/9 (水)
営業開始1528日 宿泊のお客さん

昨日問題を起こしたガイドは、結局今日も来なかった。
昨年、一昨年のゴールデンウィークに来てくださったお客さんから、今年もまた来たい、という旨のメールをいただいた。ゴレパニやパンチャッセは行ってしまっており、ほかにお薦めのコースを問われ、ガイドのディレップさんに相談した。4日か5日で行けるマルディ・ヒマールを見るコースがある、と教えてくれた。それをお客さんにお伝えした。
ダンプスに行かれていたご夫妻、もうお1人のお客さんが戻られた。ヒマラヤの見栄えも、宿も本当に良かった、と満足していただき、こちらもほっとした。
晩御飯は親子丼を作ってお出しした。
2014/4/8 (火)
営業開始1527日 宿泊のお客さん

男性お2人のお客さんは朝4時半ころサランコットに日の出を見に行かれた。今日は良い見栄えだった。
ご夫婦、もうお1人のお客さんはご一緒に朝ごはんを食べられたあと、ダンプスへ。

トレッキングに行っていたご夫婦が戻られた。ここで問題が発生した。ご夫婦は、だんなさんは足がよくないということでダンプスヘ、奥さんだけが日本語ガイドをつけてゴレパニへ行った。70代の奥さん1人では心配ということで、少しお金を足して希少な日本語ガイドにし、寝袋とダウンジャケットをガイドに持ってもらうことにした。この日本語ガイドのガイド代は、すでにお客さんはくださっている。ただ、いったん私が預かり彼に支払い、荷物を持つ分のいくらかだけを、あえて未払いにしておいた。
だからお客さんがこれ以上支払うお金は、ご自分の宿、食費のみで、ガイドに払うことはない。にも関わらず、ガイドがトレッキング初日にまずお客さんに「1日3500ルピーはかかるので、それを預けてください」といったという。それで、お客さんはその額を預けてしまった。でも、酒も飲まないお客さんがどう考えても1日3500ルピー使うことはない。いいとこ2000か2500ルピーだ。でも、帰りのタクシーではまだお金が足らないとかで、さらに1000ルピーを払ったという。
次に、このトレッキングのハイライトであるプーンヒルの日の出。これを見に、朝4時に出発とガイド自身が言ったにも関わらず、ガイドが起きてこなかった。お客さんは1人でほかの団体にくっついて行ったそうだ。7時半に宿に戻るとガイドがいて、侘びの一言もなかった。
さらに、私がトレッキングから帰ってきてから払うと言ってあった荷物を運ぶ分のお金を、このお客さんに、くれ、と言ったという。
ほかの日本語ガイドさんの名誉のために言っておくが、このガイドとは、今はパラグライダーをやっているプリムさんではないし、古くから知る日本語を喋る人でもない。ここ1年くらいの間で、うちに売り込みに来た人だ。今回はお客さんがどうしても日本語喋る人がいいというので、この人しかいなかった。
お客さんには意味不明の3500ルピー×4日分のうちの、必要と思われた金額以外はうちからお返しした。
ガイドはこの荷物運び分のお金を夕方5時か6時に取りに来るといってたが、来なかった。うちに何度も顔を出し、そのとき酔っ払ってたときもあったので、きっと今日も酔っ払ってるのだろう。
外出していた甥っ子に戻ってきてもらい、向かいのロンリーゲストハウスの社長に対応を相談し、日本のクリシュナにも電話した。
2014/4/8 (火)
営業開始1526日 宿泊のお客さん

お客さんは朝5時出発で、日本語を話す人の村に出かけられた。今日は「チャイトダサイン?」か何かのお祭りだった。この村では牛やヤギ、鶏を生贄にしていたそうだ。牛を奉るこの国で、牛を生贄にする話は初めて聞いた。
そのお連れの方は午後戻られた。残念ながらヒマラヤは見えなかったそうだ。
朝9時過ぎ、予約されていたご夫妻が到着された。飛行機が時間ぴったりに着いた。ブータンのJICAの方。ブータン、ネパールの「表沙汰にならない話」をいろいろ話した。ブータンの天然蜂蜜という貴重なお土産をいただいた。
今朝まで蒸し暑く雨が降りそうで降らない。ヒマラヤが見えていない。
だが、夕方4時過ぎ、通り雨みたいなのがサーッと降った。その後夕方から山が見え始めた。1人のお客さんは滞在3日目で初めてのヒマラヤ。今日いらしたご夫妻は運が良い。しばらくみなで屋上で山を眺めた。
その後、お客さんがダンプスから戻られた。山は見えなかったが、でもトレッキングは楽しかった、とのことだった。
お客さんが多かったので、お湯の調整に気を遣った。が、お客さんはみなそんなにお湯も水も使わない方々だった。バスタブのお客さんに「お風呂はどうでしたか?」と尋ねると「普通に入れた。そんな心配することない」みたいな言い方をしてくださり、うれしかった。
2014/4/6 (日)
営業開始1525日 宿泊のお客さん

お客さんに朝ごはんをお出しする。残念ながら今日は曇っていてヒマラヤが見えていない。その後、お1人はダンプスに出発された。もうお1人は自転車でポカラを周られていた。夜はまた食事に誘っていただき、ネパール民族舞踊のショーをやるレイクビューレストランに行った。久々にネパールダンスを見たが、やっぱり良いもんだなあと思った。最後に舞台で踊るのはとても楽しかった。
オーストラリアンキャンプ、ダンプスに昨日行かれたお客さんは、今日は山が見えなかったのでもう1泊して帰ります、と連絡をいただいた。
2014/4/5 (土)
営業開始1524日 宿泊のお客さん 日本語教室

睡眠時間3時間で朝4時半ころ起床。6時にお客さんに朝ごはんをお出しする。そしてご夫妻、もうお1人のお客さんは7時半にトレッキングに出発された。タクシーは日本語を話すダイにお願いした。
お客さんを見送ったあと、急いで空いた客室の布団を干し、日本語教室へ向かう。幸いほとんど遅れずに教室に間に合った。2時間目はA君とMちゃんで日本語のしりとりをやった。けっこう盛り上がって面白かった。「る」から始まる言葉はなかなかないもの。「るす」は出た。その後考えに考えて、A君が「ルピー!」。うまい! よく思いついた。はにかみ屋さんだったMちゃんが、よく笑ってる。
帰って、急いで客室の掃除をする。バジの奥さんは、現在息子の学校の用事でナラヤンガートに行っている。代わりに娘さんが掃除に来てくれると連絡をくれたのだが、私は日本語教室で11時まで家にいない。娘さんは11時には用事があるというので、お断りした。ほんとは来てほしかったけど。そして何とか1時間くらいで掃除が終わったころ、なんとバジの奥さんが来てくれた。今朝早くにナラヤンガートを出て、バスで乗り物酔いをしながら帰ってきて、娘に聞いたら、私が11時に来て欲しいと言ったので、休みもしないで来たのだという。ご飯も食べてないのでと、スナック菓子の袋を持っている。とりあえず今日は仕事が終わったので明日お願いします、と言った。
 その後、旅行会社「ヴィンテージ」のバイが、昨日いろいろあって予約しに行ったチトワンツアーと飛行機のチケットを持ってきてくれた。飛行機代は96ドルでそれはすでにお客さんが払ってくださったが、プラス空港税150ルピーというのが必要だった。バイはそれを言ってなかったといい、「でもお客さんが怒りそうなら、何も言わなくていいですよ。それはうちが持ちますから。あなたは何も心配しないでください」。
バジの奥さんといい、バイといい、なんて優しい良い人たちなんだろう! 私の仕事のためにこんなに協力してくれるなんて!

 午後バスで昨日電話で予約されたお客さんが到着された。甥っ子が電話で妙なやりとりをしてしまったので、気を悪くされてるかなあと、気がかりだった。が、お客さんは日本で私の書いた本を読んでくれており、それでうちに来てみたかったとのことだった。お2人はミュージシャンの方々だった。昨日はカトマンズのネワールのミュージシャンとセッションしてきたのだそうだ。夜ご飯に誘っていただき、新しくできた韓国料理とカフェコンチェルトで食事をした。とても楽しいひとときだった。
 今日はとても楽しく幸せな1日だった。初めてネパール来たころを思い出す。
2014/4/4(金)
営業開始1523日 宿泊のお客さん 日本語単語帳 

お客さんに朝食をお出しした。今朝はヒマラヤがとてもきれいだった。お客さんは屋上で山を堪能してらした。なんとフランスで電気屋さんをやっていたという方だった。すごい方はたくさんいる。
昨日ジョムソンからの飛行機がキャンセルになったご夫妻は、午後戻られた。もう車移動はうんざりとおっしゃっていた。でも、ムクティナートは最高の眺めだったそうで、大変喜んでおられた。ベニから乗り合いジープが出ていて、1人350ルピーで3時間で戻ってこられた。タクシーなら4500ルピーくらいかかるので、これは良い情報だ。お客さんはこの車に本をお忘れになったそうで、それをバスパークから問い合わせたら、夕方7時ころまでにバスパークまでの便で持ってきてくれるという話になったという。そして、本当にお客さんは本を持ってかえってこられた。親切な車でよかった。
お客さん同士で話が盛り上がり、一緒にダンプスに行かれることになった。

ご夫婦から明日以降の予定を相談され、チトワンツアー後は飛行機でカトマンズに戻りたい、とのご希望だった。バラトプルというナラヤンガートから出発する飛行機。まだうちは予約したことがなかった。ジョムソンからの欠航便にはキャンセル料金がかからないのを確認するのと、チトワンからの飛行機を予約するため旅行会社に直接行く。旅行会社のバイ(年下の男性の呼び方)もこの件は心配してくれていた。事情を話し、チトワンからの飛行機の件なども確認した。バラトプルから出る便は11時と15時がある。「お客さんに希望を聞いて返事をください。何時まででもいいですから」、と言われた。バイは夜11時までここで仕事をしているという。お互いよく働くよね。でも、私の中国東方航空はまだ待ち状態らしい。

旅行会社に行く途中で、留守を頼んだ甥っ子から携帯に電話が入った。明日泊まりたいという電話が入ったという。甥っ子には電話は出ないでいいと言ってあったから、ちょっと腑に落ちないところがあった。携帯ではいまいち話がわからないので、来た道を息急き切って戻る。聞くと明日泊まりたいと言われたが自分ではわからないので、私の携帯を教えたという。そおいうことか。そうしているうちに電話がきて、その方からだった。甥っ子の言葉が足らなかったのか、ちょっと困ってらした。携帯を教えられたからかけたのにずっと話中だったとのこと。甥っ子が私にかけていたからだ。コールバックすると言うか、携帯を教えたなら、それで済ませば良かったのだが。神様を信じてる素朴な村の人、責めることはできない。でも教えないと彼が恥をかくし。
2014/4/3 (木)
営業開始1522日 宿泊のお客さん 日本語単語帳 

昨日のジョムソンからの飛行機の件。お客さん無事乗れるかなあ、と気をもむ。朝6時40分発、というのが飛んでいるのはこの目で見た。でもお客さんは午後3時を過ぎてもうちに戻っていらっしゃらない。雨も降っている。絶対に今は飛行機飛んでないだろう。どうしたもんだか、と思い、タラ航空に電話した。やっぱり今日はこの6時40分の1本以外は欠航したという。お客さんたちはキャンセルしたとのことだった。
その後不意に別のお客さんがいらっしゃった。バスタブ付の部屋がご希望だが、ジョムソンのお客さんがバスタブの部屋は予約されているし・・・。それからまもなくジョムソンのお客さんから電話をいただき、やはり「今日は飛行機は飛ばなかった。なんとか今日戻ろうとしたが、タトパニまで来るのがやっとだった」という。明日戻られることになった。今日いらっしゃったお客さんにはバスタブの部屋にしていただいた。トレッキング仲のお客さんから電話をいただいて、本当に助かった。
2014/4/2 (水)
営業開始1521日 日本語単語帳 

夕方、お客さんのジョムソン→ポカラの飛行機チケットを買った代理店から電話。出発時刻が変更になったことに関するらしいが、それがお客さん自ら変更したのか、航空会社側の都合なのか、いまいちわからない。お客さん自身に連絡できれば一番良いのだが、泊まってる先はわからないし、電話もお持ちでないから、手段がない。
航空会社に問い合わせてみると、確かに時間が変更になっていた。ジョムソンの空港カウンターで変更したことになっているという。航空会社側が一方的に変更はしていない、というので、お客さんが把握しているのであれば問題ないと思うが。再度代理店に電話してその旨話すが、お客さんが変更した時点よりさらに変更になったということなのか、状況がはっきりつかめなかった。
私のネパール語が足りてないので、こういうトラブル、緊急には困ってしまう。何でもないといいが。
2014/4/1 (火)
営業開始1520日 日本語単語帳 

夏のように暑くなった。もう日中は半袖でいい。
銀行のATMでお金を下ろそうと思ったら、機会がメンテナンス中。結局窓口に並んで20分が過ぎる。
ネパール語7年生の教科書で日本語単語帳のチェックを続けている。
2014/3/31 (月)
営業開始1519日 日本語単語帳

今日は、朝ごはんを食べたあと、すぐにでかけた。
電気料金を払いにまず電気の役所へ。ここで知り合いのトレッキングガイドさんや、ロンリーの社長に会った。社長は「言ってくれれば、代わりに払いに来るのに」といってくれた。今日は朝一で来たので15分も待たずに済んだ。でもすでに10時前には54人が待っていた。私の番号札は55番だった。
バトバティニに行き豆腐を買った。
保育所「ジョティケンドラ」のシスターが、もうすぐ日本に帰国されることになった。あいさつにうかがった。17年間努められ、この4月から日本国内の違うところで働くことになったのだという。後任のシスターは、1人は30歳くらいの若い人、もうお1人はわりと年配のグルンの方だった。ダージリンやカリンポンから来た方々だそうだ。年配の方とはけっこう話をさせていただいた。インドの習慣かららしく、カーストを気にする。ネパールはそこまで直接言わない。私は、インドやネパールの人は、カーストに反対的な立場を取ってクリスチャンになっているのかと思っていたから、意外だった。
日本人のシスターが今回帰られることで、基本的には日本人関係者はいなくなるそうだ。今の日本、欧米もそうらしいが、修道院に入るという人はあまりいないそうだ。
シスターは70歳を過ぎておられるが、いつでも精力的な働きぶりで、生き生きとした表情をされていて、すごい方だなあ、と思う。
バジの奥さんが、ギウシミ(大きなさやえんどう?)、じゃがいも、とうがらしの苗をくれた。
2014/3/30 (日)
営業開始1518日 日本語単語帳

バジの奥さんには、掃除をよくやってもらっている。昨日トレッキング中のお客さんから電話があって、うちに「カメラを忘れてないか?」とのことだった。屋上から客室まで3回ずつくらい見たがない。うちではないだろう、と思ったが、念のため、掃除にきてもらっているバジの奥さんにも聞いてみた。バジの奥さんに聞くのは失礼かな、と思ってはいた。お客さんも、私も疑っているわけではない。ただ、聞いてるだけなのだが、やっぱり奥さんは血相を変えて「私は何も見てない」と言った。そりゃそうだろうが、一応どこかで見てないか、聞いただけですよ、と言った。
その後お客さんから「カメラが見つかった」と連絡が入った。それを奥さんに伝えると、ほっとした顔をして、「それはよかった、教えてくれてありがとう」といった。実は、昨日私にこのことを聞かれて、心臓がドキドキするほどの思いに駆られたのだそうだ。申し訳なかった。でも、一応仕事上聞かなければならなかった。ネパール人がみんな大雑把というわけではない。こちらも気をつけないと。
2014/3/29 (土)
営業開始1517日 日本語教室 日本語単語帳 

朝7時20分日本語教室に行く。2週間ぶりの教室だ。女の子は学校の試験があったので、その前から来てなかった。復習で「ちいちゃんのかげおくり」をやると、いつも落ち着きのないA君だが、やっぱり休まずに来てただけのことはあって、女の子よりだいぶ漢字が読めてた。女の子も、以前より大きな声で読めるようになった。
昨日、日本語ガイド、旅行会社のバイは案の定来なかった。
甥っ子が私の「日本語単語帳」の英語とネパール語の部分をチェックしてくれた。思ったより、間違ってるところが少なかったようでほっとした。まだ足らない部分、病気の名前とか、国名の表記とか、なんか良い参考になる本はないのか? 甥っ子に聞いてみたが、国名は英語のアルファベットをネパール語に直すだけでいい、病気の名前はだいたい英語そのままなのだそうだ。英語を知らない村の人には、簡単なネパール語に置き換えていう。そおだろうなあ。日本みたいに出版物やネットで、情報が溢れかえってるわけではないだろうから。レイクサイドの「マンダラブックショップ」をちょっと覗いてみたが、コレといった本は見つからなかった。
2014/3/28 (金)
営業開始1516日

朝6時半お客さんたち4人に朝食をお出しする。その後チェックアウトされた。
ご夫婦は10時にタクシーでジョムソン方面に向かわれた。
お客さんのフライト、チトワンツアー、クリシュナの帰国分のチケットの日にち変更、そして私の日本行きのフライトチケット、とクリシュの知り合いの旅行会社にたくさんの仕事をお願いしている。2週間くらい前に、私のチケットは「もっと安くなるから1週間待ちましょう」、とバイ(社長の弟)は言った。その後私も忙しかったので、連絡してなかった。チケットの予約自体は済んでいるというので、返事を待った。私のネパール語が足らないこともあるし、大きな現金の受け渡しは男手に頼んだほうがいいかと思い、甥っ子に諸々の件を聞いてきてもらうことにした。
そう思って甥っ子を派遣したが、結局何の意味もなかった。まずクリシュナの件は週末明けでないと航空会社に連絡がつかない、私のチケットが安くなる件は「忘れてた」、お客さんの件は私から詳細を聞きたい、といわれたという。仕方ないから、夕方日が落ちてお客さんが来ないのを見計らって、お店を訪ねた。バイはニコニコして、あまり心のないナマステをした。「私のチケットは作ってくれてたんじゃないの?」と聞くと、かわいい顔して「忘れちゃったんです」という。「それはダメでしょ」、「そおです、ダメですよね」。それからまた2週間前とまったく同じことを話し、あとはしばらく世間話をして戻ってきた。この旅行会社の仕事を手伝っているほかに、日中は大学でマスターを取ろうとしているので、忙しいのだそうだ。仕事ものんびりしてるが、こっちの支払いもいつでもいい、という。明日詳細を検討して返事をしにうちに来てくれる、ということになった。多分来ないだろう。
2014/3/27 (木)
営業開始1515日 宿泊のお客さん

4人の方に朝食をお出しした。
昨年暮れくらいからメールでやりとりをさせていただいていたご夫妻のお客さんが、ツーリストバスで到着された。ご主人はとても楽しい方だった。愛知県瀬戸市の方で、瀬戸物のおみやげをいただいてしまった。品の良い和服の女の子の人形。淡い色合いが和まされる。
到着されて早速、今度行くゴレパニトレッキングの打ち合わせをガイドのゴピさんとすることになった。お客さんは日本で若いころ山岳ガイドをされていたそうだ。ずいぶん病気もされたそうだが、それでもやっぱり山が好きで、昨年に続きジョムソンやダンプスに行かれる。とてもよくお話になり、病気があるというが、考え方がポジティブ。その迫力に感銘を受けてしまった。
今日は本当に目が回るほど忙しかった。お会計を間違え(ずいぶん安めに計算を間違えていた)、お客さんのほうから気を遣って指摘してくださった。恥ずかしかった。
深夜1時まで電気が来なかった。お客さんのE-ticketの印刷がなかなかうまく行かず、やきもきした。
2014/3/26 (水)
営業開始1514日 宿泊のお客さん

朝7時お客さんご一行に朝食をお出しする。お米がうまく炊けるかどうかが、いつも気がかりだが、なんとかできている。日本米(マナカマナマイ)が無くなりそうなので、バンジャ(甥っ子)に街に出たついでにバトバティニで買ってきてもらう。
お客さんたちは日本寺に行かれた。
早朝は山がすごくきれいに見えていた。午後くらいから雲がかかり、夕方は黒い雲に覆われる。でも今日は雨は降らなかった。
留守番用に甥っ子がいるが、仕事は1人でやっているので、表に出られないのが少々つらい。ちょっとした買い物があることもあるので。
2014/3/25 (火)
営業開始1513日 宿泊のお客さん

昨日電話で3部屋6人のお客さんの予約が入った。停電の合間に電気でお湯を沸かしたり、部屋の用意をする。今ネパールは1日12時間と、1年で最も停電が長い時期だ。それに加えて、今日は晴れ、曇り、時々雨。電気とソーラー両方を駆使しても、お客さんにお湯をうまく供給できるか、心配になる。幸い、停電のスケジュールが都合がよく、お湯はあつあつに沸いていた。
お客さんご一行は16時前にツーリストバスで到着された。部屋を決めていただき、1部屋はバスタブ、あと2部屋はシャワーのみとなった。あらかじめお客さんにお湯の使い方を説明させていただいた。ただ、そうするとお客さんは逆に気を遣いすぎて、湯水を使うのを遠慮されてしまうようだ。1つの大きなタンクで、全員をまかなえてしまった。
夕飯を頼まれた。ご飯、味噌汁、肉じゃが。クリシュナがいないため、ネパール料理は作れない。このくらいしかできないのが申し訳ない。でも、お客さんたちは、汁1滴残さず食べてくださった。日本の人は、若い人でも米1粒残さない。これは美しい文化と思う。
お客さんたちは1ヶ月ネパールに滞在し、ソルクンブにトレッキングに行ってこられたそうだ。お1人私の日本の実家のすぐちかくにお住まいの方がいた。
これまで仕事が忙しいときの、私の強い味方だった宅配ピザが、200ルピーから250ルピーに値上げとなった。思わず頼むのをやめてしまった。4年前まで150ルピーだったのに。この物価の上がりようはすごい。
2014/3/24 (月)
営業開始1512日

朝6時45分お客さんに朝食をお出しする。今朝は曇っていてヒマラヤは見えていない。お客さんが滞在中3日のうち、ダンプス行った日だけが天気がよかった。ラッキーでよかったと思う。「これからまた来るようにしたいんで」と言ってくださり、トレッキングのことなどを聞かれた。15ドルのバスでカトマンズに戻られた。
少しずつ晴れ間が広がり、洗濯物はなんとか夕方には乾いた。でも山は見えていない。夕方には小雨も降った。
バジの奥さんはまだ本調子ではないものの、仕事に来てくれた。
2014/3/23 (日)
営業開始1511日 宿泊のお客さん

昨日ダンプスに行かれたお客さんは、昼ごろ戻られた。やっぱり、昨日の行く道は、大変な雨・雹・雷だったそうだ。結局、ニルマルさんのタクシーでダンプスの集落入り口まで行き、その後30分くらいの尾根を歩いたそうだ。
でも、その後の天気は最高。うちからも今朝はすごく山がきれいに見えていた。マチャプチャレのてっぺんの方まで雪がついていた。お客さんが写真を見せてくださった。夕暮れ時の山から、夜中に見たという星、日の出まで本当に美しかった。
カトマンズでトレッキング会社を運営されていて、ご自身も日本で山岳ガイドをされているという日本人の方が、今度開く漫画カフェのチラシを持っていらした。公表はされないものの、日本人のトレッキングの事故が実はすごく多いという話をうかがった。
昨日、掃除を頼んでいるバジの奥さんが「体調が悪い」ということで休んだ。わざわざ言いに来てくれて、今日もまだ調子が悪いとのことだった。お客さんもそう多いわけではなし、今日も休みでいいと言った。頭が重たいような感じらしく、見るからに顔色が悪かった。無断で休まないところが、この方は仕事というものをわかっている、と思う。
ネパール語の国語の6年生の教科書を勉強している。その中の1つの童話で、ありが王様に「ディライ バクシヨス」という、「あたえてください」という意味の言葉が出てきた。普通の尊敬語は「バクシヌホス」かと思うので、「バクシヨス」ってどう違うのか、大学生の甥っ子に聞いたところ、やはり王族などに使う特別な尊敬表現だそうだ。日本語的には何て言うのだろう。興味が高まった。
2014/3/22 (土)
営業開始1510日

今日はお客さんが飛行機でカトマンズからいらして、そのままダンプスに行くことになっている。ダンプスの宿・ホリデイホームに予約し、フェディまでの迎えも頼まれている。これがうまく行くかなあ?というのが、かなりの気がかりであった。だって、まず飛行機が時間通りに着くか? 電波の悪いダンプスに電話がつながるか? 迎えの人とうまく会えるか? 飛行機が何時間も遅れた場合、迎えの人がずっと待つことになる。迎えの人はダンプスから1時間半くらいはかかってやって来るので、突然呼び出すわけにもいかない。昨日の朝からダンプスに何度も電話をかけ、フェディまで行くタクシーも知り合いのニルマルさんにわけを話して予約した。
幸い、ダンプスの宿とうまく連絡がつながり、飛行機も時間通りで、お客さんが到着された。お客さんは、空港から乗ってきたタクシーにそのままフェディに行くのも頼んだらしいが、知り合いのタクシーに迎えの人に引き合わせるまでを頼んである、と話し、そのタクシーは断ることになった。ところが、そのタクシーはいったんほかへ行ってしまい、30分後に来ることになっているという。連絡先もわからない。30分後に確かにそのタクシーはやってきて、私が説明するとがっかり、困っていた。ちょっと気の毒ではあった。
雨が降り出しそうだったので、お客さんは予定より15分早めにうちを出発した。
その後大雨となり、雹もバチバチと降った。大丈夫だったかなあ。今天気は荒れている。
2014/3/21 (金)
営業開始1509日

朝7時過ぎ、お客さんはチトワンに向かって出発された。
今日も午後3時過ぎに激しい夕立があった。季節の変わり目だ。
2014/3/20 (木)
営業開始1508日 宿泊のお客さん

「ポケットプランナー」の再々校正があがり、チェックしてまた戻す。カレンダー部分で確定しないところがある。ネパールは西暦の4月14日ころが新年なのだが、いまだに祝日になるかどうか決まっていない日がある。ほとんどは決まっているのだが、「ゴウラ パルバ」というタライのお祭りが休みになるかはまだ発表されていないのだという。でも、見切り発車なのか、街でカレンダーは売られている。
お客さんは朝8時空港に向かって出発された。「いろいろ話ができて楽しかった」と言ってくださった。
午後3時半ころ、若い男性のお客さんがいらした。皮膚が荒れているので、病院に行くか薬がほしいとのことだったので、近くの薬局に行っていただいた。
2014/3/19 (水)
営業開始1507日 宿泊のお客さん

 朝5時お客さんがサランコットの日の出に出掛かられた。深夜はすごい風だった。朝起きてみると、庭のテーブルのテーブルクロスは家の裏側にまで飛ばされていた。周辺を見回すと、隣の空き地には大きな日よけのパラソルなどが飛んできており、風の強さを物語っていた。
 その代わり、今朝は快晴。雪を被ったヒマラヤがくっきり浮かび上がり、美しかった。お客さんはサランコットの眺めは満足して戻られた。その後うちで朝食を召し上がられ、ウルトラライトプレーンに出掛けられた。こちらも満喫して戻られた。天気が良くて、本当によかった。
 お客さんは漫画家の方だった。今回は取材をかねて、ネパールを旅されているのだという。私も日本では雑誌の編集・ライターをしており、ネパールも最初は取材だった、と話した。お客さんは、カトマンズ、ポカラで、ビジネスライクな人ばかりに遭い、あまり良い思いをしていない、と困惑さていた。まあ、確かにそういうことはあるかもしれない。カトマンズの空港を出たところのタクシーにまず困ったので、市街地までのバスがあればいいのに、とおっしゃっていた。これもその通りだ。他にもいろいろ話をさせていただいた。
 
「Ministry of Culture,Tourism & Civil Aviation」という役所の女の人が来た。ホテルの営業状況などを調査中だそうで、すべてのホテルにアンケートしているという。クリシュナが不在なので、私にはわからない、と言えば良かったのだが、その女の人がこっちに興味があったのか、執拗に聞くので、30分くらい話をした。1年間の来客数などは数えて答えた。おおよその数字でいいらしいが、支出・収入の答え方は私にはわからない。クリシュナに日本からメールで答えさせる、と言った。「外国人のあなたからみて、観光業への要望や指摘はない?」と聞かれた。急にそう言われてもあまり思い出せなかったが、「トレッキングに1人で行って怪我する人がいる」「公衆トイレがほしい」と言った。「レイクサイドに外国人が行ける病院がなぜないの?」と尋ねたら、「ここは観光地で、病院から出るごみの問題があるから造れないのよ」と、すごくもっともな答えが返ってきた。
ずっとネパール語で、答えも考えながら喋らないといけないので、疲れた。
2014/3/18 (火)
営業開始1506日 宿泊のお客さん

ご夫妻は、朝8時にチャーターした車が迎えに来て、カトマンズに出発された。娘さんは競輪の選手だそうだ。どうりで、数週間にわたる遠方のトレッキングも楽しんでこられたわけだ。プロのスポーツ選手、またはそのレベルの強靭な肉体をお持ちの方々だったのだ。でも、ガイド、ポーターはしっかりつけていらっしゃった。
 朝、若い男性のお客さんがいらっしゃった。
 今日の天気は荒れていた。昼過ぎまでは気温30度あろうかと思うほど、暑く日差しが強かった。午後になって、山側が黒い雲で覆われ、風が吹き出した。雷も鳴り始めた。そして15時ころ、激しい雹混じりの雨風。1時間ちょっと位でやんだ。夕方にはヒマラヤも見えるくらいの青空となった。星も月もすごくきれいだった。これなら、明日の朝は相当良いお天気で、お客さんのサランコット日の出も大丈夫だなーと思っていた。ところが、深夜ものすごい突風が吹きまくり、その音で目が覚めた。車か何かの騒音だろうか?と思うほどの風の音だった。
なんなんだ、この天気の変わりようは。
クリシュナは私の実家に、置いてあった仕事の制服を取りに行った。そう電話があった。
2014/3/17 (月)
営業開始1505日 宿泊のお客さん

ご夫妻に和食の朝ごはんをお出しする。11時半にパラグライダー30分コースに飛びに行かれた。気温が上がってきたせいか、雲が出ていて、山は見えなかったが、楽しんでこられたようだ。
奥さんは、トレッキングエリアのガンドルンの宿で働いている女の子に会ったという。貧しい子なのだろう。その子が「自分の名前も年も知らない」というので、ショックを受けたという話をされていた。
2014/3/16 (日)
営業開始1504日 宿泊のお客さん ポケットプランナー

ご夫妻に朝食をお出しする。「味噌汁が美味しかった」と言っていただいた。心配だったお風呂のお湯も、お客さんのほうから「おかげさまで気持ちよかった」と言っていただいた。よかった。レストランで逢った他の日本人の方に、うちの名刺を渡してくれたそうだ。ありがたい。
ネパール人の方から電話で部屋についての問い合わせがあり、「値段をまけられないか」というので、「それはやっていません。すみません」とお断りした。ところがその後、やってこられ、日本人の方が「部屋空いてますか」という。準備に時間がかかりますが? といったが、それはかまわないというので、甥っ子に手伝ってもらって慌てて部屋を用意したが、「ここよりもっと安くて良いところが見つかった」と、帰られた。
2014/3/15 (土)
営業開始1503日 宿泊のお客さん ポケットプランナー

今日は日本語教室は休校だった。
「ポケットプランナー」の再校があがったきたと連絡をもらい、Mさんのところに即取りに行った。今日はお客さんが来る予定なので、家を空けられないのだ。
夕方6時近くになって、昨日電話をいただいたご夫妻が到着された。ガイドやポーター2人と一緒に、今日はゴレパニから戻られた。ご主人は山岳ガイドの方で、奥さんは新潟日報に連載を書かれているという方だ。1月からネパールにいらして、ジュムラやタライ、各地へ行かれたそうだ。ご主人はネパール6度目、奥さんはパキスタンの山にも登っておられるそうだ。うちのようなちっぽけなゲストハウスに、すごい方々が来ていただいてる。
バスタブ付きの部屋をご希望だったので、お湯を沸かすことに昨日から気をつけた。こういう点は、クリシュナがやっていたので、私独りでは不安ではある。でも、ほかの仕事に関しては意外に私のネパール語が通じて、普通にできてるので、けっこうやれるもんだな、と感じている。
今度トレッキングガイドを頼むことになっているゴピさんが、日程の確認に寄ってくれた。お客さんはバスや歩きでジョムソンに行かれるのを希望されているのだが、やはりこの間の新聞の情報通り、タトパニ周辺からジョムソンまでの道は補修工事で、ところどころ止まっている、とゴピさんもいっていた。お客さんにメールでお伝えした。
2014/3/14 (金)
営業開始1502日

飛行機チケットは、「もしかしたら1週間後にはもっと安くなるかもしれない」というので、仮予約しておいて、1週間待つことにした。旅行会社のバイ(年下の男性)には、よっぽどケチな人と思われてるのか、「そのほうがあなたには良いと思って」といわれた。確かにそうだけど。
今年も宮城県松島のお客さんから、3月11日の様子を知らせるメールをいただいた。今年も「あの日と同じ小雪が降っていました」とあり、ネットのニュース記事だけでは感じ取れない天気、気温、空気を呼び覚まされ、ハッとした。被災地との温度差ができてしまうのが危惧される。今年の帰国時にも、都合が合えば被災地をご案内いただけるとのこと。そう言っていただけるのが嬉しかった。
ポカラの隣の県のミャグディでパラグライダーのパイロットが墜落事故で亡くなった、という新聞記事を読んだ。チェコの方だそうだ。